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ドイツポストDHLグループが第3四半期の決算速報を公表、2022年のEBIT予想を引き上げへ

  • 2022年第3四半期のグループEBITは15%増の約20億4000万ユーロ
  • 11月8日に2022年のEBIT予想を引き上げへ
  • フランク・アペル最高経営責任者(CEO):「当社の高度に分散化されたロジスティクス・サービスの幅広さが、急速に変化する経済環境に巧みに対応できる強靱さをもたらしています。」

独ボン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 世界をリードする物流企業のドイツポストDHLグループは本日、2022年第3四半期の決算速報を発表しました。2022年第3四半期のグループEBITは約20億4000万ユーロに達しました(2021年第3四半期は17億7100万ユーロ)。この結果、今年の9カ月期間のグループEBITは約65億ユーロに達しました(2021年の9カ月期間は57億6500万ユーロ)。そのため、2022年11月8日の2022年第3四半期全体の業績の正式発表時に2022年のEBIT予想(現在80億ユーロ±5%)が上方修正される予定です。

eコマースを牽引役に輸送量は昨年の極めて高い水準に接近

当グループは、今年第3四半期に良好な事業展開を記録しました。B2C輸送量は、2022年上半期に顕著な減少を記録した後、予想通り2022年第3四半期にはeコマースに牽引されて前年同期比で回復しました。全般に不透明なマクロ経済情勢下で、B2B事業の輸送量は需要の低迷を反映したものとなりました。この結果、海上貨物市場および航空貨物市場の輸送能力の状況は緩和されました。DHLの全部門でネットワークの全体的な稼働率は良好な水準を維持し、EBITの改善につながりました。

エクスプレス:エクスプレス部門の2022年第3四半期のEBITは約10億1000万ユーロに達しました。これに対して前年同期は9億7100万ユーロでした。

国際貨物輸送:国際貨物輸送部門の2022年第3四半期のEBITは約5億8500万ユーロとなり、再び前年同期の3億7200万ユーロを明確に上回りました。

サプライチェーン:サプライチェーン部門の2022年第3四半期のEBITは約2億2000万ユーロとなり、1億4200万ユーロとなった前年同期の結果をやはり大きく上回りました。

eコマース・ソリューション:eコマース・ソリューション部門の2022年第3四半期のEBITは約8500万ユーロでした(2021年第3四半期は9100万ユーロ)。

国内郵便・小包:国内郵便・小包部門の2022年第3四半期のEBITは約2億8500万ユーロとなりました(2021年第3四半期は3億ユーロ)。

このように好調が続いている利益動向は、フリー・キャッシュフローの拡大につながっています。2022年第3四半期のフリー・キャッシュフローは15億ユーロを超えました(2021年第3四半期は12億5700万ユーロ)。

2022年第3四半期に関する包括的な開示は、予定通り2022年11月8日に行われます。

– 以上 –

ドイツポストDHLグループは世界をリードする物流企業です。当グループは、人々と市場を繋ぎ、世界貿易を支えています。世界中の顧客、従業員、投資家にとって最初の選択肢となることを目指しています。この目標に向けて、ドイツポストDHLグループは収益性の高い中核分野である物流事業の成長に注力し、またすべての事業部門のデジタル変革を加速させています。当グループは、持続可能な事業活動、コーポレート・シティズンシップ、環境活動を通じて世界に貢献します。ドイツポストDHLグループは、2050年までに物流業務のネットゼロ排出を達成することを目標にしています。

ドイツポストDHLグループは、2つの強力なブランドを傘下に有しています。DHLは、小包・国際エクスプレス、貨物輸送、サプライチェーン管理サービス、さらにeコマース向けロジスティクス・ソリューションに及ぶ包括的なサービスを提供しています。ドイツポストは、欧州を代表する郵便・小包サービス企業です。ドイツポストDHLグループは、世界の220を超える国と地域におよそ59万人の従業員を抱えています。2021年のグループ売上高は810億ユーロを超えました。

The logistics company for the world(世界のロジスティクス企業)

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