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ネクソル・ホールディング、ヨーロッパとアジアを結ぶトランス・カスピアン・ファイバー・オプティック・ケーブル回線を発表、デジタル・シルクロード・プロジェクトの次段階へ

アムステルダム--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 2,500万人以上の顧客を抱え、11か国で事業を展開するグローバル企業グループのネクソル・ホールディングは、カザフスタンの国営通信事業者であるカザフテレコムと協力し、デジタル・シルクロード・プロジェクトの重要な要素であるトランス・カスピアン・ファイバー・オプティック・ケーブル回線の入札プロセスを完了し、第1段階の建設を開始したことを発表しました。このプロジェクトは世界初の試みであり、アゼルバイジャンとカスピ海を経由してヨーロッパとアジアを結ぶ基幹光ファイバー・ケーブルを敷設し、デジタル通信のメガ回廊を構築するものです。尚、このプロジェクトの実施は、アゼルバイジャンのバックボーン・インターネット・プロバイダーであり、ネクソル・ホールディングのポートフォリオ企業であるAzerTelecomが主導します。

デジタル・シルクロードは、総額2億5000万米ドルを超える世界初の取り組みであり、接続性を向上させ、強固なデジタル・インフラを構築するとともに、何百万人もの人々の経済成長に貢献します。この取り組みの中でも戦略的に重要なトランス・カスピアン・ケーブル・プロジェクトでは、カスピ海の海底に沿って全長380kmのファイバー・オプティック・ケーブル回線を建設し、スムガイト(アゼルバイジャン)とアクタウ(カザフスタン)を結びます。これにより、大容量のデータ伝送が可能となり、最大400テラビット/秒の通信速度をサポートします。

AzerTelecomの所有者であり、デジタル・シルクロード構想の主要投資家でもある、ネクソル・ホールディングの最高経営責任者(CEO)ユシフ・ジャバロフは、次のように述べています。「トランス・カスピアン・ファイバー・オプティック・ケーブル回線は、デジタル・シルクロード・プロジェクトの重要な要素であり、アゼルバイジャン、ジョージア、トルコ、カザフスタン、トルクメニスタンの領域をまたぐデジタル通信のメガ回廊を構築することを目的としています。この重要な技術革新により、高帯域幅と最小限の遅延を備えた最適かつ最短のデータ伝送ルートが提供され、地域の接続性が強化されるとともに、これらの国々の経済成長にも貢献します。このプロジェクトの実施を主導し、地域全体において歴史的な節目を築いたチームを心から誇りに思います。」

建設プロセスは複数の段階に分けて実施され、沿岸地域と海底の調査、高品質で耐久性のあるケーブルの設計・製造および輸送・設置が含まれます。AzerTelecomとカザフテレコムは、2026年末までの建設完了を予定しています。

ネクソル・ホールディングについて

国際企業グループのネクソル・ホールディングは、アメリカ、イギリス、アゼルバイジャン、ウクライナ、オランダ、ジョージア、トルコを含む11カ国で事業を展開しており、12,000人以上の従業員を擁しています。同グループはアムステルダム、バクー、キーウの3つの本社を拠点とし、通信、エネルギー、テクノロジー、建設資材の分野で事業を運営しています。ネクソル・ホールディングはまた、世界で2,500万人以上の顧客にサービスを提供しています。詳しくは、https://www.neqsolholding.com/をご覧ください。

AzerTelecomについて

AzerTelecomは、アゼルバイジャンを代表する通信事業者であり、キャリア・グレードの通信サービスやデジタル・サービスを含む各種ソリューションを提供しています。同社は、Azerconnect Groupの一員であり、エネルギー、通信、ハイテク、建設業界でグローバルに事業を展開する国際企業グループのネクソル・ホールディングの傘下にあります。

カザフテレコムについて

カザフテレコムはカザフスタン最大の通信企業であり、国営通信事業者としてその地位を確立しています。同社は、固定電話、ブロードバンド・インターネット・アクセス、デジタル・テレビ、モバイル通信など、さまざまな通信サービスを提供しています。

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Contacts

Radha Ahlstrom-Vij
Tilton
Radha@tiltonconsultancy.com

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