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Wasabiの高速で低価格なHot Cloud Storageが東芝グループのファイルストレージに採用

~ 年10%で増加するファイルサーバーをWasabiに拡張することで30%のコスト削減を実現 ~

ボストン&東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Hot Cloud Storageを提供するWasabi Technologies(本社:米国マサチューセッツ州ボストン、日本法人:Wasabi Technologies Japan合同会社(東京都港区)、以下 Wasabi)は、東芝グループがクラウドストレージとしてWasabiを採用したことにより、コストを30%削減したことを発表しました。東芝グループは、同社ファイルサーバー内で30日以内にアクセスされなかったデータをWasabiに自動的に転送し保存しており、今では全データのうち85%がWasabiに格納されています。これにより同社は、急激に増大するデータの格納と大幅なコスト削減を両立させることができました。加えて、各部門にあったファイルサーバーの廃止による運用負荷の軽減も実現できています。

東芝グループは、1PB(ペタバイト)にもおよぶファイルサーバーを運用しており、日々の業務で蓄積されるデータ量は前年比で10%増加しています。同社は以前からファイルサーバーとしてNetAppのオンプレミスストレージを使用していました。しかし、将来のデータ増加を見越したオンプレミスのストレージ拡張には多額の投資が必要となるため、ハードウェアの追加購入ではなく、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTT Com)が提供するクラウドマネジメントの「ストレージ最適化ソリューション(Wasabi Tiering for NetApp)」の採用を決めました。本ソリューションは、NetAppの「階層化」機能を利用して、NetAppに保存されているデータのうちアクセス頻度の少ないもの(コールドデータ)を、拡張されたWasabiに自動的に転送し、保存するものです。

東芝インフォメーションシステムズ株式会社のITプラットフォーム推進部 部長の濁川克宏氏は、次のように述べています。

「NetAppのデータ保存領域をWasabiに拡張することで、これまでの使い勝手はそのままに、安価なストレージ領域が大きく広がりました。すでにコストの30%削減を達成していますが、使えば使うほど効果が高くなっていると実感しています。今後は各現場のデータや各国拠点のログなど、さらに膨大なデータを収集・活用する場としていきたいと考えています」

東芝グループがWasabiを選んだ理由のひとつはコストの安さ、もうひとつは東芝グループの厳しいクラウドスタンダードに準拠しているためです。東芝グループが分散型ファイルストレージを展開する上で、WasabiならNTT Comのデータセンター内で完結できることも決め手になりました。東芝グループはBCP計画の観点からファイルストレージを東京と大阪に分散させており、NTT ComのデータセンターならNetAppとWasabiのどちらもそれぞれの地域に分散配置できることも、重要なポイントとなりました。

Wasabiの日本法人である、Wasabi Technologies Japan合同会社 取締役社長の脇本亜紀は、次のように述べています。

「Wasabiの次世代クラウドストレージは、東芝グループやNTT Comのようなお客様やパートナー企業のデータストレージのニーズに応じて、拡張可能なソリューションを予測可能な価格設定で提供します。当社は、東芝グループとの継続的なパートナーシップを構築し、Wasabi Hot Cloud Storageでコスト削減に貢献してまいります」

東芝グループが、大量データの格納とコスト削減を両立させるためにWasabiを選択した詳細は、こちらをご覧ください。

Wasabiについて

Wasabiは、シンプルで予測可能、かつ低価格なHot Cloud Storageを世界中の企業に提供します。複雑な階層や予測不可能な下り転送料とAPI リクエストが無償で、競合他社の5分の1の価格で無制限のデータを保存し、即座にアクセスすることを可能にします。世界中の何万もの顧客に信頼されているWasabiは、テクノロジー業界で最も急成長している、最も先見性のある企業の1つであると評価されています。Carboniteの共同設立者であり、クラウドストレージのパイオニアであるDavid FriendとJeff Flowersによって設立されたWasabiは、ボストンに拠点を置く非上場企業です。WasabiはBoston Red SoxのProud Partnerであり、Liverpool Football ClubとBoston Bruinsの「オフィシャル クラウド ストレージ パートナー」でもあります。Wasabiに関する日本語サイトは、こちら

Wasabiの最新情報は、SNS(LinkedinXFacebookInstagram:いずれも英語)や、ブログThe Bucket(日本語)でも紹介しています。

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【報道関係者のお問い合わせ先】
Wasabi Technologies Japan合同会社
広報代行 アシュトン・コンサルティング
03-5425-7220
Wasabi-JapanPR@ashton.jp

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