-

ディリジェント、外部リスクの包括的な把握を可能にするムーディーズの独自データを活用した 「Enterprise Risk Management dashboard」を発表

ムーディーズの膨大かつ独自のデータ資産とディリジェントの業界最高クラスのレポーティングを組み合わせたダッシュボードにより、リスク・エクスポージャーの包括的な視点を経営層および取締役会に提供する

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 業界をリードするGRC SaaS企業のディリジェントは、指数関数的に増大するリスクのインサイトに関する優れた情報を提供するムーディーズ(NYSE: MCO)の業界をリードする市場データを活用した、世界初となるEnterprise Risk Management (ERM) dashboardを発表しました。このダッシュボードにより、最高リスク管理責任者(CRO)、最高財務責任者(CFO)、法律顧問、その他のリスクに関する専門家が、重要なリスク要因をモニタリングし、調査結果を集計し、明確かつ包括的なレポートを取締役会に提示することが可能となります。そして、情報に基づいた意思決定と組織の長期的な成功を後押しします。

このERM dashboardは、最近発表されたディリジェントのBoard Reporting for ERMを補完するもので、内部リスク態勢に関する明確で一貫した視点を組織に提供します。また、リーダーは内部リスクと外部リスクの両方を包括的に把握できるようになり、意思決定を促進することにも繋がります。

「取締役会メンバーとして、ESGリスクやオペレーショナルリスクからサプライヤーや競合他社に関するリスク、市場の変動、財務の健全性に至るまで、リスクをしっかりと把握する能力が非常に求められています」と、スタンテックの取締役であり、ペガサス・グローバル・ホールディングスで会長を務めるパトリシア・ギャロウェイ氏は述べています。「実務者がリスクデータを簡単に収集・照合することができ、それをもとに組織の外部リスクの影響範囲として明確に示すことができ、さらに内部リスクデータにより補完できることが、この製品の素晴らしい点だと私は思います。」

「複雑で流動的なリスク環境においても、透明性を高めることで組織がリスクを特定し軽減できるように、ムーディーズと力を合わせてサポートすることができ、嬉しく思います」と、ディリジェントの社長兼最高経営責任者(CEO)であるブライアン・スタッフォードは述べています。「このダッシュボードにより、CFO、GC、リスクに関する専門家は市場やバリューチェーンに潜むリスクを事前に特定し、オペレーショナルリスクや財務リスクへの潜在的なエクスポージャーをより明確に把握し、明確かつ簡潔なレポーティングにより、取締役会や経営陣とのコミュニケーションを改善することが容易になります。」

ムーディーズの有力な独自データとディリジェントから集約された貴重な内部リスク・データを活用したERM dashboardにより、以下のことが可能となります。

  • 信用リスク評価、サプライヤー・パフォーマンス・リスク・スコア、信用センチメント・スコア、カントリーリスク・インデックスなどのムーディーズのデータにアクセスすることで、外部リスクの全体像を把握することができます。
  • ムーディーズの包括的なデータセットのインサイトを活用したデータ主導型の意思決定により、リスクを事前に特定し、監視を強化することができます。
  • C-suite(経営層)および取締役会に対するレポーティングの簡素化、コミュニケーションの合理化、明確かつ簡潔なインサイトの提供により、プロアクティブなリスク管理戦略を促進します。

「今日のダイナミックなビジネス環境において、指数関数的に増大するリスクに対処することは、ビジネスリーダーにとって最も優先すべき事項です」と、ムーディーズの最高戦略開発責任者であるデビッド・プラット氏は述べています。「ERM dashboardは、ムーディーズの膨大かつ独自のデータ資産とディリジェントの高度なテクノロジーを組み合わせることで、リスクに関する包括的な視点を提供します。そして、リーダーが情報に基づいた意思決定をすることで、リスクを読み解き、機会を切り開くことができるようサポートします。」

ムーディーズのERM dashboardの詳細については、こちらをご覧ください。

ディリジェントについて

GRC SaaSの大手であるディリジェントは、100万人以上ユーザーと70万人の取締役とリーダーが、より適切な意思決定をより迅速に行えるように支援しています。Diligent Oneプラットフォームは、組織がガバナンス、リスク、コンプライアンス、監査、ESGを含むGRC慣行全体を結び付け、複雑なリスクを明確にし、規制変更の先を行き、影響力のある洞察を1つの統合されたプラットフォームで提供するのに役立っています。詳細は、diligent.comをご覧ください。

ディリジェントをLinkedInX (Twitter)およびFacebookでフォローしてください。

ムーディーズ・コーポレーションについて

ムーディーズ(NYSE: MCO)のデータ、インサイト、そして革新的なテクノロジーは、相互に関連するリスクがますます高まる世界において、お客さまが世界を総合的に捉え、機会を切り開くお手伝いをします。グローバル市場における豊富な経験と、40カ国以上、15,000人の多様な人材を抱えるムーディーズは、お客様が確信を持って行動し、そして成功するために必要となる包括的な視点を提供します。詳細はこちらwww.moodys.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

MEDIA

Kelly Blum
Senior Director, Communications at Diligent
770.354.1693
Kblum@diligent.com

Chris Cashman
Corporate Communications
212.553.1461
chris.cashman@moodys.com

Diligent

NYSE:MCO


Contacts

MEDIA

Kelly Blum
Senior Director, Communications at Diligent
770.354.1693
Kblum@diligent.com

Chris Cashman
Corporate Communications
212.553.1461
chris.cashman@moodys.com

More News From Diligent

Diligent Market Intelligence:英国、株主アクティビズムで欧州をリード——前年比44%増

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 英国は依然として欧州で最も活発な株主アクティビズム市場であり、対象企業数が前年比44%増加したことが、『Corporate Governance in Europe 2025』 (Diligent Market Intelligence <DMI>発行)で明らかになりました。2024年9月から2025年8月の期間において、英国企業52社がアクティビズムの対象となり、前年同期の36社から大幅に増加しています。これは市場全体で株主関与が一段と強まっていることを示しています。 「英国は欧州における公開型エンゲージメントの主要な牽引役であり、非公開の交渉が成果を上げない場合には、他の欧州市場でも同様の戦略が取られるようになっています」と、ジョシュ・ブラック(DMI編集長)は述べています。「欧州のアクティビズムは、敵対的なメディアキャンペーンから非公開の対話まで多岐にわたります。取締役会は、例年以上に忙しくなるであろう年次総会シーズンに向け、あらゆる展開に備える必要があります」 グローバル法律事務所ホワイト&ケースと共同で...

Diligent、GRCイノベーションと成長のため、経験豊富なエグゼクティブ 片山雅之をDiligent Japanのリーダーに任命

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ガバナンス、リスク、コンプライアンス(GRC)SaaSソリューションのAIリーダーであるDiligent(ディリジェント)は本日、片山雅之(Masayuki Katayama)をDiligent Japanのカントリーマネージャーに任命したことを発表しました。片山は、ソフトウェア業界での数十年の経験を活かして、日本市場でのDiligentの拡大を牽引し、変革的な成長とイノベーションを推進します。 日本の企業がますます複雑化するグローバル環境に直面する中、片山の任命は、Diligentにとって、そして市場への変革的なAIソリューションの提供能力にとって重要なマイルストーンとなります。日本のコーポレートガバナンスコードは、グローバルな指針に沿った透明性と説明責任の新しい基準を設定し改定が進んでいます。このような背景の下、DiligentのGRCソリューションは市場で変革的な役割を果たすことが期待されています。Diligentの革新的なAI変革機能を活用することで、日本企業はガバナンスのギャップを埋め、新たな成長機会を切り...

ディリジェントがヴォルトを買収、AI駆動の倫理・コンプライアンス新時代を切り開く

ニューヨーク&ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ガバナンス、リスク、コンプライアンス(GRC)のSaaSソリューションのAIリーダー企業であるディリジェントは、AIを活用した倫理・コンプライアンス・ソリューション「Vault(ヴォルト)」の買収を発表しました。ヴォルトは、企業のスピークアップ文化の醸成、不正行為リスクの軽減、コンプライアンス体制の強化を支援します。本買収は旧来の倫理・コンプライアンス体制の限界を認識することで、先進的な誠実性の新時代へ前進していることを示しています。ディリジェントのGRCプラットフォームにヴォルトの最先端な「スピークアップ」技術を統合することで、企業はリスクをより早期に検知し、より迅速な対応ができるようになるほか、従業員やステークホルダーとの信頼関係を一層強固にすることが可能となります。 ヴォルトのAIを最優先に据えた技術により、ディリジェントは、ローカライズされたコンプライアンス機能、多言語対応の報告チャネル、グローバル規制順守支援を通じて、世界中の企業へのサービス提供能力をさらに拡大します。シームレスで直感的か...
Back to Newsroom