-

ForeverGone、産業用水・都市用水用途でのPFAS除去・完全破壊を実証

グラディアント、米国EPAおよび欧州の規制限度値未満までのPFAS除去を実証する、独自の自社検査機能を発表

ボストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 先進的な水・廃水処理ソリューションを提供する世界的企業のグラディアントは、フォーエバー・ケミカル(永久に残る化学物質)であるPFAS汚染に対抗する、極めて重要となる画期的機能を発表しました。汚染された産業用水、都市用水、埋立地浸出水を扱う「ForeverGoneTM」は、複数の第三者認定研究機関を通じて、PFASを規制限度値未満にまで減らし、結果として生じるPFAS濃縮物を完全に破壊できることが定量的に証明されています。

この画期的な開発の成果により、今年初めに発表されたForeverGoneが、廃棄物の処理、埋め立て、焼却を必要とせず、その場でPFASを除去・破壊できる唯一のオールインワン・ソリューションであり、粒状活性炭(GAC)やイオン交換などの従来技術と一線を画すものであると証明されました。

コンテナ化されたForeverGoneソリューションは、現場で即座に展開でき、PFASを米国EPAの新規最大汚染レベルである4.0ppt未満、および欧州やオーストラリアの規制の厳しい設定を下回るレベルまで効果的に減らすことが可能となります。

グラディアントの販売担当グローバル責任者であるサンカール・ナタラジャンは、「あらゆる種類の汚染水からPFASを除去・破壊するというForeverGoneの提案は他と一線を画しており、意思決定を行う主要関係者から高く評価されています。当社における初期商談から全面的な事業展開に至るまでの販売スピードは、半導体、食品・飲料、鉱業、および主要な自治体公共施設を含む複数の産業分野において、これまでにないほど加速しており、あらゆる事業者が、規制要件を満たしつつ地域社会を保護しようと取り組んでいることが伺えます」と述べています。

グラディアントの技術責任者であるスティーブン・ラムは、「ForeverGoneの開発を支援するため、当社ではグラディアント・ラブスの能力に多額の投資を行い、PFASをわずか1pptまで検出できるようにしました。これにより、汚染水に対する当社の技術の有効性を、独自の方法で顧客パートナーに迅速に証明できるようになりました」と話します。

当社は世界各地の顧客パートナーの事業所においてForeverGoneソリューションの展開を積極的に推進し、オールインワン型のPFAS除去・破壊という非常に有意義なメリットを今後永久的に提供していきます。

グラディアントでは、ForeverGoneによるさまざまな種類の汚染水に対応する処理機能を実証するため、無料のテスト・プログラムを実施しています。ForeverGoneの導入にご興味のある方は、http://www.gradiant.com/contactから当社までご連絡ください。

グラディアントについて
グラディアントは、他とは異なる水処理会社です。水に関する優れた技術者に支えられた、高度な水処理と廃水処理のための差別化された独自のエンド・ツー・エンド・ソリューションの完全な製品群により、当社は、半導体、製薬、食品・飲料、リチウム・重要鉱物、再生可能エネルギーなど、世界の基幹産業における顧客のミッションクリティカルな業務に貢献しています。グラディアントの革新的なソリューションは、水の使用量と排水量を削減し、貴重な資源を再生し、排水を淡水に再生します。マサチューセッツ工科大学(MIT)で設立されたグラディアントは、ボストンに本社を置き、世界中に1000人以上の従業員を擁しています。詳細情報については、gradiant.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Corporate
Felix Wang
Gradiant , Global Head of Brand and PR
fwang@gradiant.com

Gradiant



Contacts

Corporate
Felix Wang
Gradiant , Global Head of Brand and PR
fwang@gradiant.com

More News From Gradiant

グラディアントの「ForeverGone」、画期的なコストと性能でPFAS分解の新基準を確立

マサチューセッツ州ボストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 先進的な水処理および排水処理ソリューションの世界的リーダーであるグラディアントは、PFAS(ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)分解プラットフォームForeverGoneの刷新を発表しました。これにより、産業排水に含まれる「永遠の化学物質」を除去するうえで、費用対効果と持続可能性の両面で最高水準のソリューションの1つとしての地位を確立しています。 発生源でPFASを分解 ForeverGoneは、現場でPFAS化合物を分解する初の完全統合型プラットフォームです。システムは、微細泡(マイクロフォーム)分離と高度な電解酸化を組み合わせ、従来技術では見落とされがちな短鎖PFASを含めて99〜99.9%の除去を実現します。粒状活性炭(GAC)およびイオン交換樹脂(IXまたはIER)などの「捕捉して処分する」方式とは異なり、ForeverGoneはPFASを完全に分解し、高額な処分費用を不要にするとともに、環境上の取り扱いに伴うリスクを回避します。 新たなコスト基準 1立方メートルあ...

グラディアント、世界初となる油田生産水からの完全統合型リチウム生産施設を開設

ボストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 先進的な水資源および資源回収分野の世界的リーダーであるグラディアントは、そのリチウム事業であるalkaLiが、ペンシルベニア州のマーセラス頁岩層の商業用リチウム生産施設を設計、建設、所有、運営することを発表しました。この施設は、油田生産水からリチウムを抽出、濃縮、転換(EC²)する、世界初の完全統合型エンド・ツー・エンド・プロセスを実現した施設です。 この発表は、昨年発表されたalkaLiのEC²プラットフォームの導入を基盤としています。このプラットフォームは、顧客の施設において最低95%のリチウム回収率を保証し、生産者は、より迅速に、低コストで、かつ持続可能な方法で電池品質の炭酸リチウムを供給することが可能です。 グラディアントのalkaLiは、設備、土地、水資源および鉱物の権利、そして許認可を含むペンシルベニア施設を所有・運営しています。この垂直統合型モデルは、重要鉱物プロジェクトにおいて頻繁に発生する許認可や所有権に関する遅延を回避しながら、米国内における長期的なリチウム供給を確保します。 現在試験段階にあ...

グラディアント、AIを動かすデータセンター向けの持続可能な水処理ソリューションを牽引

ボストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 先進的な水処理および廃水処理ソリューションを提供する世界的リーダーであるグラディアントは、大手テクノロジー企業から2件の新規契約を受注しました。この契約は、米国とインド太平洋地域に新設するデータセンター向けに持続可能な水処理ソリューションを設計・導入することを目的としています。AIとクラウドインフラを支えるうえで重要な役割を担うこうした施設は、世界でも最も深刻な水ストレスに直面する地域での建設がますます増えています。 グラディアントのソリューションにより、これらの開発が厳格な持続可能性目標を達成しつつ、地域の水資源とコミュニティへの影響を最小限に抑えることが可能となります。本プロジェクトは、世界最大のAIインフラストラクチャの所有者、そして運営者にとって、水処理ソリューションにおける信頼できるパートナーとしてのグラディアントの役割が強まっていることを示しています。 世界がAIファーストの未来に舵を切るなか、クラウドコンピューティング、AI、グローバルなコネクティビティを支える見えないエンジンであるデータセンターは...
Back to Newsroom