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デスティネーションIAA:カミンズが電動Meritorパワートレインを買収後初めて披露

米インディアナ州コロンバス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- カミンズ(NYSE:CMI)は、先月にMeritorの買収が完了してから初めて、カミンズのバッテリー・システムと共に組み立てたMeritor 17Xe ePowertrainをドイツのハノーバーで開催されるIAAトランスポーテーション展示会で披露します。17Xeは4x2および6x2のセグメントの大型トラック向けに設計されており、44トン(一部の用途ではそれ以上)の総重量に対応する能力を備えています。このアセンブリーには、カミンズのバッテリーのラインアップに新たに加わったリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーパックも搭載されています。

カミンズのバイスプレジデント兼ニューパワー事業プレジデントのエイミーデイビスは、次のように述べています。「カミンズとMeritorの電動パワートレイン・ソリューションを早急に市場に投入するべく努力しています。私たちは共に動きを速めており、私たち全員を業界の脱炭素化に近づけるIAAでソリューションについて話したいと考えています。カミンズとMeritorは、業界最高で経済的に最も実用性が高く、人と地球にとってより良い脱炭素パワートレイン・ソリューションを組み合わせます。」

Meritorは、ドライブトレイン、モビリティー、ブレーキ、アフターマーケット、電動パワートレインのソリューションにおける100年以上の経験をカミンズにもたらします。Meritorの車軸とブレーキ技術の人員、製品、能力が統合されることで、カミンズは内燃アプリケーションおよび電力アプリケーションの全体で、統合型パワートレイン・ソリューションのリーディング・プロバイダーに位置付けられます。

100%ゼロエミッションのePowertrainはすでに生産されており、カミンズとMeritorの強みが一体となることで商用車市場向けの高度な脱炭素輸送ソリューションが実現します。

カミンズはMeritorのePowertrainをバッテリーおよび燃料電池の電気ドライブトレインに統合して、脱炭素ソリューションに対する需要の高まりに応えています。クリーンなドライブトレインというオプションで構成された、市場をリードするカミンズのスイートは、世界中の多様なアプリケーションに適合する性能とパッケージングの優位性を提供し、大型および中型のトラックとバスでの作業のサイクルと範囲に大きなメリットをもたらします。

ePowertrainに加えて、Meritorのパワー・コントロールおよびアクセサリー・システム(PCAS)が展示フロアに設置されます。PCASは電動パワートレインの「頭脳」と見なされ、速度、加速、ブレーキ、熱管理の制御を行います。革新的なソフトウエア制御により、パフォーマンスとシステム全体の効率を最大化するように設定することができます。その統合システム設計も、パッケージ・サイズを削減し、統合の複雑さを軽減します。

カミンズについて

パワー技術のグローバルリーダーであるカミンズは、幅広いポートフォリオの電力ソリューションを設計・製造・販売し、そのサービスを提供する補完的事業分野の企業です。当社の製品は、内燃機関、電力およびハイブリッドの統合型パワー・ソリューション、コンポーネント(フィルター、後処理、ターボチャージャー、燃料システム、制御システム、空気処理システム、自動変速機、発電システム、マイクログリッド制御、バッテリー、電解槽、燃料電池など)に及びます。1919年の設立以来、インディアナ州コロンバス(米国)に本社を置くカミンズは、約5万9900人の従業員を雇用しており、これらの従業員は健全なコミュニティーにとって決定的に重要な世界的企業責任の優先事項3つ、すなわち教育、環境、機会均等を通じて、より豊かな世界のための力になることに傾倒しています。カミンズは、オンラインに加え、自社所有の独立販売店のネットワークを通じて、また世界中の何千ものディーラー拠点を通じて、顧客にサービスを提供しています。2021年に240億ドルの売上高で約21億ドルの利益を上げました。

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Jon Mills
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(317) 658-4540
jon.mills@cummins.com

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CEO: Jennifer Rumsey
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