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Wasabi Technologiesが「Covert Copy」機能を発表、完全に不可視で破壊不可能なデータコピー作成を実現 より高度なクラウド ストレージ セキュリティを担保

主なポイント

  • 特許申請中のデータ保護の革新により、ランサムウェアに対する最適な保護を提供
  • 企業ネットワーク内で誰も閲覧、検出、改変できないデータコピーをアカウント管理者が作成することを可能に
  • 多様な業界の幅広いコンプライアンス要件に対応

マサチューセッツ州ボストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Wasabi Hot Cloud Storageを提供するWasabi Technologies(本社:米国マサチューセッツ州ボストン、日本法人:Wasabi Technologies Japan合同会社、東京都港区、以下 Wasabi)は本日、ランサムウェアに対応した、特許申請中の最先端ストレージソリューションである「Covert Copy」を発表し、サイバーレジリエンス(耐性)に優れたクラウドストレージ機能を強化しました。これにより、ロックされ、しかも見えない不可視ストレージバケットのコピーの作成が可能になり、サイバー攻撃が発生した場合でも、重要なデータを損なうことなく保護できます。選択されたデータは論理的にエアギャップ(隔離)され、MUA (マルチユーザー認証)の承認なしでは存在が確認できず、アクセス、変更、削除もできないため、あらゆる不正攻撃から保護されます。Covert Copyは、データのコピーを隔離するだけでなく、権限を持つユーザーにしか見えないようにすることで、従来のエアギャップ戦略を強化・簡素化します。

AIブームにより企業データの重要性が高まる中、バックアップインフラやクラウドストレージが業務において重要な役割を果たしていることが認識され、サイバー犯罪者の標的となるケースが増加しています。サイバーレジリエンスを備えたデータ保護機能やリカバリ機能に対するニーズは、2025年3月発行のIDC「Worldwide Security Spending Guide(英語)」の予測にも現れており、2025年の世界のセキュリティ支出は、前年度比で12.2%増加すると予想されています。企業のデータ保護に対するこうした懸念に対応するため、Covert Copyはデータ不変性(イミュータビリティ)に加えて、データをサイバー犯罪者から存在がわからないようにすることで、悪意のある削除や暗号化に対する最後の防御線となります。下り転送料金がなく、MUA (マルチユーザー認証)を備えたCovert Copyは、バックアップおよびディザスタリカバリに対応した費用対効果の高い強固なセキュリティを提供します。

Wasabi Technologiesのクラウド戦略担当バイスプレジデントであるデビッド ボーランドは次のように述べています。「企業や組織では、データを確実に保護することに対するプレッシャーが、社内および規制当局の両方から高まっています。一方で、戦略的なデータ保護プログラムを実装することは、困難を伴うことが多く、時間もコストもかかります。Covert Copyを利用することで、不正行為者やランサムウェア攻撃からデータを完全に隠し、シームレスかつ手頃な価格でデータを保護することができます。サイバー攻撃者に見えないものは攻撃できないのです」。

他のクラウドプロバイダーではデータを保護するためにさまざまな複雑なツール、ポリシー、およびルールの管理が必要となることが多いですが、Covert Copyでは効率的かつ簡単に導入することができます。 ユーザーは、保護するデータをわずか数クリックで選択するだけで、保護プロセスを開始できます。このように、ストレージレベルでの高度なデータ保護の設定や運用がシームレスに行えるため、ユーザーは非常にシンプルな工程で保護が必要なものを選択し、壊滅的なデータ損失の可能性を防止することができます。またCovert Copyは、規制の厳しいヘルスケア、金融、政府関係などの業界、およびそれらに関連する標準であるHIPAA、GDPRとUK GDPR、SECなどのデータ保護要件への対応にも適しています。

Covert Copyにより、Wasabiのデータ暗号化、オブジェクトロック、データバケットのレプリケーション(複製)、MUA(マルチユーザー認証)などの堅牢なサイバーレジリエンス ポートフォリオがさらに強化されます。下り転送料金無料という価格メリットに加えてセキュリティレイヤのさらなる充実により、ユーザーは堅牢なサイバーレジリエンス プログラムを作成し、データバケットとバックアップバケットのセキュリティをこれまで以上に強化できます。

Covert Copyは、Wasabi Hot Cloud Storageの新たな機能として追加費用なしに提供されています。Covert CopyおよびWasabiのデータ保護製品の詳細については、https://wasabi.com/ja/products/cloud-object-storage/covert-copyご覧ください。

Wasabi Technologiesについて

Wasabiは米国ボストンを拠点としており、“Storing the World's Data”を使命として、クラウドストレージを低価格、予測可能かつセキュアに提供しています。先見性のある企業は予測不能な料金やベンダーロックインに悩まされることなく、いつでも自由に自社のデータを利用し、業界で急成長を続けている独立系クラウドアプリケーションパートナーであるWasabiのエコシステムを活用して最高のソリューションを自由に構築できます。世界中のお客様とパートナーが、自社のデータを活用することで、潜在的な力を最大限に発揮しています。日本では東京と大阪でデータセンターを運用しています。詳細については、https://wasabi.com/ja/をご覧ください。

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報道関係お問い合わせ
Wasabi Technologies広報担当
井之上パブリックリレーションズ 勝俣、池田
wasabi@inoue-pr.com

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