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高まる需要に応え、リネージュ・ロジスティクスがデンマーク最大のコンテナ港であるオーフス港の増設低温貯蔵施設をオープン

  • 増設施設は、デンマーク最大の商業港であるオーフス港中心部という戦略的立地にあり、北欧市場と世界各国をつなぐ重要な中継地の役割を果たします
  • この増設により、これまでの施設の収容能力が2倍以上になり、将来の拡大によって顧客の需要増に対応する余地があります

米ミシガン州ノバイ & デンマーク・オーフス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 温度管理産業用REIT・物流ソリューションの世界的リーダー企業であるリネージュ・ロジスティクス(「リネージュ」または「当社」)は本日、デンマークのオーフス港に増設低温貯蔵施設を正式にオープンしたと発表しました。各地の主要港から成る当社ネットワークが強化され、北大西洋と世界各国の海産物市場を結ぶ効率的な中継点を顧客に提供します。

リネージュは、オーフス港の施設の収容能力を大幅に高めました。この増設ではパレット・スペースが1万8000個追加され、パレット・スペース数は合計2万7500個となっています。顧客のニーズに応じてさらに拡張する余地もあります。収容能力が増加したことで、グリーンランドおよびデンマークと世界市場を中継して海産物の輸入と輸出を結びつける重要な立地で、合理化された商品倉庫が魚介類の生産者をはじめとする顧客に提供されることになります。オーフスの施設はさまざまな種類の食品を取り扱う設備を備えていますが、専門としているのは海産物・豚肉・乳製品の受領、処理、輸出です。

リネージュ・ロジスティクスの北欧地域バイスプレジデントのカーステン・ウルフは、次のように述べています。「リネージュのお客さまにとって、オーフスは世界中の市場へのゲートウェイとしての機能を果たせる新たな戦略港になります。リネージュは、お客さまに最高のエンドツーエンドの物流ソリューションを提供できると確信した場所への投資を続けています。北欧との接点となる重要な地点であり、より効果的なサプライチェーンに対する当社の取り組みの強力なパートナーであるオーフス港に、この拠点をオープンできることを誇りに思います。」

この拡張施設は港湾内にある唯一の低温貯蔵倉庫であり、デンマークの消費財の多くが同港経由で入ってきて、デンマークの輸出品が同港経由で世界各国へ出荷されていることを考えれば、リネージュの顧客はデンマーク市場に参入するための要所となる場所を利用できることになります。オーフス港は最大級のコンテナ船が接岸できるデンマークで唯一の港です。施設のアップグレードと港湾インフラによって複数のサプライチェーンが結びつけられ、リネージュの顧客の製品を最終目的地に運ばれるまで港に留め置くことが可能になり、商品の安全性とセキュリティーが確保されて輸送コストも削減されます。

オーフス市長でオーフス港理事会会長のジェイコブ・ブンズガード氏は、次のように述べています。「リネージュがオーフス港の収容能力への投資を大幅に増強するという選択をしたことを非常にうれしく思います。これは、デンマークだけでなく北欧地域、欧州、そして世界の各地に出荷される冷凍品と冷蔵品を扱う重要な流通ハブとしてのオーフス港の重要性を明確に示す出来事です。私は、オーフスは将来、北極圏諸国や北欧地域から世界各地に商品を流通させるための寄港の割合を高めることができると確信しています。海運にさらに力を入れることが、グリーン移行の最善のサポートになります。」

この施設は、高いエネルギー効率の最新基準で建てられており、リネージュのクラス最高の低温貯蔵ソリューションを装備しているため、顧客はサプライチェーンを最適化してスピードと効率を向上させることができます。拡張されたオーフスの拠点は、通関、港湾物流、選別、加工、生産のソリューションとなり、顧客を強力で拡大しているネットワークにつなげて食品輸送の安全性と効率性を最大限に高めます。

オーフスは世界中に400カ所以上ある低温貯蔵施設で構成されるリネージュのネットワークの一部です。今回の増設拠点は、2020年にリネージュがデンマーク市場に参入し、Lundsøe Køl og Frys A/S、Super Frost Sjælland ApS、Coldstar ApS、Claus Sørensen A/Sを買収して全国に施設を確保したことが土台となっています。

リネージュ・ロジスティクスについて

リネージュ・ロジスティクスは、温度管理された産業用REIT・物流ソリューションを世界規模で提供する有数の企業です。その世界的ネットワークは、北米、欧州、アジア太平洋の20カ国に広がり、合計20億立方フィート以上の容量を備えた400カ所を超える戦略的立地にある施設から構成されています。リネージュは、エンドツーエンドの物流ソリューションに関する業界をリードする専門知識と、比類のない不動産ネットワークを持ち、革新的テクノロジーを開発して展開しています。これは、流通効率の向上、持続可能性の前進、サプライチェーン廃棄物の最小化に貢献し、そして何よりもフィーディング・アメリカのビジョナリー・パートナーとして、世界的な食料供給をサポートしています。優れた革新と持続可能性イニシアチブが認められ、リネージュは、2022年度「CNBCディスラプター50」リスト第3位、デロイトの2022年度米国ベストマネージド企業、ファスト・カンパニーの2019年度「世界で最も革新的な企業」リストのデータサイエンス企業第1位、総合第23位になったほか、2020年にはフォーチュンの「チェンジ・ザ・ワールド」リストに選ばれました。(www.lineagelogistics.com

オーフス港について

オーフス港はデンマーク最大のコンテナ港であり、デンマーク市場にアクセスするための重要な地点です。当港は経済の中心地、そして企業約200社の本拠地であり、地域社会とデンマークにとって多数の雇用が創出される場所です。サステナビリティーのリーダーでもあり、港の拡張をCO2ニュートラルにすることを約束しています。

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