マベニアがレッドハットと提携してハイブリッド／マルチクラウド展開向けのオープンvRANコンテナ化ソリューションを発表

O-Cloud準拠ソリューションにより、マベニアの分散ユニット（DU）と集中ユニット（CU）のRAN製品を強化

米テキサス州リチャードソン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- (ビジネスワイヤ) -- あらゆるクラウドで動作するクラウドネイティブソリューションでネットワークの未来を築くネットワークソフトウエアプロバイダーのマベニアは本日、市場をリードするサーバーベンダーが提供する汎用の商用既製品（COTS）ハードウエア上で動作するクラウド展開向けレッドハット・オープンシフト（Red Hat OpenShift）上で動作するオープン仮想RAN（オープンvRAN）ソリューションをリリースしたと発表しました。このソリューションは、O-RANアライアンスのO-Cloud仕様に準拠し、O-RAN O2インターフェースを使用して、マベニアのクラウドネイティブネットワーク機能（CNF）が、業界有数の企業向けクバネティス・プラットフォームであるレッドハット・オープンシフトが提供するリソースを管理できるようにするものです。

この統合製品は、ライフサイクル管理、オーケストレーション、自動化など、オープンRANを運用するためのフルスタックソリューションを提供し、オンプレミス機器を必要とするリアルタイムの使用例で4G／5Gのパブリック／プライベートネットワークを展開するサービスプロバイダーや企業の参入障壁を下げます。このソリューションは、アジア、北米、欧州を含む世界市場で、3社のティア1サービスプロバイダーによって導入が進められています。

マベニアのオープンvRANはO-RANに準拠した完全コンテナ型ソリューションであり、O-RAN Split 7.2xおよびSplit 2をサポートするオープンインターフェースで動作します。さらに、このソリューションは分散ユニット（DU）と集中ユニット（CU）に分割されます。複数のフロントホール分割を同時にサポートするように設計されているため、このvRANソリューションはベンダーに左右されない将来対応性のある戦略にとって理想的な選択肢となります。

レッドハット・オープンシフトはあらゆるハイブリッド／マルチクラウド環境に展開する能力を組織に提供するものであり、これは迅速性と柔軟性を備え、管理が容易で、アプリケーション開発を加速させ、分散リソースに対する制御を拡張するプラットフォームで可能となります。

マベニアのオープンvRANはレッドハット・オープンシフト上で動作し、4G、5G SA（スタンドアロン）、5G NSA（非スタンドアロン）、5G大規模MIMOなどのネットワークモデルのあらゆる組み合わせに導入でき、サービスプロバイダーにとって下記の利点がもたらされます。

> 導入の迅速化 - 最小限の計画ですぐに導入できるよう、事前に統合・設計されたソリューション

> コスト効率 - オンプレミスのクラウドインフラのオーバーヘッドコストを削減し、汎用的なCOTSハードウエアを活用することで実現

> ハードウエアフットプリントの低減 - 他の競合するオンプレミス型クラウドソリューションと比較して

> 継続的な革新 - DevOpsベースのCI/CDソフトウエアリリースとアップグレードサイクルにより、新機能の市場投入期間を短縮

> セキュリティー機能、パフォーマンス、信頼性 - レッドハット・オープンシフトの追加により実現

マベニアのアクセスネットワーク／プラットフォーム／MDE担当プレジデントであるBGクマールは、次のように述べています。「このレッドハットとの協業により、マベニアはハイブリッドまたはマルチクラウドのソリューションを必要とする通信事業者や企業、さらにはオンプレミスで動作するソリューションを求めながらもクラウド導入による自動化とオーケストレーションの利点も追求する組織の要求に対応することができます。」

レッドハットのテルコ／メディア／エンターテインメント＆エッジエコシステム担当バイスプレジデントのアナリー・ラバーデット氏は、次のように述べています。「レッドハットは顧客がオープンRANの動きを取り入れるための橋渡しをしており、当社のオープンソースの専門知識でビジネスニーズを基礎技術と結び付けています。レッドハット・オープンシフトは一貫性と柔軟性を備えたクラウドネイティブの基盤であり、あらゆるネットワーク環境においてアプリケーション開発とオープンRAN導入を加速させます。レッドハット・オープンシフト上でマベニアのオープンvRANソリューションをサポートすることで、信頼できて俊敏性のあるオープンソースプラットフォーム上で独自のネットワーク要件に対応できるよう、サービスプロバイダーの態勢が向上します。」

この協業の詳細については、MWC 2023のマベニア（ホール2、スタンド2H60）またはレッドハット（ホール2、スタンド2F30）のスタンドにお越しください。

Red HatおよびOpenShiftは、米国およびその他の国々におけるレッドハットまたはその子会社の商標または登録商標です。

マベニアについて

マベニアは、あらゆるクラウドで動作するソフトウエアベースの自動化された単一ネットワークというビジョンに力点を置きながら、ネットワークの未来を築き、先進的技術を先駆的に切り開いています。マベニアは、エンドツーエンドのクラウドネイティブなネットワークソフトウエアを提供する業界唯一の企業として、世界の接続方法を変革することに傾注しており、120カ国以上で世界の加入者の50%以上にサービスを提供する250社超の通信サービスプロバイダーのために、ソフトウエアネットワークの変革を推進しています。www.mavenir.com

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