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欧州議会が引き続き一次木質バイオマスを再生可能エネルギー源として認める

米メリーランド州ベセスダ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 欧州議会は本日、一次木質バイオマスを再生可能エネルギー源として認める投票を再び行いました。これは先に、再生可能エネルギー指令(RED)およびRED IIの両方で、そのように分類されたことと一致しています。持続可能な方法で調達した木質バイオマスを生産する世界的大手のエンビバ(NYSE:EVA)は、この指定を歓迎します。それは、炭素排出を削減し、化石燃料への世界的な依存を抑えるための包括的な再生可能エネルギー戦略の一環として、より低炭素で発電・発熱における化石燃料のドロップイン代替となるための正しい方向に向けた重要な一歩となるからです。

一次木質バイオマスは、2030年までに再生可能エネルギーを45パーセント引き上げるという欧州議会の大望を実現し、2050年までにカーボンニュートラルを達成するというEUの目標を達成するために、不可欠な再生可能エネルギー源です。RED IIIを主導するマーカス・ピーパー議員は、総会の結果を受けて行われた記者会見で、「このエネルギー移行に真摯に取り組むためには、木質バイオマスがエネルギー源として必要です」と語りました。

今週行われた投票で、欧州議会は、理事会と欧州委員会の立場に大きく近づきました。一次木質バイオマスは再生可能エネルギーとして認められ、今後もEU排出量取引制度でのゼロカーボン評価が確保され、大量に使用することが認められました。

ピーパー議員は声明で、さらに次のように述べています。「1つだけ明らかなことがあります。それは木質バイオマスがエネルギー移行の構成要素となり、欧州議会の左翼議員の投票にもかかわらず、再生可能エネルギーの1つと見なすことができるという点です。新しい指令は、可能な限り最大のCO2削減効果を達成するために必要な枠組みを構築し、私たちの森林が将来焼かれないようにするでしょう。三者対話による手続きが進むにつれ、加盟国が我々の提案に従っていただけることを期待しています。」

理事会と欧州委員会は引き続き、一次木質バイオマスと、気候変動に対する恩恵とエネルギー供給の安定性を実現するための一次木質バイオマスの利用拡大を、確固として支持しています。本日の投票は、欧州連合のプロセスで、最初の交渉上の立場を示すものです。この投票後、欧州議会、EU理事会、欧州委員会が三者対話を開始します。三者が交渉を行い、2023年前半にRED IIIに関する最終的な妥協点に達する見通しです。

「三者対話に向けて、欧州議会の立場は、理事会と委員会の主流の見解に1歩近づき、ENVI委員会が以前示した少数派の立場からは遠ざかりました。」

「このプロセスは、米国にいる我々にとって馴染みがないものですが、私はオーストリア出身のため、EUの立法プロセスが本質的に複雑であり、EUが直面しているエネルギー移行、安全保障、入手性危機に対処するには、三者対話で妥協点を見出す必要があることを理解しています。現在バイオマスは欧州の再生可能エネルギーの約60パーセントを占めています。」

「気候中立を達成するための真剣な道筋はすべて、バイオエネルギーの利用を持続可能な方法で増加させることが必須であり、それが可能であることを示しています。欧州委員会が独自に行ったRED IIIの影響評価は、2030年から2050年にかけてバイオエネルギーの利用を平均69パーセント増やし、重要なグリッド・バランシング・サービス、産業用の高温熱、先進的バイオ燃料を提供し、排出量をマイナスにする必要があると説明しています」と、エンビバのトーマス・メス社長は述べています。

「EUで木質バイオマスの使用拡大に失敗することは、気候目標の達成に失敗し、EU消費者のコストが増えることを意味しています。また、バイオエネルギーが欧州の暖房供給の25パーセントを占め、木質バイオマスのインフラストラクチャーへの段階的な投資が切実に必要とされているため、冬を間近に控えて、エネルギー供給の安全性がさらに混乱することになるでしょう。エンビバは、これまでの進捗に勇気づけられており、実用的かつ合理的な結果が得られると確信しています。」(トーマス・メス社長)

エンビバについて

エンビバ(NYSE:EVA)は、再生可能・持続可能なエネルギー源である産業用木質ペレットの世界最大の生産会社であり、天然資源である木質繊維を集積して輸送可能な形態である木質ペレットに加工しています。エンビバは、バージニア州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ジョージア州、フロリダ州、ミシシッピ州に10軒の工場を所有・運営しており、これらの工場は合計で年間約620万トンの生産能力を有しています。また、アラバマ州エペスに11番目の工場を建設中です。エンビバはこの木質ペレットの大部分を、英国、欧州連合、日本の信用ある顧客企業との長期的なテイク・オア・ペイ方式のオフテイク契約により販売し、エネルギー移行の加速を助け、鉄鋼、セメント、石灰、化学品、航空燃料などの緩和困難なセクターの脱炭素化に貢献しています。エンビバは、バージニア州チェサピーク港、ノースカロライナ州ウィルミントン港、ミシシッピ州パスカゴーラ港にある自社深水海上ターミナルや、ジョージア州サバンナ、アラバマ州モービル、フロリダ州パナマシティにある他社の深水海上ターミナルから木質ペレットを世界各地の市場に輸出しています。

エンビバの詳細については、当社のウェブサイト(envivabiomass.com)をご覧ください。ソーシャルメディア(@Enviva)で当社をフォローしてください。

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