-

エコポール、JRFテクノロジーへの戦略的投資を発表

研究開発能力を拡大し、次世代の持続可能なデリバリーシステムの開発を加速するエコポールの広範な取り組みの一環として、JRFとの戦略的パートナーシップを発表

イタリア、キエジーナ・ウッツァネーゼ&米国フロリダ州タンパ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 革新的な生分解性フィルムとデリバリーシステムの開発・製造で業界をリードするエコポールS.p.A.(「エコポール」)は、水溶性ポリマーと可食性フィルム技術の開発で業界をリードするJRFテクノロジーLLC(「JRF」)への戦略的投資を完了したと発表しました。

2007年に設立され、フロリダ州タンパを拠点とするJRFは、水溶性ポリマーと可食性フィルム技術に特化したイノベーションと研究開発の組織です。最新鋭のGMP研究所を構え、多国籍の大手消費財企業から革新的なスタートアップ企業まで、幅広い顧客にイノベーションサービスを提供しています。同社は、水溶性ポリマーを付加価値のある商業製品に転換するための製品開発とプロセス技術において、独自の専門知識を備えています。JRFは引き続き社長のジェームズ・ロスマン氏とマネージングディレクターのリチャード・フィールダー氏が率い、エコポールの米国研究開発センター・オブ・エクセレンスとして機能し、イタリアでの研究開発能力を補完します。

「JRFへの戦略的投資は、次世代の持続可能なデリバリーシステムの開発を加速させるというエコポールの戦略に合致しています」とエコポールCEOのマウロ・カルボーネは述べています。「当社の補完的な研究開発能力とJRFのエキサイティングなパイプラインを活用し、パーソナルケアやヘルスケアなどの魅力的なエンドマーケットにおいて、革新的な生分解性とバイオベースのデリバリーシステムを商業化する絶好の機会であると考えています。ブランドオーナーや消費者がより持続可能で革新的な製品を求める中、これらのソリューションには、採用に向けて大きな追い風になると確信しています。この分野の発明家、イノベーターとして数十年の経験を持つジムとリチャードと協力できることをうれしく思います」

「15年以上前にJRFを設立して以来、クライアントのイノベーションパートナーとしての役割を果たすことに重点を置き、事業拡大を推進してきました。エコポールの戦略的投資により、JRFは開発・商業能力にさらに投資し、革新的なパイプラインの市場投入を加速することができます。マウロと彼のチームは、革新的なフィルムとデリバリーシステムの世界クラスの生産をスケールアップする専門知識を備えており、エコポールはJRFにとって理想的なパートナーです。水溶性ポリマー技術の可能性を最大限に実現することに、共に期待を寄せています」と、ロスマン氏とフィールダー氏が付け加えました。

エコポールはその能力と可能性の拡大に向け一連の投資を世界的に行っており、JRFがその最も新しい投資先です。エコポールは最近、イタリアR&Dセンター・オブ・エクセレンスで新しいパウチ充填パイロットラインに投資し、ユニットドーズ洗浄剤デリバリーシステムの製品開発能力を強化しています。2019年以降、エコポールは7,000万ユーロ以上を投資し、ランドリー用途に対応する世界最大の溶液キャスト・ポリビニルアルコールフィルムラインと、北米市場に対応するジョージア州グリフィンの新たな生産施設とを増設しました。エコポールは引き続き、研究開発能力を強化して新技術を追加するために、戦略的な機会と投資を世界的に模索していきます。

これらの取り組みはSKキャピタル・パートナーズLP(「SKキャピタル」)との提携による最初のものです。SKキャピタルは、2023年9月にエコポールの株式の過半数を取得する戦略的投資を行っています。

SKキャピタルのプリンシパルであるジョシュ・リーバーマンは次のように付け加えています。「SKキャピタルの豊富な資源と資本を活用し、研究開発能力をグローバルに拡大し、新たなエンドマーケットへの革新的製品の導入加速に向けて投資を行うエコポールを支援できることをうれしく思います。エコポールを持続可能なデリバリーシステムの世界的リーダーにするというビジョンを掲げ、着実に歩みを進めるマウロ氏を、引き続き支援していく所存です」

エコポールについて

エコポールは、水溶性・生分解性フィルムおよびデリバリーシステムの世界的大手メーカーです。当社の革新的なユニットドーズ用途向けソリューションにより、世界の主要ブランドは、サプライチェーン全体でCO2排出量および水とバージンプラスチックの使用量を大幅に削減することができます。トスカーナ州に本社を置くエコポールは、イタリアと米国に生産拠点を持ち、最高レベルのサービス、技術サポート、イノベーション・パートナーシップを世界中の顧客に提供しています。詳細については、www.ecopol.comをご覧ください。

JRFについて

JRFは、水溶性ポリマー技術に特化したイノベーションと研究開発組織です。フロリダ州タンパに最新鋭のGMP研究所を構え、ポリマーの処方、製品開発、研究開発室から商業規模生産への技術移転における独自の専門知識を活用して、多国籍の大手消費財企業や革新的なスタートアップ企業にイノベーションサービスを提供しています。JRFは共同創設者のジェームズ・ロスマン氏とリチャード・フィールダー氏によって率いられ、両氏は発明家、イノベーター、ビジネスリーダーとして、水溶性フィルムとポリマーの分野で合わせて80年以上の経験を持っています。詳細については、www.jrftechnology.comをご覧ください。

SKキャピタルについて

SKキャピタルは、特殊素材、原料、ライフサイエンス分野に特化した民間投資会社です。同社は、長期的に実質的な経済価値を創出する、弾力的で持続可能な成長企業の構築を目指している。SKキャピタルは、業界、事業、投資の経験を活かし、戦略的ポジショニング、成長性、収益性を改善し、事業リスクを低減した、よりパフォーマンスの高い組織へと事業を転換する機会を特定することを目指しています。SKキャピタルの事業ポートフォリオは、年間約150億ドルの収益を上げ、世界中で25,000人以上を雇用し、30か国以上で200以上の工場を運営しています。現在は、約79億ドルの資産を運用しています。詳細については、www.skcapitalpartners.com/をご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Stephen Fishleigh
BackBay Communications – London
stephen.fishleigh@backbaycommunications.com

Daniel Abramson
BackBay Communications – Boston
Daniel.abramson@backbaycommunications.com

Ecopol S.p.A.



Contacts

Stephen Fishleigh
BackBay Communications – London
stephen.fishleigh@backbaycommunications.com

Daniel Abramson
BackBay Communications – Boston
Daniel.abramson@backbaycommunications.com

More News From Ecopol S.p.A.

SKキャピタル、エコポールへの戦略的投資を完了

キエジーナ・ウッツァネーゼ(イタリア)&ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 革新的な生分解性フィルムとデリバリーシステムの開発・製造で業界をリードするエコポールS.p.A.(「エコポール」、「会社」)は本日、特殊素材・原料・ライフサイエンス分野に特化した大手民間投資会社SKキャピタルパートナーズ、LP(「SKキャピタル」)の関連会社からの戦略的投資を完了したと発表しました。SKキャピタルは、エコポールのCEOであり支配的株主であるマウロ・カルボーンが重要な株式を保有し、CEOおよび個人筆頭株主の地位を維持したまま、当社の株式の過半数を取得しました。また、ヤン=ダーク・オーリス、E・クレイグ・ミッチェル、ダニエレ・フェラーリ、デイブ・メッザノッテなど、エコポールのバリューチェーンにおける持続可能な素材や消費者包装商品(CPG)市場で豊富な経験を持つ業界リーダーを含む新取締役会の設立も発表されました。 「エコポールは、SKキャピタルとのパートナーシップを開始し、当社の取締役会に加わった影響力のある業界の経営陣の多様なチームと協力できることを喜ばしく...

成長の次の段階を目指すEcopol、SK Capitalとの提携を発表

イタリア、キエジーナ・ウッツァネーゼ&米国、ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 革新的な生分解性フィルムの開発・製造で業界をリードするEcopol S.p.A.(以下「Ecopol」または同社)は、特殊素材、原料、ライフサイエンス分野に特化した大手プライベート投資会社SK Capital Partners, LP(以下「SK Capital」)の関連会社による戦略的投資に署名したことを発表しました。SK Capitalは、Ecopolの株式の過半数を取得し、Ecopolの最高経営責任者(CEO)兼主要株主であるMauro Carbone(マウロ・カルボーネ)は、引き続き主要な割合の株式を保有し、CEOおよび個人筆頭株主として留まります。また、既存の少数株主であるグローバルなオルタナティブ資産運用会社Tikehau Capitalも少数株主としての立場を維持します。 イタリアのキエジーナ・ウッツァネーゼに本社を置き、イタリアと米国に最先端の生産施設を持つEcopolは、水溶性・生分解性フィルムと供給システムの世界的なリーディング・プロバイダーであ...

IPACKCHEMがTPGプラスチックスを買収し、バリア包装を北米に導入

パリ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 本日、IPACKCHEMグループ(IPACKCHEM)は、エンジニアリングプラスチックブロー成形品の大手メーカーであるTPGプラスチックス(TPG)の株式の過半数を取得したと発表しました。これにより、2023~24年の栽培シーズンに向け、まずは作物保護市場に特化して、IPACKCHEMの高度インモールド・フッ素化技術(高度IMF)を、北米で導入します。 1987年に設立されたIPACKCHEMは、作物保護や特殊化学品の末端市場に革新的で特殊なバリア包装ソリューションを供給する世界一流企業です。市場におけるIPACKCHEMの優位な立場は、その強い持続可能性志向と100%リサイクル可能なプラスチック製バリア包装材によってさらに明瞭となります。現在、欧州、英国、中国、インド、ブラジル、南アフリカに施設を有しています。 TPGは、ケンタッキー州マレーにある最先端の製造施設から、携帯用燃料容器とエンジニアリング・ブロー成形品を供給する一流企業です。TPGは、規制の厳しい携帯用燃料容器市場において業界有数の専門知識を有しており...
Back to Newsroom