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株式会社カラー、アーカイブのWasabi Hot Cloud Storageへの移行により運用コストと管理コストを80%削減

Wasabiのクラウドストレージを使用してアニメスタジオの資産をデータ損失から保護、スケーラビリティを無理なく向上

ボストンおよび東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Wasabi Hot Cloud Storageを提供するWasabi Technologies(本社:米国マサチューセッツ州ボストン、日本法人:Wasabi Technologies Japan合同会社、東京都港区、以下 Wasabi)は本日、日本を拠点とする映像企画製作会社であり、人気アニメの「エヴァンゲリオン」シリーズの製作会社でもある株式会社カラー(以下カラー)が、クラウドストレージプロバイダとしてWasabiを選定し、ストレージの運用と500 TBのアーカイブデータをオンプレミスからクラウドに移行したことを発表しました。Wasabiが提供する低コスト、高性能なクラウドストレージにより、カラーの運用管理コストの80%減が見込まれており、同社のシステム部門はより本質的なシステム企画や管理業務に集中することができます。

カラーのシステム部 主任 システムエンジニアである三澤一樹氏は次のように述べています。「Wasabiのクラウドストレージを導入することで、HDDの障害対応や、ハードウェア更改対応から解放されて、システム管理業務に専念できるのは非常に大きいです。ハードウェア障害が立て続けに起こると、かけがえのないデータを失うリスクが高まるため夜もよく眠れない状態でした。また、1台のHDDに収めているデータ容量が大きいため、交換は神経をすり減らす作業となり、1つのディスクのデータを交換し再構築するのに1~2週間かかっていました。Wasabiのクラウドストレージを利用することで、インフラコストは既存のシステムとそれほど変わらない状況で、管理運用コストは80%ぐらいは減るのではないかと思っています。HDD障害対応や、ハードウェア更改対応から解放されて、本来のシステム管理業務に専念できるのは非常に大きいです」

カラーは18年の歴史の中で、アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズなどの作品制作を通し、膨大な静止画ファイルや動画ファイルなどのアーカイブを蓄積してきました。500 TBのアーカイブファイルは同社の知的財産であり、新しい作品ごとにアーカイブにデータが追加されますが、最近まで、これらのデータファイルはオンプレミスで保存されていました。カラーでは、ハードウェア障害を回避する取り組みの一環として、データの安全性を確保しコストを管理するためにWasabiの利用を開始しました。

Wasabi Technologies Japan取締役社長の脇本亜紀は次のように述べています。「カラーの革新的なチームと協力して、データの安全性の確保およびオンプレミスソリューションの交換と再構築に伴う課題の解消をサポートできることをうれしく思います。Wasabiを導入することで、システム部門では作業効率が向上しただけでなく、データ損失の心配なく創造的なアイデアの創出を支援できるようになります」

Wasabi Hot Cloud Storageは、安全で使いやすく、低価格であるため、世界中のあらゆる業界の組織で選ばれるストレージソリューションです。他のクラウドストレージとは異なり、Wasabiではユーザーが自社のデータにアクセスする際の請求はなく、イグレス(下り転送)やAPIリクエストの料金は発生しません。Wasabiのクラウドストレージにデータをアーカイブ化することでカラーの資産が保護されるだけでなく、予測可能で費用対効果の高いクラウドストレージソリューションを通して、システム部門はハードウェアの運用管理でこれまで直面していた課題から解放されたのです。また、Wasabiの高性能なクラウドストレージを利用することで、カラーの複数の制作拠点のすべてからアーカイブにアクセスできるようになり、同社の拡張性が向上しました。

カラーによるWasabiのクラウドストレージへの移行に関する詳細については、こちらから導入事例の全文をご覧ください。

Wasabi Technologiesについて

Wasabiは米国ボストンを拠点としており、クラウドストレージを低価格、予測可能かつセキュアに提供することで、世界中のデータを保存することを使命としています。先見性のある企業は予測不能な料金やベンダーロックインに悩まされることなく、いつでも自由に自社のデータを利用し、業界で急成長を続けている独立系クラウドアプリケーションパートナーであるWasabiのエコシステムを活用して最高のソリューションを自由に構築できます。世界中のお客様とパートナーが、自社のデータを活用することで、潜在的な力を最大限に発揮しています。日本では東京と大阪でデータセンターを運用しています。詳細については、https://wasabi.com/ja/をご覧ください。

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報道関係お問い合わせ
Wasabi Technologies広報担当
井之上パブリックリレーションズ 米須、池田
wasabi@inoue-pr.com

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