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ZettaJoule、先進原子力技術プロジェクトに対するアラムコ・サービスの支援を獲得

ヒューストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 先進小型モジュール炉を手がける企業であるZettaJoule, Inc.は、米国最大の処理能力を有する製油所を運営するモティバ・エンタープライズ(Motiva Enterprises, LLC)の関連会社であるアラムコ・サービスから、同社のZJ高温ガス炉(HTGR)プロジェクトに対する正式な支援を受けたと発表しました。

ZettaJouleが提案するZJ研究炉は、従来の水冷式原子炉と比べて600°C高い、最大950°Cのプロセス熱を生産できるという独自の能力を備えるよう設計されています。最初のZJプロジェクトは、将来の商業展開に向けた参照(リファレンス)炉としての役割を果たします。

アラムコは、米国エネルギー省および商務省宛ての書簡の中で、ZettaJouleの原子炉プログラムに対する連邦政府の支援は、同社の先進小型モジュール炉(SMR)技術が価値あるものであり、商業化の加速に値することを、原子力エネルギー業界および投資コミュニティに示すシグナルになるとの見解を示しました。

「アラムコからの支持を得られたことを大変うれしく思うとともに、当社のZJ先進小型モジュール炉が幅広い産業分野で新たなソリューションを切り拓く大きな可能性を持つことを評価いただいた点に、心強さを感じています」と、ZettaJouleの共同創業者であり社長兼CEOである下藤充生は述べました。

「当社にとって非常にエキサイティングな局面であり、政府および民間パートナーの支援の下、ZJ原子炉プロジェクトを前進させる準備は万全です」と、ZettaJouleの共同創業者兼エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼最高商務責任者であるジェフ・ハーパーは述べました。

ZettaJouleのZJ原子炉は、1998年に運転を開始し、2001年に定格出力に到達した日本原子力研究開発機構のHTTRに由来する、実証済みで公開され、安全性試験を経た技術を近代化する形で開発されます。

アラムコは、ZettaJouleが原子炉技術の開発を継続する中で、同社との関わりを維持していく意向を表明しました。また、石油・ガス業界のリーダーであるアラムコは、自社のアップストリームおよびダウンストリームの事業運営に資する用途についての評価も進めています。

ZettaJouleについて

ZettaJoule, Inc.は、最大950°Cのプロセス熱を供給し、クリーンで安定した電力を提供する先進小型モジュール炉を開発しており、米国および海外の産業分野・商業分野に向けた革新的なソリューションの提供を目指しています。同社は、「世界のエネルギーの首都」として知られるテキサス州ヒューストンのほか、ワシントンD.C.地域、日本の東京および水戸に拠点を構えています。

詳細については、www.Zetta-Joule.com をご覧ください。

アラムコについて

アラムコは、世界有数の統合型エネルギー・化学企業として、重要な石油供給の提供から新たなエネルギー技術の開発に至るまで、あらゆる活動を通じてインパクトを与えることに尽力しています。アラムコのグローバルチームは、資源をより信頼性が高く、より持続可能で、より有用なものとすることに重点を置き、世界各地における成長と生産性の向上に貢献しています。

詳細については、https://www.aramco.com/ をご覧ください。

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Contacts

Sherry Williams
ZettaJoule Communications Director
Sherry.Williams@Zetta-Joule.com

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