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スバンテと統合パッケージング企業、米国のバイオ由来CDRプロジェクトを実現可能性調査段階へ前進

  • 米国の製紙工場の回収ボイラーから発生する年間50万トン超のバイオ由来CO2排出の除去を目指すバイオエナジー炭素回収・貯留(BECCS)プロジェクト
  • Svante Development Inc.によるプロジェクト推進に向けた共同出資
  • ボランタリー炭素市場(VCM)向け高品質二酸化炭素除去(CDR)クレジットの創出

ブリティッシュコロンビア州バンクーバー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Svante Technologies Inc.(以下「スバンテ」)は本日、米国南東部の製紙工場で進めている同社のバイオエナジー炭素回収・貯留(BECCS)プロジェクトが、実現可能性調査段階に進んだと発表しました。本プロジェクトは、持続可能なパッケージング事業を展開する総合企業との提携のもとで進められており、同パートナーが保有する複数の工場を対象に行われた広範なスクリーニングおよび予備的実現可能性調査を経て、今回の段階に至りました。

実現可能性調査段階では、今後予定されるエンジニアリング調査および最終投資決定(FID)に先立ち、事業性を評価するために必要な追加のエンジニアリング・設計作業、コストおよびスケジュールの見積もり、ならびにリスク評価を両社が進めます。スバンテの子会社であるSvante Development Inc.はこの段階において工場所有者と共同出資を行っています。

本プロジェクトは、工場操業から生じる年間50万トン超のバイオ由来CO₂を回収し、恒久的に貯留するよう設計され、当該施設で使用されるバイオマス繊維原料は、持続可能に管理された森林から調達されています。そこで創出される二酸化炭素除去(CDR)クレジットは、確立されたモニタリング・報告・検証(MRV)基準を満たすものであり、自社のスコープ1およびスコープ2排出量への対応を目指す組織への販売が予定されています。

Svante Development Inc.の社長であるスコット・ガードナー氏は、次のように述べています。「この取り組みを実現可能性調査段階へ進めることで、コスト、プロジェクト実行戦略、設備統合要件を評価するために必要な情報が得られます。またこれは、この地域におけるCO₂貯留インフラの進展とも歩調を合わせるものです。このようなインフラはあらゆる統合型BECCSプロジェクトにとって必要不可欠な要素です」

本プロジェクトでは、産業用燃焼後排ガスからCO₂を選択的に回収するよう設計された固体吸着剤被覆のナノ加工フィルターとロータリーコンタクター機器を備える、スバンテの先進的な固体吸着剤炭素回収・除去技術を活用しています。

本プロジェクトにおけるその他の設計要素および検討事項は以下のとおりです。

  • 廃熱・水回収:追加的なエネルギー需要や水使用量の増加を抑制。
  • 安全かつ恒久的なCO2地質貯留:クラスVI許認可制度が整備され、適切な地下地層も備える米国ガルフコースト地域での実施を想定。
  • 環境に配慮したCO2回収材料:二次的な化学物質排出を伴わず、リサイクル可能な設計を採用。

本プロジェクトは、パルプ・製紙分野において、大規模なバイオ由来炭素除去に向けた有力なアプローチとしてBECCSプロジェクトの開発を進める、スバンテの継続的な取り組みの一つです。

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スバンテについて
スバンテはカナダ・バンクーバーに本社を置く統合型カーボンマネジメント企業です。同社は産業排出物および大気中から、環境に配慮した方法でCO2を回収・除去するナノ加工フィルターおよびモジュール式ロータリーコンタクター機器を製造しています。同社は直接空気回収およびその他のガス分離向けフィルターを製造し、排出源から貯留先までを対象とする炭素回収・貯留プロジェクトを開発しています。同社は2025年Global Cleantech 100 Hall of FameおよびTIMEとStatistaによる「Top Greentech Companies of 2025」に選出されています。詳細はwww.svanteinc.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Media Contact:
Colleen Nitta
Director, Marketing & Communications
cnitta@svanteinc.com

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