-

UL Solutionsがバッテリーエンクロージャ材料スクリーニング試験所を日本に開所、EV用バッテリーの安全性向上に貢献

三重県伊勢市にUL Solutionsが新試験所を開所、電気自動車(EV)の安全重要部品であるバッテリーエンクロージャの軽量化と安全性の向上に貢献

イリノイ州ノースブルック--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 安全科学における世界的リーダーであるUL Solutions(NYSE: ULS)は、バッテリーエンクロージャ材料スクリーニング(BEMS)試験所を三重県伊勢市に開所したと発表しました。自動車メーカーやそのサプライヤーが様々な材料の性能を比較できるようにすることで、電気自動車(EV)用バッテリーの安全性向上を支援します。

バッテリーエンクロージャはEVの乗員保護に役立ち、エンクロージャの構成材料はバッテリーの発火時、いわゆる熱暴走が発生した場合に、安全上重要な役割を果たします。UL Solutionsが今回伊勢市に開所したBEMS試験所は、イリノイ州ノースブルックの本社に次いで2番目のBEMS試験施設となり、地域のお客様のバッテリーエンクロージャの研究開発を加速し、より安全なバッテリーの市場投入に貢献することが期待されています。

UL Solutions 日本担当 regional vice presidentの山上英彦は次のように述べています。「自動車メーカーは乗員の安全を第一に考えながら、電気自動車の航続距離を延ばし、競争力を維持するため、バッテリーの軽量化に向けた研究開発に注力しています。今回新たに日本で開所した試験所が、世界の自動車メーカーのニーズに応え、複雑な課題の克服やモビリティの未来の形成に寄与することを確信しています」。

EV用バッテリーは一般的に、車両の床面に接しています。これらのバッテリーを格納するために使用される材料は、熱暴走時に耐えられることを確認する必要があります。熱暴走とはバッテリーセルの内部温度が臨界レベルに達したときにリチウムイオンバッテリーで起こる連鎖反応のことで、これにより発火、発煙、超高温が発生する可能性があります。UL SolutionsのBEMS試験では、バッテリーエンクロージャ材料の熱性能・機械性能の試験方法に関する規格であるUL 2596に基づき、熱暴走発生時を模擬したバッテリーエンクロージャ材料の性能を評価します。

新しいBEMS試験所は、UL Solutionsのバッテリーエンクロージャ熱暴走(BETR)評価や、Torch & Grid(TaG)テストの実施を通じて、自動車業界によるEVの乗員保護に役立つことが期待されています。

  • BETRは、熱暴走シナリオをシミュレーションして材料性能を評価するものです。この評価では、リチウムイオンバッテリーセル(18650型)を使用し、バッテリーアセンブリ全体を覆う材料のサンプルを試験し、樹脂メーカーや材料サプライヤーの試験コストと開発時間を削減することができます。
  • TaGは試験サンプルを用いて、バッテリーの熱暴走発生時の高温ストレスと機械的衝撃ストレスをシミュレーションして、バッテリーエンクロージャ用材料を評価します。

今回の新試験所開所は、UL Solutionsの日本におけるモビリティおよび新エネルギー技術関連設備増強の一環をなすもので、伊勢キャンパスには、安全試験棟、EMC試験棟、信頼性試験ラボ、大型モビリティ試験棟、CHAdeMO EV-急速充電器マッチング・センターがあります。

UL Solutionsの電池エンクロージャ材料スクリーニング(BEMS)サービスについてはこちらをご覧ください

UL Solutionsについて

安全科学における世界的リーダーとして、UL Solutions(NYSE: ULS)は、100カ国以上のお客様に向けて、安全性、セキュリティ、サステナビリティに関する課題を機会に変える支援を提供します。UL Solutionsは、試験、検査、認証サービスや、関連するソフトウエア製品およびアドバイザリーサービスを提供し、お客様の製品イノベーションやビジネスの成長をサポートします。UL認証マークは、お客様の製品の信頼性の証として認知されており、安全性に関する我々のミッションを推進するという揺るぎないコミットメントを反映しています。お客様のイノベーション、新製品およびサービスのリリース、グローバル市場への展開や複雑なサプライチェーンへの対応を支援することで、将来に向けてサステナブル、かつ、責任ある方法で成長を実現するためのサポートを提供します。我々の科学的知見をお役立てください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されるものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Tyler Khan
UL Solutions
ULNews@UL.com
T: +1 (847) 664.2139

Steven Brewster
UL Solutions
ULNews@UL.com
T: +1 (847) 664.8425

UL Solutions

NYSE:ULS


Contacts

Tyler Khan
UL Solutions
ULNews@UL.com
T: +1 (847) 664.2139

Steven Brewster
UL Solutions
ULNews@UL.com
T: +1 (847) 664.8425

More News From UL Solutions

UL Solutions、最先端の自動車業界向け電磁両立性試験所を日本に開設

イリノイ州ノースブルック--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 安全科学における世界的リーダーであるUL Solutions(NYSE:ULS)は、日本の愛知県豊田市に自動車業界向け電磁両立性(EMC)試験所を新たに開設したことを発表しました。これにより、世界最大級の自動車市場である日本において、ますます複雑化する自動車技術への対応能力を強化します。 新設の「Automotive Technology & Innovation Center」は、2026年7月1日より運用を開始します。同施設では自動車業界向けEMC試験を提供し、ブレーキ、ステアリング、エンジン制御などの重要システムに支障をきたす可能性のある電磁波の干渉から自動車を保護できるようにメーカーを支援します。自動車に搭載される電子機器の増加、処理速度の向上、高電圧システムの導入が進むにつれ、信頼性の高いEMC試験への需要はますます高まっています。 UL Solutionsのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼TIC部門プレジデントであるアレックス・ダダキス(Alex Dadakis)は、次のよ...

UL Solutions、日本に電動モーターのエネルギー効率試験所を開設 — 高まる需要に対応

ノースブルック (米国イリノイ州)--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 安全科学における世界的リーダーであるUL Solutions(NYSE:ULS)は電動モーターの性能試験サービスに特化した日本初の施設となる「モーターエネルギー効率試験所」を開設したことを発表しました。試験所では、モーター駆動の家電製品、ロボティクス、産業用オートメーションなどに使用される電動モーターの効率試験を提供します。 新たに認定1を受けた試験所は、UL Solutionsの施設内(三重県伊勢市)に設置され、複雑な試験構成や顧客の立会試験に対して、日本語によるサポートと効率的な試験を提供します。UL Solutionsは、この試験所を通じて、製造者が国内で試験サービスを活用し、製品が国内外の効率基準を満たしていることを実証できるよう支援します。さらに、海外への輸送コストを抑えることも可能となります。 「伊勢の新試験所の開設は、UL Solutionsおよび日本の電動モーター製造業界にとって、大きな節目となります。」と、UL Solutions 日本担当 regional vice...

UL Solutions、富士通との連携により日本企業の新たな気候変動開示基準への適合を支援

ノースブルック (米国イリノイ州)--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 安全科学における世界的リーダーであるUL Solutions(NYSE:ULS)は、ITサービス、ソリューション、テクノロジーを提供する日本を代表する多国籍企業である富士通株式会社と連携し、日本企業が新たに策定された気候変動開示基準に対応・遵守できるよう支援を開始しました。 今回の提携は、規制、サプライチェーン、サステナビリティ管理を合理化するために設計された統合デジタルプラットフォームであるUL SolutionsのULTRUSソフトウェアと、富士通の市場に対する深い専門知識と長年に渡り培われた顧客とのネットワークの融合を可能にします。この目的の下、富士通は、UL SolutionsのULTRUSプラットフォームの一機能として提供されるUL 360 環境・社会・ガバナンス(ESG)データ管理ソフトウェアを活用し、進化し続けるサステナビリティ情報開示基準への適合に向けてお客様を支援します。サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が策定した日本の新基準は、国際財務報告基準財団(IFRS財団)...
Back to Newsroom