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ウィプロがEdgileを買収し、戦略的サイバーセキュリティー・サービスにおけるリーダーシップを強化へ

本買収により、グローバル2000企業の間で急増しているサイバーセキュリティー・コンサルティングの需要に対処

印バンガロール & ニューヨーク & 米テキサス州オースティン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 情報技術、コンサルティング、ビジネスプロセス・サービス世界的大手のウィプロ・リミテッド(NYSE:WIT、BSE:507685、NSE:WIPRO)は本日、リスクとコンプライアンス、情報とクラウド・セキュリティー、デジタルIDに重点を置いた米テキサス州オースティンに本社を置く変革的サイバーセキュリティー・コンサルティング会社のEdgileを買収する契約を締結したと発表しました。

Edgileは、ビジネスに合致した独自のサイバーセキュリティー能力、変化する規制環境への深い理解、そして現代の企業の安全を確保するためのクラウド変革を可能にすることで、セキュリティーやリスクのリーダーから認められています。さらに、同社の「戦略優先」アプローチと「クイック・スタート」ソリューションにより、統合後の企業は戦略的なサイバーセキュリティー・サービスの価値を高めることができます。

ウィプロとEdgileは共同でウィプロ・サイバートランスフォームを開発します。この統合スイートは、企業がサイバーセキュリティー・リスクの役員会統治を強化し、強固なサイバー戦略に投資し、実践的なセキュリティーの価値を享受するために役立ちます。ウィプロ・サイバートランスフォームは、ウィプロとEdgileの広範なパートナー企業との協力により、組織がデジタル変革を加速させ、仮想的なデジタル・サプライチェーンで事業を展開することを可能にします。このすべては、高いセキュリティーで実現されます。

ウィプロのシニアバイスプレジデントでサイバーセキュリティー&リスク・サービス事業グローバルヘッドのトニー・バフォマンテは、次のように述べています。「Edgileの戦略的コンサルティング能力を加えてウィプロ・サイバートランスフォームを立ち上げることは、セキュリティー・リーダーや役員会の関係者から信頼されるパートナーになるための当社の歩みの中で重要な節目となります。このチームはウィプロのサイバーセキュリストと非常に良く調和し、世界規模で変革的なサイバーセキュリティーを提供することができると思います。」

Edgileのドン・エレッジ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「価値観と深い技術力で尊敬しているウィプロの一員になることができ、大変感激しています。当社のサイバーセキュリティー・リスク・コンサルティングとセキュリティー管理能力のすべてを結集することで、当社の世界中の顧客はデジタル変革の行程をしっかりと受け入れ、継続的なリスク管理の優先事項を維持することができます。」

ウィプロは今年、オーストラリアでサイバーセキュリティー・サービスを展開する大手企業アンピオンと欧米のBFSI分野の大手コンサルティング会社カプコのサイバーセキュリティー事業を買収し、サイバーセキュリティー事業を強化しました。さらに当社は、ウィプロ・ベンチャーズ部門を通じて革新的なサイバーセキュリティーの新興企業への投資を続けており、業界をリードするサイバーセキュリティー・ソリューションを分野や地域を超えて提供することへの強い意欲を示しています。

Edgileの少数プライベート・エクイティ投資家のアブリー・パートナーズは、本取引の結果として、Edgileへの投資を完全にエグジットします。本取引では、パイパー・サンドラーがEdgileの財務顧問を務め、ストーン・キー・パートナーズがウィプロの財務顧問を務めました。

本取引は、規制当局の承認と慣習的な完了条件に従い、2022年3月31日までに完了する予定です。

ウィプロ・リミテッドについて

ウィプロ・リミテッド(NYSE:WIT、BSE:507685、NSE:WIPRO)は、情報技術、コンサルティング、ビジネスプロセスサービスの世界的大手企業です。当社は、コグニティブ・コンピューティング、ハイパー・オートメーション、ロボット工学、クラウド、アナリティクス、新興技術の力を活用し、顧客がデジタル世界に適応して成功を収めることができるよう支援しています。サービス・ポートフォリオの包括性、持続可能性への強力な取り組み、高い企業市民精神で世界的に認められた企業として、当社では、22万人を超える献身的な従業員が6大陸でクライアントに対応しています。協力することで、当社はアイデアを見出し、点と点を結びつけることで優れた大胆な新たな未来を構築することに取り組んでいます。

Edgileについて

Edgileは、サイバーセキュリティー変革とリスク・サービスで信頼を得ているリーダー企業であり、フォーチュン100の31%、フォーチュン500の20%を含む世界の主要組織と提携しています。当社の戦略優先モデルは、今日の企業のクラウドへの移行を最適化し、リスク・レンズと専門家のコンプライアンス知識を通じてIDとセキュリティーのプログラムを近代化します。当社は、事業の俊敏性を高めて顧客の競争優位性を作り出すソリューションによってリスクを機会に変え、現代の企業の安全を確保しています。

将来予想に関する記述

本リリースにおける将来予想に関する記述は、将来の出来事に関するウィプロの見解を表すものです。そうした将来の出来事の多くは、その性質上、本来的に不確定であり、ウィプロの支配が及ばないものです。そうした記述には、ウィプロの成長見通し、当社の将来の財務業績、当社の計画・期待・意図についての記述が含まれますが、これらに限定されません。本リリースにおける将来予想に関する記述には、実際の結果がそのような記述で予想されている結果と大きく異なる場合の原因になり得るリスクと不確実性が伴うことにご注意ください。そうしたリスクと不確実性には、当社の収入・収益・利益の変動、成長を創出・管理する当社の能力、提案した会社活動を完遂する当社の能力、ITサービスにおける熾烈な競争、コスト面の優位性を維持する当社の能力、インドにおける賃金の上昇、能力が特に高い専門的人材を引きつけて維持する当社の能力、固定価格・固定期間契約における時間および費用の超過、クライアントの集中、移民に関する制限、国際的運営を管理する当社の能力、当社の重点領域におけるテクノロジー需要の低下、通信ネットワークの障害、買収が行われた場合に手続きを完了して統合を成功させる当社の能力、当社サービス契約における損害賠償責任、当社が戦略的投資を行う企業の成功、政府による財政的インセンティブの終了、政治的不安定、戦争、インド以外での資金調達や企業買収に対する法的制限、当社の知的財産の不正な使用、当社の事業や業界に影響する一般的な経済環境に関するリスクおよび不確実性が含まれますが、これらに限定されません。COVID-19の世界的流行によって発生した状況により、技術支出の減少、当社製品に対する需要へのマイナスの影響、顧客の支出の速度への影響、当社の製品やサービスを購入する顧客の能力または意欲へのマイナスの影響、潜在顧客による購入決定の遅延、オンサイトコンサルティングサービスを提供する当社の能力へのマイナスの影響、顧客に対する製品やサービスの提供不能、提供の遅延が生じるおそれがあり、そうしたことすべてが当社の将来の売上、事業業績、および全般的な財務業績にマイナスの影響を及ぼすおそれがあります。また、COVID-19の世界的流行に関連して当社の支配が及ばないさまざまな外部要因によって当社の事業にマイナスの影響が及ぶ可能性があります。当社の将来の事業業績に影響を与え得るその他のリスクについては、米国証券取引委員会への当社提出物(フォーム20-Fによる年次報告書を含みますがこれに限定されません)の中で詳細に記述されています。そのような提出物は、www.sec.govで入手できます。当社は、時に、書面および口頭においてさらに将来見通しに関する言明を行うことがあり、これには、証券取引委員会への当社提出物と株主への報告書に記載されている記述が含まれます。当社は、当社または当社の代理人が随時行う可能性がある将来見通しに関する記述を更新する義務を負いません。

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Contacts

Sony Shetty
Wipro Limited
sony.shetty@wipro.com

Dan Seyer
CMO
dan.seyer@edgile.com

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