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ジュニパーネットワークス、画期的なオープンRANのユースケースの試行でボーダフォン、パラレル・ワイヤレスと協業

マルチベンダーのソフトウエア駆動型アーキテクチャーが、拡張されたモバイル事業の機会と不可欠なユーザー・エクスペリエンスへの道筋を示す

米カリフォルニア州サニーベール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- セキュアなAI駆使型ネットワークのリーダーのジュニパーネットワークス(NYSE:JNPR)は本日、ボーダフォン、パラレル・ワイヤレス(オープンRANソリューションのパイオニア)と協業することを発表しました。テナント認識型アドミッション・コントロールのユースケースのためのマルチベンダーRANインテリジェント・コントローラー(RIC)の試行を実施します。この試行は、当初はトルコにあるボーダフォンのテストラボで実行され、そのテスト・インフラストラクチャーに移行する計画があります。O-RANインターフェースをサポートし、個別化されたユーザー・エクスペリエンス、現実性のある収益創出、4Gと5Gのサービスのための設備投資と運営費の両方の削減など、モバイル事業者が直面する主要なビジネス上の課題に対応します。

この試行は、仮想化を活用したオープンなソフトウエア駆動型アーキテクチャーをベースとし、プログラム性が高く自動化されたユーザー指定粒度のトラフィック管理を提供します。当初の重点は、テナント認識型アドミッション・コントロールの機能を提供することに置かれ、事業者によるサービスの個別化や優れたユーザー・エクスペリエンスの提供を可能にします。RAN全体の無線リソースをリアルタイムで追跡・統制することで、病院や学校などのミッションクリティカルなユーザーがモバイル・データのサービス提供を優先的に受けることが可能になります。この能力は、ほぼリアルタイムでネットワーク機能の管理を行うジュニパーのrApp/xAppクラウドベース・ソフトウエア・ツールと、パラレル・ワイヤレスのクラウドネイティブなオープンRAN機能によって実現されます。

この試行の設計理念は、オープンでアジャイルなリソース管理とモバイル・データ提供をあらゆるソフトウエア駆動型RAN環境で実現する可能性を実証することに重点を置いています。このアプローチにより、サービスとアプリケーションをRANによって自動的に管理、最適化、低減することができま、その際には、それ自体のパフォーマンスからのリアルタイム・データの情報がベースとなります。

3つの組織はすべて、オーラン・アライアンステレコム・インフラ・プロジェクト(TIP)の活発な事業者、コントリビューターであり、業界のイノベーションと標準に対するコミットメントが共有されていることを示しています。

ジュニパーのRICソリューションは、ノースバウンドとサウスバウンドでオープン・インターフェースを支えるオープン・プラットフォームとして設計されており、エコシステム内のオープンRANパートナーとの統合が容易になっています。ジュニパーのRICプラットフォームは、サードパーティーのrApp/xAppとの統合も容易になり、UIベースのオンボーディングと導入のツールを使用し、ネットワーク・ベースかSDKベースのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を選択できる柔軟性も備えています。

パラレル・ワイヤレスは、クラウドネイティブなオープンRANのソリューションを提供します。これは現在、ジュニパーネットワークスのオーラン・アライアンス仕様に基づいた最先端のRANインテリジェント・コントローラー(RIC)と統合されており、事業者が最高のRANを構築する上での選択の幅を広げています。

参考発言

「ボーダフォンは、すべてのモバイル・ネットワーク無線インフラストラクチャーがオープンであるべきだとの明確なビジョンを持っています。そうすることで、革新的サービスの迅速な導入が実現します。当社はこれを、豊かな技術革新と協業に向けた重要なステップと考えています。これは、4Gと5Gの画期的な新たなユースケースが開発されてコスト効率が最大化されるようにするための唯一の道筋です。この期待のかかる道程の前進を加速させるため、ジュニパーネットワークスとパラレル・ワイヤレスを含む志を同じくする技術パートナーのエコシステムと共に、ボーダフォンがO-RANインターフェースを使用したテナント認識型アドミッション・コントロールのためにラボと実地試行の場を提供することを、大変うれしく思います。協力することで、私たちは、B2Bユースケースのために、スマート性の高いネットワークを構築し、ユーザー・エクスペリエンスを高め、優れた持続可能性措置を推進することが可能になります。」

- Paco Martin氏、ボーダフォン・グループのオープンRAN責任者

「ボーダフォンのところでのこのマルチベンダーの試行は、ジュニパーのRICが、そしてシームレスなアプリケーション・ポータビリティーを可能にする当社の努力がオープンRANの真の可能性を解き放つことができることを立証する理想的な機会を提供しています。当社のイノベーションをパラレル・ワイヤレスのイノベーションやボーダフォンの運営経験と組み合わせることで、価値創出と優れたユーザー・エクスペリエンスを達成して事業者の経済性を改善することができる実世界のユースケースを実現することができます。」

- Constantine Polychronopoulos、ジュニパーネットワークスの5G・テレコムクラウド担当VP

「ボーダフォンは、早期からオープンRANイノベーションを主導してきました。オープンRANの導入の次の段階として、私たちは、ボーダフォンとジュニパーネットワークスをパートナーとすることに期待を感じています。当社の最先端のクラウドネイティブなオーラン・アライアンス準拠のオープンRANソリューションをジュニパーの最先端のRANインテリジェント・コントローラーと統合していきます。」

- Keith Johnson、パラレル・ワイヤレス社長

追加資料

ユーチューブ:RAN Intelligent Controller (RIC) - Unlocking the True Potential of O-RAN
オープンRANソリューション:ジュニパーネットワークス

リサーチ・テーマ:What is a RAN Intelligent Controller?

ジュニパーネットワークスについて

ジュニパーネットワークスは、ネットワーク運用を飛躍的に簡素化し、エンドユーザーに優れた体験を提供することに専心しています。当社のソリューションは業界有数の洞察、自動化、セキュリティー、AIを提供して、真のビジネス成果をもたらします。つながりを強化することは、人々をより緊密に結びつけると同時に、幸福、持続可能性、平等などの、世界最大の課題を解決する力を与えてくれると、当社は信じています。追加情報については、ジュニパーネットワークスのウェブサイト(www.juniper.net)をご覧いただくか、ツイッターリンクトインフェイスブックでジュニパーとつながってください。

Juniper Networks、Juniper Networksのロゴ、Juniper、Junosに加え、こちらに記載されているその他の商標は、米国およびその他の国々におけるジュニパーネットワークスもしくはその関連会社または両社の登録商標です。その他の名称は、各所有者の商標である可能性があります。

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