-

シンタビア、フロリダ州ハリウッドにおける2,500万ドルの拡張を発表

施設と設備への投資により、今後数年の企業成長を促進

フロリダ州ハリウッド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界初の全デジタル航空宇宙部品メーカーであるシンタビアは、2019年以降で単独では最大規模の施設および設備における拡張を発表しました。2,500万ドルの投資には、高度な製造用スペース、大判プリンター、大型後処理設備、および部品試験設備の追加が含まれています。この投資により、この2030年までの残りの期間におよぶ、米国国防総省で同社が支援するプログラムからの需要を満たすことができると見込まれています。

シンタビアの創業者兼最高経営責任者であるブライアン・ネフは、「今後数年間を見据えた際に、顧客からの将来の需要を支援するために、今日投資を行う必要があることは明らかです」と述べて、「シンタビアは、真の意味で世界初の全デジタル航空宇宙部品供給企業として、単一の完全デジタル・スレッドに沿って次世代の航空宇宙部品を設計・製造する点で可能性の限界を押し広げる上で、独自の地位を確立しています。しかし、そのためにはまず、適切な施設、ハードウエア、そしてソフトウエアを用意する必要があります。それこそが今日我々が行っていることであり、顧客とそうした企業の重要なプログラムを支援しているのです」と語っています。

新たな拡張における主な焦点は、高性能熱力学部品、特に航空宇宙用熱交換器の継続的な設計と開発となる予定です。シンタビアの熱交換器は、付加的に設計された3重極小曲面構造によって可能になり、従来の型と比較して評価した場合、相対的な流量での熱遮断率の向上が確認されています。さらに、完全デジタル・スレッドの製造上の耐久性により100%に近い生産歩留まりという結果となり、これは従来の熱交換器メーカーが頻繁に経験する製造歩留まりの数倍に相当します。

シンタビアは、この拡張の一環として、既存の本社に隣接した25,000平方フィートの追加の製造用スペースを長期賃貸借契約し、これを印刷、後処理、および材料試験に使用する予定です。この拡張に含まれる新たな設備には、同社2台目のSLM NXG XII 600、3台目のAMCM M4K-4、2台目のCTスキャナー(450kV)、2台目の大型温風炉、コールド・フロー試験機、衝撃・振動台、圧力サイクル検査装置、音響検査装置、複数の追加の5軸CNC加工機、複数の追加の疲労試験用装置、複数の追加の研磨機が挙げられます。またシンタビアは、昨年10月に発表したように、38立方フィートという驚くべき立方体容積を誇る、世界最大の産業応用可能なレーザー粉末床溶融結合式プリンターであるAMCM M8K-Kの北米におけるローンチ・カスタマーでもあります。

この拡張事業は2024年第4四半期までに完了する見通しとなっています。

シンタビアについて

シンタビアは、世界初の全デジタル航空宇宙および防衛部品メーカーです。付加製造事業者グリーン・トレード協会の設立会員であるシンタビアは業界最高水準の品質基準の追求に傾倒しており、Nadcap認証など複数の航空宇宙認証を取得しています。詳細情報については、 http://www.sintavia.com をご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Sintavia, LLC
Lindsay Lewis
+1 954.474.7800

Sintavia, LLC



Contacts

Sintavia, LLC
Lindsay Lewis
+1 954.474.7800

More News From Sintavia, LLC

北米初のnLIGHT搭載型AMCM M290-2 FLX産業用プリンターをシンタビアに納入

フロリダ州、ハリウッド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界有数の完全デジタル航空宇宙部品メーカーであるシンタビア合同会社は、nLIGHT AFXビーム・シェーピング・ファイバー・レーザー・システムを搭載した北米初のマルチレーザー産業用3Dプリンターを導入したことを発表しました。AMCM M290-2に搭載された最先端の1.2kWツインレーザーにより、産業用3Dプリンターのオペレーターは、ビームスポットのサイズや形状をパワーや材料密度を損なうことなく調整することが可能です。これにより、生産性が向上し、材料の無駄を削減できます。 シンタビアの創業者兼最高経営責任者(CEO)であるブライアン・ネフは、次のように述べました。「この新たなプリンターの導入を嬉しく思います。今後数年にわたり、この新技術を開発・応用することで、材料特性を損なうことなく、150µm以上のレイヤー厚で部品を造形できるようになると考えており、当社の導入済みプリンターの生産性が大幅に向上することを見込んでいます。nLIGHTシステムの最大の利点は、十分にテストが完了すれば、最小限の新規設備投...

シンタビア、スティーフル・ノース・アトランティックAM-フォワード・ファンドから1,000万ドルの劣後債投資を受け入れ

フロリダ州、ハリウッド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界有数のデジタル航空部品メーカーであるシンタビア合同会社は、スティーフル・ノース・アトランティックAM-フォワード・ファンド(当ファンド)から1,000万ドルの劣後債投資を受けたことを発表しました。この投資は、最近設立されたSBICファンドの第1号案件であり、資金は既存の設備ローンの借り換えおよび事業の一般運転資金として活用される予定です。なお、取引の詳細な条件は公開されていません。 シンタビアの創業者兼最高経営責任者(CEO)であるブライアン・R・ネフは、次のように述べています。「新たに設立されたスティーフル・ノース・アトランティックAM-フォワード・ファンドの最初の投資先として選ばれ、身の引き締まる思いです。スティーフルが、収益性が高く、成長を続ける積層造形技術の活用企業に積極的に投資していることを大変心強く感じています。この新しいファンドは、業界全体に大きなプラスの影響をもたらすことを確信しています。」 スティーフルの完全子会社であるノース・アトランティック・キャピタルのマネージング・ディレ...

カーチス・ライトとシンタビア、積層造形インペラを導入した初の潜水艦部品を納入し、米海軍艦艇へ搭載

ペンシルベニア州チェスウィック--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- カーチス・ライトのEMS部門は、米海軍艦船へ搭載用の、積層造形(AM)インペラを導入した初の潜水艦用部品を納入したことを公表しました。 ペンシルベニア州ベスレヘムを拠点とするカーチス・ライトのエンジニアド・ポンプ事業部(EPD)、ペンシルベニア州モンロービルのベクテル・プラント・マシナリー(BPMI)、フロリダ州フォートローダーデールのシンタビアが手を組み、適格の金属積層造形部品を利用した初の潜水艦用部品の開発、製造、試験、供給を行いました。重要な防衛用積層造形部品の設計・製造の大手であるシンタビアは、徹底的な認定プロセスを経たAMインペラを提供しました。このインペラは、ペンシルベニア州ベスレヘムにあるカーチス・ライトの施設においてポンプへの組み立ておよびテストが実施されたものです。 積層造形技術は、これまで製造が困難でコスト高であり、遅延が生じることも多かった製品や部品の開発に対する解決策となります。この技術の利用により、信頼性の高い高品質の部品の国内調達先が確保できるようになる一方、製造...
Back to Newsroom