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Spot by NetAppの調査で、組織は引き続きクラウドの最適化を優先するも、いまだに課題を抱えていることが明らかに

パブリッククラウドインフラを担当するIT関係者および企業関係者の96パーセントが、クラウドの成功でFinOpsが重要と回答したが、成熟した手法があるのはわずか10パーセント

米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ)-- グローバルなクラウド主導データ中心ソフトウエア企業のネットアップ(NASDAQ:NTAP)は本日、パブリッククラウド事業とITの意思決定者を対象とする調査に基づく年次クラウドインフラ報告書の結果を発表しました。Spot by NetApp(スポット・バイ・ネットアップ)の本報告書は、ネットアップによるクラウドチェッカーの買収後、同社が先に実施していた年次調査を引き継いだものです。クラウド管理の現状や、組織が各自の環境を最適化している方法を明らかにしています。

報告書では、企業が一貫してクラウド導入を加速させているものの、その多くがインフラを効果的に最適化できていないと考えていることが、重要な傾向として浮き彫りになりました。企業は、CCoE(クラウド卓越拠点)やFinOps(クラウド財務管理)などの社内プログラムの開発、クラウド購入コミットメント、ツール、外部の支援(マネージドサービスプロバイダーなど)を通じて、この課題に対応しています。一部の回答者はこれらの分野でまだ成熟過程にあると答えましたが、プログラムの導入と拡大に成功した企業は、クラウドの取り組みで俊敏性、効率、ガバナンスを向上できたと報告しています。

ネットアップのパブリッククラウドサービス担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのアンソニー・ライは、次のように述べています。「この調査結果は、企業が迅速にクラウドを導入している一方、IT部門はクラウド投資の価値とROIを高める方法を模索し続けていることを、浮き彫りにしています。また組織は、クラウドのコスト、セキュリティー、自動化、リソースの最適化が今後も主要な懸念事項であり続けるであろうことを明らかにしています。成功する可能性が最も高いクラウド重視企業は、コスト管理と複雑性の低減に取り組むための適切な戦略や技術ソリューション、そして提携関係を導入することになります。」

Spot by NetAppの2022年クラウドインフラ報告書の主要な知見:

クラウドとコスト管理はまだ進行中の取り組み

  • パブリッククラウドのコスト把握に関する自信は、この1年で低下。「非常に」自信がある回答者は2022年が21パーセントで、2021年の31パーセントから減少した。
  • 2022年にコスト管理に傾注するとした回答者は62パーセントに上る。
  • クラウドの成功でFinOps(クラウド財務管理)が重要だとの回答は96パーセント。しかし、成熟したFinOps手法があるのは10パーセントのみ。

パブリッククラウドインフラへの投資が深まり、クラウドユーザーの数が成熟するにつれ、これらのリソースから得られるビジネス価値を慎重に検討する必要があります。大企業にとって、今年も引き続きコスト管理に傾注することは、その取り組みに資するFinOpsが果たす役割とともに、ますます重要になっています。

2022年にクラウド運用管理は規模が拡大

  • 2022年の変革目標は、クラウド技術の利用拡大(63パーセント)、クラウドにさらなるサービスを移行(52パーセント)、クラウドコストの最適化(50パーセント)など。
  • 90パーセントがクラウド卓越拠点(CCoE)があるか計画中。
  • 現時点でCCoEがある企業の61パーセントは、2022年にCCoEの責任が大きくなると回答。

企業はクラウドに移行した後も、クラウド投資を最適化するための取り組みを続ける必要があります。より成熟したCCoE手法がある企業は、CCoEがまだ確立されていない企業と比べて、より大きな利点と価値を受けていると報告しています。

MSPがクラウド運用で重要な役割を果たす

  • 71パーセントがクラウド運用でMSPを利用。
  • クラウド運用でMSPと協力している企業の100パーセントが、その関係から利益を得ていると回答。
  • クラウド運用でMSPと協力している企業の83パーセントが、FinOps手法でMSPに依存している。

MSPが、顧客のクラウド環境でより大きな指導的役割を担う場合、IT部門はより大きな価値を実現できると報告しています。これは、コスト最適化、セキュリティー、コンプライアンス、資産管理など、クラウド運用サービスの開発に対するMSP投資の影響を反映しています。

調査手法

2022年2月に、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、マイクロソフト・アジュール、グーグル・クラウドなどのパブリッククラウドインフラを担当するIT関係者および企業関係者の独立した情報源にオンライン調査票を送信しました。合計305人が調査に回答しました。回答者の役割、企業規模、業界、職務レベルは広範に及んでいます。2017年、2019年、2021年に実施した同様の調査から、一定の質問を繰り返し行い、動向の変化を調べています。

補足資料

ネットアップについて

ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウエア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウエア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.comをご覧ください。また、TwitterLinkedInFacebookInstagramでネットアップをフォローしてください。

NetApp、NetAppのロゴ、www.netapp.com/TMに記載されているマークは、NetApp, Inc.の商標です。その他の企業名や製品名は、それぞれの所有者の商標である可能性があります。

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