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エスティ ローダー カンパニーズが「トム フォード」ブランドを買収へ

取引でのトム フォードの評価額は28億ドル

エルメネジルド ゼニア グループとマルコリンが、それぞれトム フォードのファッションとトム フォードのアイウエアで長期ライセンス契約を締結

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- エスティ ローダー カンパニーズ(NYSE:EL)は本日、ラグジュアリー製品のグローバル・リーダー・ブランドのトム フォードを買収する契約を締結したと発表しました。この変革的取引により、これまで長くパートナーであったエスティ ローダー カンパニーズ(ELC)が「トム フォード」ブランドとそのすべての知的財産の単独の所有者として確立されます。

ELCがトム フォードとその現在の幅広いライセンシング・パートナーを取得して経営することで、21世紀の卓越した世界的ラグジュアリー・ブランドの1つとしてのトム フォードの継続性と更なる進化が可能になります。

この取引で、総企業価値の評価額は28億ドルになりました。ELCがこの買収のために支払う額は、クロージング時にマルコリンからELCに支払われる2億5000万ドルを除いて約23億ドルです。ELCは、この取引の資金を、現金、負債、3億ドルの支払い繰り延べ(2025年7月から売主に支払い)を組み合わせて賄うことを見込んでいます。

ELCのメリットとしては、急成長している「トム フォード ビューティ」ブランドを現行の2030年のライセンス期限後も所有することによる長期的なキャッシュフローの確保と、美容品へのロイヤリティー支払いのクロージング時点での終了のほか、新たなライセンシング収益源やその他の予想されるシナジー効果があります。このシナジーには、クリエイティブ面の統括、スピードと機敏性の向上、一層のオンライン浸透の機会があります。ELCは、この取引により、2023年度の調整後希薄化後1株当たり利益(EPS)1が(0.05ドル)希薄化されて(0.15ドル)になると予想しています。これは主に一時的な買収関連費用によるものです。2024年度については、この取引の調整後希薄化後EPSへの影響は概ね中立的であると予想されています。買収は、規制当局の承認を含む特定の条件を満たす必要があり、2023年(暦年)上半期に完了することが予想されています。

この契約に基づき、トム フォード インターナショナルの創立者でCEOのトム・フォード氏は、クロージング後も2023年(暦年)末までブランドのクリエイティブ・ビジョナリーとして引き続き勤務します。トム フォード インターナショナル会長のドメニコ・デ・ソーレ氏も、同じ時点までコンサルタントとして留まります。

この取引により、トム フォードのエルメネジルド ゼニア(NYSE:ZGN)(「ゼニア」、「ゼニア グループ」)との長きにわたる関係は拡大・拡張され、男性用・女性用のすべてのファッションのほか、アクセサリーとアンダーウエアに対する長期的なライセンスが含まれるようになります。この取引の一環として、ゼニアは、ライセンシーとしての義務を果たすために必要なトム フォードのファッション事業を取得します。ELCとゼニアは、クリエイティブの方向性で密接に調整を図り、トム フォードのラグジュアリー・ブランドとしての位置付けを今後も発展させます。

世界的な主要アイウエア・メーカーの1社として優れた技能と品質で知られるマルコリンとの現行のライセンスも、大幅に拡大されます。

当初2006年にELCによって導入されたトム フォード ビューティは、象徴的なラグジュアリー美容ブランドであり、高度に差別化されたフレグランス、メーク、スキンケアのコレクションを持ち、その製品はモダンな魅惑に対するトム フォードの独自のビジョンを反映し、究極の品質で調製されています。当初ラグジュアリー・フレグランスと共に設立されたトム フォード ビューティは、その後世界で最も成功して熱望される美容ブランドの1つとして成長してきました。

エスティ ローダー カンパニーズのファブリツィオ・フリーダ社長兼最高経営責任者は、次のように述べています。「当社は、ラグジュアリー・フレグランスとメークでトム フォード ビューティが達成してきた成功を、そして世界各地の目の高い消費者に望まれる高品質の製品を作り上げることへの献身を極めて誇りに思っています。」

「オウンドブランドとして、この戦略的買収はトム フォード ビューティのために新たな機会を拓き、成長計画を強化することになります。また、長期にわたってラグジュアリー美容の有望なカテゴリーでの当社の勢いを推進することにも一層貢献することになり、世界的な高級美容での主要な専業企業としての当社のコミットメントを再確認するものでもあります。」

トム フォード ビューティは、ラグジュアリー・フレグランスとメークのカテゴリーで強力な立場にあります。この領域は、今後何年も成長率が業界平均を上回ると予想されています。この戦略的買収は、世界のラグジュアリーとオンラインのチャネルのための主要市場においてトム フォード ビューティの成長の次の段階を支えます。当ブランドはこれまで見事な成功を収め、例えば2012年から2022年までの年度においては純売上高の年間平均成長率が2桁となる力強い成長を遂げました。ELCの2022年6月30日終了年度に、トム フォード ビューティの純売上高は前年比で25%に迫る成長率を達成し、今後2年程度でブランドの年間純売上高は10億ドル規模に達すると予想されます。ブランドは、複数のチャネルと主要市場で力強い勢いを継続し、高級フレグランスは米国で上位15位、中国で上位10位に入っています。当ブランドは、フレグランス財団から20個を超える賞を受賞しています。

トム・フォード氏によれば、「私はこの買収にこの上ない喜びを感じています。エスティ ローダー カンパニーズは当ブランドの本拠として理想的です。エスティ ローダー カンパニーズは私が会社を作った最初の日からの特別なパートナーであり、同社がトム フォードの次の時代におけるラグジュアリーの管理者になっていくことを、うれしく思います。エルメネジルド ゼニアとマルコリンも長きにわたる輝かしいパートナーであり、過去16年間にわたって私たちが築いてきた素晴らしい関係が維持されることを、うれしく思います。その全面的なコミットメントによって、両社は最高品質のファッションとアイウエアのみを生産することに努力するラグジュアリー企業としてのブランドの未来を継続していくものと信頼しています。」

トム フォード インターナショナル共同創立者で会長のドメニコ・デ・ソーレ氏は、次のように語っています。「私は、この買収をうれしく思います。トム フォードの歩みにおける最初のパートナーであるエスティ ローダー カンパニーズは、トム フォードの格別の伝統を継続していくことができる信頼できる存在であると見ています。トム・フォード氏には、その素晴らしいビジョンとリーダーシップに感謝しています。また、私たちの驚くほど才能にあふれたトム フォードのチームには、その努力とブランドに対するコミットメントに感謝しています。」

エスティ ローダー カンパニーズ執行会長のウィリアム・P・ローダーは次のように述べています。「私たちは、エスティ ローダーとの最初の協業からトム フォード ビューティの立ち上げ、そして最近の成果まで、15年以上にわたってトム フォードがELCファミリーの一員であったことを名誉と感じています。ELCとトム フォードは、ラグジュアリー、創造性、起業家精神に対する深い理解と卓越性へのコミットメント、そして何よりも当社事業の原動力である類い希な人材を共有しています。」

エスティ ローダー カンパニーズのラグジュアリー事業開発社長のギヨーム・ジェセルは、次のように語っています。「当社は、トム フォード ビューティの継続的成功を推進することに注力しており、この期待のかかる買収は、将来の成長に向けた戦略的な立場を当社にもたらします。トム フォードは真のビジョナリーであり、ラグジュアリーの究極の建築者です。伝説的なドメニコ・デ・ソーレ氏と共に、見事な新たなラグジュアリーの世界が作り上げられてきました。ブランドと類い希な才能を持つチームを今後もまとめていくこと、そしてラグジュアリー美容とその先の分野に対するトム・フォード氏の非凡なビジョンを体現していくことを光栄に感じます。」

エルメネジルド ゼニア グループのCEOのエルメネジルド・「Gildo」・ゼニア氏は、次のように述べています。「私たちは、トム フォードのファッション事業の設立以来のパートナーであり、株主です。この取引は、2021年12月の当社上場後の最初のものであり、当社のプラットフォームを活用することですべてのステークホルダーのために価値を創造していく当社のコミットメントを確認するものです。当社は、トム フォードの驚くべき人材にこれまでとても感銘を受け、エスティ ローダー カンパニーズと共にこの力強く実りをもたらす関係に進むことをうれしく思います。」

「比類のない品質とスタイルにおけるグローバル・リーダーの1つとしてトム フォードのアイウエア事業を確立してきた過去20年間の歩みは素晴らしいものでした。当社は、ブランドの独占的・恒久的なライセンスと共にエスティ ローダー カンパニーズと協業していくことに期待を感じています。これにより、当社はこの素晴らしいブランドの成長をさらにサポートしていくことができます」と、マルコリン最高経営責任者のファブリチオ・クルチ氏は語っています。

「トム・フォード氏、ドメニコ・デ・ソーレ氏、そのクラス最高のチームは、世界で最も革新的なグローバル・ラグジュアリー・ブランドの1つを確立してきました。当社は、その活気ある未来を構築することを、うれしく思います。ゼニアとマルコリンは、トム フォードのファッションとアイウエアの理想的な長期ライセンス先です。当社は、両社がブランドにもたらす継続性に期待を感じており、その品質、高級性、技能に関する揺るぎない献身は、当社がこのブランドを未来にもたらす助けとなります」と、フリーダは述べました。

この取引において、ペレラ・ワインバーグ・パートナーズがエスティ ローダー カンパニーズの財務顧問を務め、ポール・ワイス・リフキンド・ワートン・ギャリソンが法律顧問を務めました。ゴールドマン・サックスがトム フォードの単独財務顧問を務め、スキャデン・アープス・スレート・マー・アンド・フロムが法律顧問を務めました。ゼニアは、UBSから財務面の助言を受けました。レイサムアンドワトキンスがマルコリンの法律顧問を務めました。

エスティ ローダー カンパニーズについて

エスティ ローダー カンパニーズは、高品質のスキンケア、メークアップ、フレグランス、ヘアケア製品を製造・販売する世界的リーダー企業の1つです。当社の製品は約150の国と地域で販売され、そのブランドには、エスティ ローダー、アラミス、クリニーク、ラボ シリーズ、オリジンズ、M・A・C、ラ・メール、ボビイ ブラウン、アヴェダ、ジョー マローン ロンドン、バンブル アンド バンブル、ダルファン パリ、トム フォード ビューティ、スマッシュボックス、エアリン ビューティー、ルラボ、エディション・ドゥ・パルファン・フレデリック・マル、グラムグロウ、キリアン パリ、トゥー フェイスド、ドクタージャルト、およびジ・オーディナリーとNIODを含むDECIEM傘下ブランドがあります。

トム フォードについて

2005年4月に、トム・フォードは「トム フォード」ブランドの創設を発表しました。このベンチャーにおいて、元グッチグループ社長兼最高経営責任者のドメニコ・デ・ソーレがフォードに加わり、会長を務めています。同年にフォードは、眼鏡フレームとサングラスの製造・販売でのマルコリン・グループとのパートナーシップを発表し、トム フォードの美容ブランドを作り上げるエスティ ローダーとのパートナーシップも発表しました。2007年4月には、フォード初の直営旗艦店がニューヨークのマディソンアベニューにオープンし、同時にトム フォードのメンズウエアとアクセサリーのコレクションがデビューしました。2010年9月には、マディソンアベニュー旗艦店での限定的なプレゼンテーションで、フォードは、強く待ち望まれていた女性衣料コレクションを発表しました。2018年2月に、フォードはトム フォード時計製品を登場させ、大いに待ち望まれていたアンダーウエアを初めてファッションショーで披露しました。現在、当ブランドは、男性衣料、女性衣料、アクセサリー、アイウエア、美容、そして直近ではアンダーウエアと時計を含む総合的なコレクションを提供しています。現在、トム フォードの独立店舗とインショップは100店舗を超え、出店先は、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、ビバリーヒルズ、マイアミ、ラスベガス、東京、大阪、ソウル、モントリオール、トロント、香港、上海、北京、ニューデリー、西安、ドーハ、クウェート市、リヤド、シドニーにわたっています。

エルメネジルド ゼニア グループについて

1910年にイタリアのトリベロでエルメネジルド・ゼニアによって設立されたゼニア グループは、「ゼニア」ブランドの下で豪華男性衣料とアクセサリーのデザイン、製造、販売を行い、「トム ブラウン」ブランドの下で女性衣料、男性衣料、アクセサリーを扱っています。そのラグジュアリー・テキスタイル・ラボラトリー・プラットフォーム(最高級イタリア製生地を製造する工房を維持するために活動)を通じて、ゼニア グループは、最高品質の生地と織物を製造・販売しています。グループの製品は、世界80カ国の500店を超える店舗で販売され、そのうち2022年9月30日時点で299店がグループの直営です(242店がゼニア、57店がトム ブラウン)。過去数十年にわたり、ゼニア グループはOur Roadを描いてきました。これは時代を画する軌跡を残しながら自ら曲がりつつ進む独自の道のりであり、当グループは優れたウール生地の生産者からグローバルなラグジュアリー・グループへと成長してきました。Our Roadはニューヨークに至り、グループは2021年12月20日からニューヨーク証券取引所に上場されています。当社がOur Roadの歩みを明日に向けて進み続ける中で、当社は創立者の残したものを堅持することにコミットしています。これは、事業活動が環境に貢献すべきであるとの原則を基盤とするものです。現在、ゼニア グループは現代のリズムで歩むライフスタイルを作り上げつつ、自然界との、そしてより良い現在と未来を作る私たちのコミュニティーとの絆を育て続けています。

マルコリンについて

マルコリンは、アイウエア業界を代表する世界的企業であり、1961年に設立されました。卓越性の絶え間ない追求と継続的なイノベーションを通じて匠の技を先進的技術と組み合わせる独自の能力で知られています。そのブランド・ポートフォリオには、TOM FORD、Guess、WEB Eyewear、adidas Sport、adidas Originals、Bally、Moncler、Max Mara、Sportmax、Zegna、Longines、OMEGA、GCDS、Barton Perreira、Tod's、Pucci、BMW、Swarovski、MAX&Co.、Kenneth Cole、Timberland、GANT、Harley-Davidson、Marciano、Skechers、Candie’sがあります。自社直営ネットワークとグローバル・パートナーを通じて、マルコリンは製品を125カ国以上で販売しています。

本プレスリリース中の将来見通しに関する記述は、引用発言や、取引の完了およびトム フォードとトム フォード ビューティにとってのメリットその他の予想に関するものも含め、リスクと不確実性を伴います。これらの将来見通しに関する記述と異なる実際の結果をもたらし得る要因には、世界市場における現在の経済その他の状況(ボラティリティを含む)、小売企業やサプライヤー、消費者の行動、競争、当事者の協力関係の推移および継続的な成功、さまざまな取引契約に記載されている偶発事象、将来の事業計画を実行する能力、フォーム10-KによるELCの2022年6月30日締め年度の年次報告書に記載されたリスク要因があります。

ELC-C

1 調整後希薄化後1株当たり利益には、再編その他の費用は含まれません。

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