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ベリシリコンがチップ設計プロセスでISO 26262自動車機能安全マネジメントシステムの認証を取得

さまざまな自動車安全完全性レベルに適合するチップ向けに設計サービスを提供し、車載エレクトロニクスにおけるベリシリコンの競争力を強化する

上海--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- サービスとしてのシリコンプラットフォーム(SiPaaS®)を手掛ける一流企業のベリシリコン(688521.SH)は本日、当社のチップ設計プロセスがISO 26262自動車機能安全マネジメントシステム認証を取得したと発表しました。国際規格に準拠することで、ベリシリコンは世界の顧客に、さまざまな自動車安全完全性レベルに適合する各社製品向けチップ設計サービスを提供することができます。この認証は、国際的な独立の第三者試験・検査・認証機関であるテュフ ラインランドから取得しました。

テュフ ラインランドは、ベリシリコンのチップ設計プロセス全体と品質管理システム(QMS)を監査した結果、機能安全管理プロセス、ソフトウエア/ハードウエア開発プロセス、ASIL指向の機能安全分析などを含むベリシリコンのチップ設計/管理プロセスが、ISO 26262:2018自動車機能安全規格の要求事項に適合していると結論付けました。

この認証は、機能安全準拠の車載チップを製造するために、チップおよびIPの設計と実装、ソフトウエア開発などのカスタムシリコンサービスをワンストップで世界の顧客に提供できるベリシリコンの包括的な能力と資格を証明するものです。これは、ビジネスプロセスの改善に取り組むベリシリコンにとって重要な節目となる成果であり、車載エレクトロニクスアプリケーションにおける当社の競争力を強化することになります。既にベリシリコンのISP8000L-FS V5.0.0 IPはISO 26262 ASIL B認証を取得しており、ベリシリコンのその他のプロセッサーIPでも認証取得を進めているところです。

ベリシリコンの会長で社長兼最高経営責任者(CEO)のウェイン・ダイ博士は、次のように述べています。「電動モビリティーやインテリジェントモビリティーの採用が加速する中、車載用チップにはカテゴリー、性能、イテレーション速度の面で、より高い要件が求められています。ベリシリコンのチップ設計プロセスに対するISO 26262自動車機能安全マネジメントシステム認証の取得は、当社の長年にわたるチップ設計プロセスの高い水準と厳格な要件が全面的に認められたことになります。ベリシリコンは、当社の戦略的優先分野の1つである車載エレクトロニクス分野において、深い技術的専門力と長期的な計画を有しています。今後もベリシリコンは、車載電子機器に安全性・信頼性・革新性を備えた高度な技術を提供し続けます。

ベリシリコンについて

ベリシリコン・マイクロエレクトロニクス(上海)(ベリシリコン、688521.SH)は、当社の社内半導体IPを活用しながら、プラットフォームベースの総合的なワンストップカスタムシリコンサービスや半導体IPライセンシングサービスを顧客に提供することに傾倒しています。当社独自の「サービスとしてのシリコンプラットフォーム(SiPaaS)」ビジネスモデルの下、包括的IPポートフォリオに依拠しながら、ベリシリコンは概念規定から試験やパッケージに至るまで短期間でシリコン製品を生み出すことができ、高性能でコスト効果の高い半導体代替製品をファブレス企業、IDM、システムベンダー(OEM/ODM)、インターネット大手、クラウドサービスプロバイダーなどに提供しています。ベリシリコンの事業領域は、消費者向け電子製品、車載電子機器、コンピューターおよび周辺機器、産業用機器、データ処理、モノのインターネット(IoT)、その他のアプリケーションに及んでいます。

ベリシリコンは多種多様なカスタマイズシリコンソリューションを提供しており、高精細ビデオ、高精細オーディオ/ボイス、車載インフォテインメント、ビデオ監視、IoT接続、スマートウエアラブル、ハイエンドアプリケーションプロセッサー、ビデオトランスコードアクセラレーション、インテリジェントピクセルプロセッシングなどを手掛けています。またベリシリコンは6種類の社内プロセッサーIP、すなわちGPU IP、NPU IP、VPU、DSP IP、ISP IP、ディスプレープロセッサーIPに加え、1400件以上のアナログ/ミックスドシグナルIPとRF IPを持っています。

2001年に設立され中国上海に本社を置くベリシリコンは、中国と米国に7カ所のデザインセンターおよび研究開発センターを持ち、世界10カ所に販売・カスタマーサービス拠点を置いています。ベリシリコンは現在、1200人以上の従業員を擁しています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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