-

ブラックハット・アジア2025、シンガポール開催のサイバーセキュリティイベントを成功裏に終了

本イベントでは「AIサミット」と「ブラックハット・フィナンシャル・サービス・サミット」 が開催され、人工知能(AI)時代のサイバー脅威とハードウェアのサプライチェーンにおける信頼性の確保に関する基調講演が行われた

シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- サイバーセキュリティー業界で最も定評があり、セキュリティーについて深く掘り下げたイベントのシリーズであるブラックハットは、ブラックハット・アジア2025が成功裏に終了したことを発表しました。4月1日から4月4日までシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズ・エキスポ&コンベンションセンターで開催された本イベントには、3,100人を超える素晴らしい参加者が直接会場に足を運びました。

83カ国のセキュリティの専門家が参加登録し、43のブリーフィング、4日間にわたる高度な技術に関するハンズオン・トレーニング、1日のサミット、10のスポンサー・セッション、および悪用や倫理的ハッキング、マルウェア攻撃、デジタルフォレンジックとインシデント対応(DFIR)などをカバーする53のツールデモを通じて、サイバーセキュリティの最新研究、開発、トレンドを直接体験しました。

「毎年最初に開催されるブラックハット・カンファレンスとして、ブラックハット・アジアはコミュニティ、パートナー、スポンサーが集まり、直近四半期を振り返り、今後1年間の計画を立てる素晴らしい機会を提供しています」と、ブラックハットのバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのスティーブ・ワイリーは述べています。「当社のチーム一同、この時期にシンガポールまでお越しくださる皆様に感謝いたします。また、次回のイベントである2025年8月に開催されるブラックハットUSAで、コミュニティの皆様と再びお会いできることを楽しみにしております。」

2025年のイベントのハイライトは以下のとおりです。

  • 基調講演:今年のイベントでは2つの基調講演が行われました。オープニングの基調講演は、シンガポール・サイバーセキュリティ庁の副長官であるエドワード・チェン氏が行い、2つ目の基調講演は、Bunnie Studiosの創設者であるバニー・ファン氏が行いました。
  • ビジネスホール:今年のビジネスホールでは、45社を超える業界をリードするサイバーセキュリティ・ソリューション・プロバイダーが、最新の製品やテクノロジーを紹介しました。ビジネスホールには、出展者ブース、スタートアップシティ、ブラックハットアーセナル、スポンサーセッション、ブリックス&ピックス、コミュニティプログラム、ネットワーキングラウンジなど、来場者、ベンダー、コミュニティが交流できるエリアが設けられました。
  • サミット:4月2日(水)に、ブラックハット・アジアで初となる「AIサミット」や「ブラックハット・フィナンシャル・サービス・サミット」をはじめとするサミットのコンテンツが終日実施されました。
  • ブラックハット・スタートアップ・スポットライト・コンペティション:2025年の新たな企画として、ブラックハット・スタートアップ・スポットライト・コンペティションがブラックハット・アジアで初開催されました。ブラックハット・スタートアップ・スポットライト・コンペティションは、サイバーセキュリティ関連のスタートアップ企業がブラックハットのライブオーディエンスの前で自社の製品やソリューションをプレゼンテーションするピッチコンテストです。Evren、FireTail、ProjectDiscovery、VulnCheckがファイナリストに選ばれ、4月3日、ProjectDiscoveryが見事優勝を果たしました。
  • キャリアクエスト:ブラックハットのコミュニティプログラム内の「プロフェッショナル開発パイロットプログラム」の一環として、ブラックハット・アジアで今回新たに発表された「キャリアクエスト」は、学習、コラボレーション、キャリアアップを楽しみながら競い合う、ゲーム形式の体験です。参加者は、スキルギャップ分析、レジュメのブラッシュアップ、模擬面接など、キャリア開発の主要分野における実践形式のCTF(Capture the Flag)スタイルに挑みました。
  • 奨学金:次世代のセキュリティ専門家をブラックハットコミュニティに紹介するために、ブラックハット・アジアは63の無料のブリーフィングパスを授与しました。

2025年8月2日から8月7日にかけてラスベガスのマンダレイ・ベイ・コンベンション・センターで開催されるブラックハットUSA2025への登録は、www.blackhat.com/us-25/registration.htmlから行ってください。

ブラックハット・アジア2025の主要スポンサーおよびパートナー企業は、以下の通りです。

  • プラチナ・スポンサー:Appdome、マネージエンジン、SK Shieldus
  • ゴールド・スポンサー:Bitdefender、バグクラウド、Concentric AI、Fortra、HackerOne、Picus Security、トレンドマイクロ
  • サステイニング・パートナー:Cisco、CrowdStrike、マネージエンジン、Qualys、センチネルワン、Trend Micro、Varonis、Wiz
  • グローバル・パートナー:Concentric AI、Corellium、HackerOne

ブラックハットについて

ブラックハットは、サイバーセキュリティー業界で最も定評があり、セキュリティーについて深く掘り下げたイベントのシリーズです。1997年の初開催以来、ブラックハットは毎年数日間にわたり開催され、参加者のみなさんにサイバーセキュリティーに関する最新の研究、開発、トレンドを紹介しています。ブラックハットのイベントは、コミュニティのニーズを基に企画した、ブリーフィングのプレゼンテーション、トレーニング・コース、サミットなどを通じて、コミュニティが直接コンテンツを発表します。ブラックハットは、あらゆるレベルの専門家と学術関係者が集まり、協力し、ネットワークを築くと同時に、自身にとって最も重要なサイバーセキュリティーのテーマについて話し合うイベントのシリーズで、米国、カナダ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジアのみなさんにご参加いただいています。詳細については、www.blackhat.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

PRESS
Stephanie DeAngelo
Senior PR & Communications Manager, Black Hat
619.510.1564
BlackHatPR@informa.com

Black Hat



Contacts

PRESS
Stephanie DeAngelo
Senior PR & Communications Manager, Black Hat
619.510.1564
BlackHatPR@informa.com

More News From Black Hat

ブラックハット、Black Hat Asia 2025の基調講演者としてエドワード・チェン氏とバニー・ホアン氏を発表

シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- サイバーセキュリティー業界で最も定評があり、セキュリティーについて深く掘り下げたイベントを提供するブラックハットは、Black Hat Asia 2025の基調講演者として、シンガポール・サイバーセキュリティ庁(CSA)副長官のエドワード・チェン氏、およびBunnie Studiosの創設者であるバニー・ホアン氏を発表しました。基調講演は、2025年4月3日(木)および4月4日(金)に、シンガポールのマリーナベイ・サンズ・エキスポ&コンベンション・センターにて、各日のブリーフィングの幕開けとして行われます。 Black Hat Asia 2025基調講演者: エドワード・チェン氏は、シンガポール・サイバーセキュリティ庁(CSA)の副長官を務めています。直近では、シンガポール国軍の新設デジタル・インテリジェンス・サービスにおいて、准将の階級で国防サイバー責任者を務めました。チェン氏の講演は、4月3日(木)午前9時より行われます。 バニー・ホアン氏は、Bunnie Studiosの創設者であり、オープンソース・ハ...

ブラックハット、「ブラックハット・アジア2025」のコンテンツ・ラインアップを発表

シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- サイバーセキュリティー業界で最も定評があり、セキュリティーについて深く掘り下げたイベントのシリーズであるブラックハットは、ブラックハット・アジア2025のコンテンツ・ラインナップを発表しました。このライブでの対面イベントは、4月1日から4日までシンガポールのマリーナベイ・サンズにあるエキスポ&コンベンション・センターで開催されます。このイベントでは、ブラックハット・アジア審査委員会が厳選した43のブリーフィング、4日間のトレーニング、1日のサミット、10のスポンサー・セッション、そして53のアーセナル・ツールデモが実施されます。 4月3日と4日には、イベント参加者はブリーフィングのプレゼンテーションを通じて、サイバーセキュリティーのリスクや開発、トレンドに関する最新情報を得ることができます。 ブリーフィング の主な内容は以下の通りです。 状態操作:プロトコル状態マシンの再構成によるBluetooth脆弱性発見における新たな攻撃ベクトルの解明 – この講演では、Bluetoothの脆弱性を明らかにするため、さま...

シンガポールで開催されたイベント「ブラックハット・アジア2024」で、最新のサイバーセキュリティーの研究結果を公開

SINGAPORE--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- サイバーセキュリティー業界で最も確立され、セキュリティーを深く掘り下げるイベントの主催者であるブラックハットは、ブラックハット・アジア2024の対面イベントが成功のうちに閉幕したと発表しました。シンガポールのマリーナベイ・サンズにあるサンズエキスポ&コンベンションセンターで4月16日~4月19日にわたり開催された同イベントは、3,000人を超える対面での実来場者数を記録しました。 81の国のセキュリティー専門家がイベントに参加登録し、40を超えるブリーフィングを通じて、情報セキュリティー(InfoSec)における脆弱性研究、開発、トレンドの最先端をじかに体験しました。プログラムには、4日間の技術的に内容の深い実践的なトレーニング、25を超えるスポンサー・セッション、60件の対面でのツールデモも含まれ、悪用や倫理的ハッキング、人工知能(AI)、機械学習(ML)、アプリケーション・セキュリティー(AppSec)、サイバー・フィジカル・システム(CPS)、インターネット・オブ・シングス(IoT)など、...
Back to Newsroom