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タークセルがマベニアのクラウドネイティブIMSソリューションで音声をデジタル化

共通のIMSコアでVoLTEとVoNRの両方をサポート

イスタンブール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- あらゆるクラウドで動作して世界の接続方法を変革するクラウドネイティブソフトウエアでネットワークの未来を築くネットワークソフトウエアプロバイダーのマベニアは、欧州・中東・アフリカで最大級の完全クラウドネイティブIMSシステムの導入に成功しました。トルコのタークセルへの導入は、マベニアのクラウドネイティブIMSによって5G時代の音声サービスを発展させことで、VoLTEを利用可能な顧客1100万人からのすべての音声通話トラフィックの移行を成功させます。また、追加容量により、タークセルにとって継続的な成長をサポートする余地が生まれ、同社は総加入者基盤3800万人のうち、2400万人の4Gユーザーをサポートするよう拡張する計画です。

マベニアのクラウドネイティブIMSソリューションは、完全に自動化されたクラウド環境専用に構築したマイクロサービスベースのアーキテクチャーで、タークセルの先駆的な統合テレコムクラウドに導入されています。このマイクロサービスアーキテクチャーにより、通信事業者はVoLTE音声と5G音声に同じIMSコアを利用し、新しいサービスをより迅速かつ効率的に導入することができます。また、このソリューションはマベニアのリッチコミュニケーションサービスと組み合わせることで、OTTアプリに対抗する高度で相互運用可能なメッセージングサービスをお客さまに提供することができます。マベニアは、VoLTE IMS1の世界的リーダー企業であり、1日当たり110億通以上のメッセージを扱う音声/メッセージングサービスをリードしています。

マイクロサービスにより、通信事業者にとってサービスの規模拡大や機能拡張が容易になります。これは、タークセルのVoLTEを利用可能な加入者の数が今回の導入に支えられて急速に増加したことで実証されます。また、大量の仮想マシンを起動できる機能により、単一障害点が存在しないため、信頼性と障害回復力が向上します。さらに、ソフトウエア中心の手法により、通信事業者の俊敏性が向上し、開発・試用・導入のサイクルは専有的ハードウエアを基盤とする旧式インフラと比較して、大幅に短縮されます。

マベニアのクラウドネイティブIMSの拡張性の独特な価値は、タークセルによる導入の際、明らかに示されました。トルコでは、国民の祝日バイラムの期間に家族がこぞって集まります。通信トラフィックが急増することがあり、その程度はネットワーク停止が時折起こることが知られているくらいです。今回の世界的流行病により、2021年5月と7月のバイラムの長期休日の直前にロックダウンが発表されました。その結果、タークセルの予測によると、休日期間中の最繁時トラフィックは2倍になる可能性がありました。マベニアはそのソリューションの拡張性により、政府によるロックダウン発表から数日でネットワーク容量を倍増させることができたので、トラフィックは急増しましたが、停止することはありませんでした。本ソリューションのモバイルネットワークへの導入に成功したタークセルは、固定ネットワークにもMavenir vIMSを取り入れているところです。

タークセルの最高技術責任者(CTO)であるゲディズ・セズジン博士は、次のように述べています。「当社の統合テレコムクラウドと仮想化モバイルコアは、当社のお客さまに業界有数のサービスを最初に市場投入するというタークセルの意欲的な目標の基盤となっています。仮想化IMSは、当社の長期的なNFVの取り組みと5G向けロードマップにおいて、ネットワーク変革のための極めて重要な節目となる成果です。あらゆるクラウドに対応するソフトウエア指向の手法を取るマベニアは、貴重なパートナーです。」

マベニアのコミュニケーション・サービス・ビジネス・グループのプレジデントを務めるBGクマールは、次のように述べています。「タークセルとの経験を通じて私たちが学んだことは、共通のIMSコア上でVoLTEとボイス・オーバー・ニュー・ラジオ(VoNR) の両方をサポートすることが、5Gの導入を計画する通信事業者による移行を容易にすることを約束するのだということです。クラウドネイティブの仮想化IMSは、5Gへ急いで移行する際に見落とされるリスクのある音声サービスに継続性をもたらします。」

マベニアとタークセル・グループは、深く、多面的な提携関係を結んでいます。トルコでのライブ導入に加え、ウクライナにおけるタークセルの子会社ライフセルでもvIMSが導入中で、ベラルーシとキプロスでは同グループのBeSTとKKTCellの事業で導入計画が進行中です。

またトルコでは、リッチコミュニケーションサービス、RCSビジネスメッセージング、ダイナミックルーティングソリューションを提供し、タークセルのテルコクラウドにおけるO-RAN Split 7.2 アーキテクチャー上で、世界初の完全コンテナ化オープンRAN通話で連携しています。

マベニアは、スペインのバルセロナで開催されるモバイル・ワールド・コングレス2022(フィラ・グランビア)のホール2、スタンド2H60に出展します。詳しくはこちらをご覧ください。

タークセルについて

タークセルはトルコに本社を置くデジタル事業者として、モバイル/固定ネットワーク上でデジタルサービスや音声、メッセージング、データ、IPTVのサービスという独自のポートフォリオを通じ、顧客にサービスを提供しています。タークセル・グループの企業はトルコ、ウクライナ、ベラルーシ、北キプロスの4カ国で事業を展開しています。タークセルは2016年4月1日に自国でLTEサービスを開始し、81都市でLTE-Advanced技術および3波キャリアアグリゲーション技術を導入しています。タークセルはそのFTTHサービスにより、最高10Gbpsの光ファイバーによるインターネット通信速度を提供しています。タークセル・グループは2021会計年度に359億トルコリラの売上高を計上し、2021年12月31日時点で総資産は707億トルコリラとなっています。タークセルは2000年7月からNYSEとBISTに上場されており、トルコで唯一のNYSE上場企業です。詳細はwww.turkcell.com.trでご覧ください。

マベニアについて:

マベニアは、あらゆるクラウドで動作するソフトウエアベースの自動化された単一ネットワークというビジョンに力点を置きながら、ネットワークの未来を築き、先進的技術を先駆的に切り開いています。エンドツーエンドのクラウドネイティブなネットワークソフトウエアを提供する業界唯一の企業として、マベニアは世界の接続方法を変革することに傾注しており、120カ国以上で世界の加入者の50%以上にサービスを提供する250社超の通信サービスプロバイダーのために、ソフトウエアネットワークの変革を推進しています。www.mavenir.com

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1 出典 – Dell’Oro Mobile Core Network 4Q Report 20(デローロ、モバイルコアネットワーク)

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