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IQM、ポーランド初の超伝導量子コンピューターを導入へ

  • フルスタック型の超伝導量子コンピューター「IQM Spark」は、2025年第2四半期にポーランドのヴロツワフ工科大学(WUST)に設置予定。
  • WUSTはこのシステムを、コンピュータ・サイエンス分野を主とする研究の推進に活用する意向。
  • この導入はさらに、主要な関係機関との連携や地元人材への投資を通じてポーランドの量子エコシステムの拡大を目指すIQMの継続的な取り組みに基づくものとなっている。
  • ワルシャワにオフィスを構えるIQMは、中東欧市場における量子ソリューションの一流プロバイダーを目指す。

ポーランド、ヴロツワフ&フィンランド、エスポー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 超伝導量子コンピューター分野の世界的リーダーであるIQMクアンタム・コンピューターズが開発したポーランド初の量子コンピューターは、本年第2四半期にヴロツワフ工科大学(WUST)で稼働を開始する予定です。

このフルスタック量子コンピューターの導入は、ポーランドの技術発展における重要な節目となります。「IQM Spark」と呼ばれる5量子ビットの量子コンピューターにより、同大学はコンピューター・サイエンス分野を中心とした研究を先導することが可能になります。

このシステムは、研究者、博士候補者、コンピューター・サイエンスの学生にも提供される予定です。このシステムで最初にプログラムを実行する利用者の一部は、大学内で活動している量子ビット・コンピューティング・クラブのメンバーになると見込まれています。

「これは、低温超伝導量子ビット技術を用いた、わが国および東ヨーロッパ初の量子コンピューターです。このシステムにより、ポーランドの学生は実際の量子コンピューターに直接アクセスし、量子コンピューティングの実践的なプログラミングを行うことができるようになります。私たちの目標は、研究を進めるとともに、IT分野の専門人材を育成することです」と、ヴロツワフ工科大学情報通信技術学部のヴォイチェフ・ボジェイコ教授は述べています。

昨年ポーランドに新たなオフィスを開設し、事業を拡大したIQMクアンタム・コンピューターズは、持続可能な量子コンピューティング・エコシステムの構築において同国を支援する取り組みを展開しています。これには、主要な関係者との連携や地元人材への投資を行いながら、量子ソリューションの市場導入を促進する取り組みも含まれています。

IQMクアンタム・コンピューターズの共同最高経営責任者(CEO)であるミッコ・ヴァリマキは、ポーランドにおける本システムの重要性を強調しています。「私たちは、ポーランドにとって初となる量子コンピューターを提供できることを誇りに思います。これにより、同国は中東欧地域における量子開発の先進拠点としての地位を強化し、研究の水準を高めることが可能となり、現代の科学や産業に変革をもたらすことが見込まれます。」

IQMクアンタム・コンピューターズの最高商務責任者(CCO)兼中東欧(CEE)市場担当カントリー・ディレクターであるシルビア・バルテル・デ・ヴァイデンタールは、次のように付け加えました。「ポーランドは、物理学、数学、エンジニアリング、そしてコンピューター・サイエンスにおいて深い基盤を持っており、地元の人材を育成し、新たな世代の科学者や技術者を輩出するための理想的な環境が整っています。」

大学は、ヴロツワフ・ネットワーク・スーパーコンピューティング・センターの30周年を記念して、同センターでこのシステムの導入式を開催する予定です。

ヴロツワフ工科大学について

ヴロツワフ工科大学(Wrocław Tech)は、廃校となったリヴィウ工科大学およびリヴィウのヤン・カジミェシュ大学の教員たちの尽力によって1945年に設立されました。彼らは、破壊されたドイツの技術学校「Technische Hochschule」の建物を改修・活用しました。

現在、ヴロツワフ工科大学には14の学部と3つの分校があり、20288人の学生と博士課程で学位取得を目指す758人の学生が在籍しており、2296人以上の教員の指導のもとで学位取得を目指しています。また、60か国以上から集まった1312人の留学生も在籍しています。

毎年、本学が開発した独自の技術的ソリューション、特許、発明、産業で使用される技術の多くが特許保護を受けています。過去10年間だけでも2,822件の特許を取得しており、この点で本学は国内のトップクラスに位置しています。本学は、581の教育用実験室、407の研究用実験室、8つの認定実験室を有しています。

IQMクアンタム・コンピューターズについて

IQMは、超伝導量子コンピューター分野の世界的大手企業です。同社は、オンプレミス型のフルスタック量子コンピューターの提供に加え、同社のコンピューターにアクセスできるクラウド・プラットフォームも提供しています。IQMの顧客には、ハイパフォーマンス・コンピューティング・センターをはじめ、研究機関、大学、企業などが含まれており、これらの顧客は同社のソフトウェアおよびハードウェアに完全にアクセスすることができます。IQMは280人以上の従業員を擁し、コロラド、エスポー、イタリア、ミュンヘン、マドリード、パリ、シンガポール、東京、ワルシャワにオフィスを構えています。

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