エバージンクがZano®に投資

ベルギー・リエージュ--()--(ビジネスワイヤ) -- 特殊亜鉛材料を提供する世界一流企業のエバージンクは本日、Zano®(超微粒子酸化亜鉛)製造ラインの生産能力増強に向けた500万ユーロ以上の投資について発表しました。エバージンクの生産能力は2018年に30%増強されており、2019年にはさらに30%増強させます。またエバージンクは別のZano®製造ラインにも投資しており、この製造ラインは2020年第1四半期からの稼働を予定しています。この新しい製造ラインにより、エバージンクの現在のZano生産能力はさらに50%増加します。合計すると、エバージンクはこの48カ月間にZano®の生産能力を3倍に増強することになります。

UVフィルターの市場は大規模な変化が想定されており、無機素材UVフィルターとしての超微粒子酸化亜鉛への需要が高まっています(その理由は、UV-A保護に対する人々の意識の高まり、天然素材UVフィルターに対する世界的な関心の高まり、幾つかの島しょ地域におけるケミカルフィルターとしてのオキシベンゾンやオクチノキサートの禁止、超微粒子酸化チタン(TiO2)に関するECHAの公式見解)。エバージンクのビンセント・デュジャルダン最高経営責任者(CEO)は、「この傾向は世界で急激に加速しているため、酸化亜鉛の日焼け止めの市場が過去にないほど拡大しています。エバージンクはZano®の新たな生産能力への投資に専心することで、酸化亜鉛を使用した日焼け止めやスキンケア製品の市場の成長に対応しています。なぜなら、当社は幅広いUVA/UVB保護機能と高い透明度を兼ね備えたZano®の素晴らしい特性に自信があるからです。加えて、Zano®はケミカルフィルターに取って代わる天然素材ソリューションとなります」と語っています。

この設備投資に伴い、エバージンクは2019年1月1日以降に出荷するZano®材料価格の値上げも行います。「エネルギー価格高騰、亜鉛の価格上昇、二酸化炭素排出権、人件費に伴う大幅なコスト増にもかかわらず、Zano®の価格は長年にわたり変わりませんでした」とデュジャルダンは結んでいます。

エバージンクについて

エバージンクはオープンゲート・キャピタルのポートフォリオ企業であり、重要性のある製品の創出に傾倒しています。当社は亜鉛微粒子、酸化亜鉛、電池用亜鉛粒子、Zano®(超微粒子酸化亜鉛)を含め、特殊亜鉛材料を世界規模で提供しています。エバージンクの製品は、腐食塗料、高性能タイヤ、医薬品、セラミックス、ガラス、日焼け止め、アルカリ電池など、幅広い用途に使用されています。ベルギー、オランダ、ノルウェー、中国、マレーシアで製造設備を有するエバージンクは、18万トン以上の材料を処理しており、その40%を8カ所の生産拠点でリサイクル・精製することで、世界で拡大を続ける顧客基盤に貢献しています。詳細については、www.everzinc.comをご覧ください。

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Grégory Sacré
gregory.sacre@everzinc.com

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