-

SIAE MICROELETTRONICAがEバンド技術を限界まで押し上げる

ミラノ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- モバイルマイクロ波バックホール分野の一流技術専門企業であるSIAE MICROELETTRONICAは、Eバンドミリ波無線のリーチを拡大するための概念実証ソリューションを開発し、世界一流の移動体通信事業者とフィールドテストに成功し、5Gモバイルバックホールでの適用範囲を拡大したことを発表します。

全二重通信の容量が20Gbsの現行Eバンドシステムは到達距離が制限された上で最高の容量を実現しますが、適用範囲が都市環境に限られます。SIAE MICROELETTRONICAは、特に本プロジェクト向けに特別設計した次世代スマートアンテナを併用したEバンドパワーブースターを設計し、EIRPがETSI/FCCによって設定された最大許容値(85 dBm)まで可能としました。本ソリューションは同じ可用性と容量の条件においてホップ長の85%延長に対応し、ほぼ距離が倍増しています。

このスマートアンテナはリンクアラインメントを維持することでポールの揺れないし動きを補正するため、通信事業者は今日の他の技術であれば不適切な60cmと90cmのアンテナを配備することができます。

本ソリューションは移動体通信事業者から称賛されており、超大容量のEバンド接続を改善してセルサイトの60%以上へのリーチを実現しています。この分析は欧州の一流通信事業者のeNodeB配備に基づくものです。

SIAE MICROELETTRONICAのPLM責任者のPaolo Galbiatiは、次のように述べています。「この技術は、同種5G準拠ソリューションによって無線伝送領域が簡素化されることを理解している移動体通信事業者からの評判が高くなっています。」

本ソリューションは自社のサービスを提供するために無線インフラに頼るモバイル事業者やサービスプロバイダーの両方にとって大きな多用途性をもたらすものであり、それはリーチを拡大することに加え、ネットワークの可用性を改善することで達成されます。

社内のRF技術とスマートアンテナシステム設計を一体的に利用することでEバンドにおける比類なき性能に到達することができ、無線バックホールがTCOの観点から一層魅力的となっています。

SIAE MICROELETTRONICAについて
SIAE MICROELETTRONICAは無線通信技術のリーダー企業として、マイクロ波通信やミリ波通信の伝送・サービス・ネットワークデザインで利用する先進的な技術ソリューションを通信事業者に提供しており、主としてモバイルバックホールに力を入れています。SIAE MICROELETTRONICAは社内の高度RFラボとクリーンルーム施設を連携させながら自社独自のRF部品を設計・製造し、完成品の組み立てを行っています。詳細情報:http://www.siaemic.com

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Media:
Fabio Gavioli – Head of Marketing
Contact: marketing@siaemic.com

More News From SIAE MICROELETTRONICA

オーレドー・アルジェリアがSIAE MICROELETTRONICAと共に無線モバイル・バックホールを10Gbpsに

ミラノ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- モバイル・サービスのリーダー企業のオーレドーは、モバイル・バックホール向けマイクロ波およびミリ波無線主要サプライヤーのSIAE MICROELETTRONICAと共に、モバイル・バックホール容量を10Gbpsに引き上げて国内で新たな記録を打ち立てました。 オーレドー・アルジェリアはモバイル・バックホールの容量拡大に絶え間なく取りくんでおり、この地域で技術的に最も高度なトランスポート・インフラの1つを作り上げています。この最新の成果は、マルチギガビット・インフラに向けた継続的なeバンドおよびマルチバンドのバックホール・アップグレードの一環です。 10Gbpsリンクは、同国で認められている最大チャネル帯域の1GHzで動作する既存のリンクをアップグレードすることで実現しました。これは、単一アンテナの2+0構成により事実上リンク容量を倍増させるものです。 「新技術への投資は予想外の状況に耐えられる回復力の高いネットワークを構築する基礎となります。これが可能となったのは、SIAE MICROELETTRONICAの技術と同社...

セルコムがマレーシアの5GバックホールでSIAE MICROELETTRONICAのIP/MPLSマイクロ波無線を選択

ミラノ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- マレーシアの大手モバイル通信事業者のセルコムは、SIAE MICROELETTRONICAのL3マイクロ波無線AGS20をベースとして自社の無線バックホール・ネットワーク全体で統合IP/MPLSサービスを実装します。これは、現在のLTEと開始間近の5Gサービスのために性能を向上させることが目的です。 セルコムは、開始が迫っている5Gサービスに対応するための性能向上を目指してバックホール・ネットワークへの投資を行ってきました。セルコムとSIAE MICROELETTRONICAは、10年以上にわたって協業して最近も重要な成果を達成し、ネットワークの技術水準を引き上げてきました。2019年7月に、セルコムは国内で初めて10Gbpsのミリ波無線(ALFOplus80HDX)を5Gの実環境に試行導入し、4500の利用者に対応しています。本日セルコムは、AGS20のIP/MPLS統合エンジンをアクティベートしてレイヤー3サービスをサポートします。 さらに、このネットワークはSDN(ソフトウェア定義ネットワーク)へのスムーズな...
Back to Newsroom