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PHCによるTeladoc Healthとの提携を通じた、遠隔医療システムの発売について-国内医療機関の体制強化を支援

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 日本における診療所、病院、および調剤薬局向けヘルスケアITソリューションのプロバイダーとして業界をリードする PHC株式会社メディコム事業部(以下、「PHC」)は、本日、Teladoc Health, Inc.(本社:米国 ニューヨーク、最高経営責任者:Jason Gorevic)が開発・製造するリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」を日本国内で初めて提供開始しましたので、お知らせいたします。本製品は、医師不足が課題となっている小規模な医療施設や遠隔地の医療機関においても緊急時の専門医療の提供を可能とするシステムです。

このたびの提携により、現場に専門医がいない医療施設と専門医とを繋ぐ「Teledoc HEALTH」の画期的な製品ラインナップを広くご提供することが可能となりました。高齢化が進み、医療への需要が拡大を続け、専門医不足(*1)が喫緊の課題となる中、遠隔医療は患者さんのニーズに応える一つの有用な解決策として期待されています。本技術は、高度な専門知識が必要とされる周産期医療や集中治療(ICU・NICU)の現場に加えて、へき地などの医療資源に乏しい地域において、特に必要とされています。かかる状況を踏まえ、グローバルヘルスケア企業として事業を展開するPHCホールディングス株式会社の100%子会社であるPHCは、「Teladoc HEALTH」の日本における非独占販売権を取得いたしました。

Teladoc Health, Inc.は、600施設を超える海外の総合病院や医療施設と提携しています。このたび発売した「Teladoc HEALTH」は、現場の医療従事者と遠隔地の専門医が円滑なコミュニケーションを図るために開発されました。同製品の最上位機種である「Lite 4」は、電子聴診器などの現場の医療機器とシームレスに接続し、最大45倍ズームが可能な高解像度カメラで患者さんの診察をアシストします(*2)。また、HIPAA(*3)認証を取得した同製品は、患者さんの医療情報保護のために必要な高いセキュリティ基準を満たしています。さらに、PHCの全国に広がるサービスネットワークを通じて、お客様がスムーズに本製品を運用できるよう、きめ細かなサポートをタイムリーに提供します。

同製品をご使用いただいた、一般社団法人 アジア遠隔医療研究所の代表理事を務める郡隆之先生は、「従来、何かあった際は電話で対応していたので、患者さんの状態は音を通じて把握するしかありませんでした。『Teladoc HEALTH』によって画像が使えるようになったので、リアルタイムに患者さんの様子を診ることができます。また、遠隔地から患者さんをモニターできますので、参考になる患者さんの医療情報が圧倒的に増えます。あたかもその場で診察しているかのように感じます。」と述べ、製品を高く評価いただきました。

PHCホールディングス株式会社にて執行役員およびヘルスケアソリューション共同ドメイン長を務める大塚孝之は、「当社は、1972年に日本で初めて医事コンピューターを発売して以来、ヘルスケアIT事業の拡大を図り、国内の診療所にベストインクラスの電子カルテシステムを提供してまいりました。このたびのTeladoc Health, Inc.との提携を通じて当社の遠隔医療サービスを拡充し、チーム医療体制の強化と、患者さんへの迅速でより良い医療の提供に貢献できることを期待しています」と述べています。

Teladoc Health Inc. との提携に関する詳細については、以下をご覧ください。
www.phchd.com/jp/medicom/bx/telehealth

(*1) 集中治療医および産科医の不足に関しては以下を参照ください:
一般社団法人 日本集中治療医学会「我が国の集中治療医療提供体制を強靭化するための提言」 (資料)
厚生労働省「第1回周産期医療体制のあり方に関する検討会」 (資料)
(*2) 本製品には医療機器に該当する機能は含まれておりません
(*3) Health Insurance Portability and Accountability Act:アメリカで発行された、医療情報のプライバシー保護やセキュリティ確保について定めた法律・基準

<PHCホールディングス株式会社(PHCグループ)について>
PHCホールディングス株式会社(コード番号 6523 東証第一部)は、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とするグローバルヘルスケア企業です。傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス株式会社、エプレディアホールディングス株式会社、株式会社LSIメディエンスなどを持ち、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2020年度のグループ連結売上収益は3,060億円、世界125カ国以上のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。
www.phchd.com/jp

<PHC株式会社・メディコム事業部について>
1969年に設立されたPHC株式会社は、グローバルヘルスケア企業として事業を展開するPHCホールディングス株式会社の日本における事業会社です。ヘルスケアソリューションの事業領域においてヘルスケアIT事業を行うメディコム事業部は、1972年に国内で初めて医事コンピューターを開発、発売しました。以来、事業ブランド「メディコム」を掲げ、電子カルテシステムをはじめとしたヘルスケアIT製品・サービスの提供を通じて、患者さんへの医療サービス向上と医療従事者の業務効率改善に取り組んでいます。
www.phchd.com/jp/medicom/about

<Teladoc Health, Inc.について>
Teladoc Healthは、ヘルスケア体験の変革を通じて、世界中の人々がより健康的な生活を送るためのサポートを行っています。バーチャルケアの世界的なリーダーとして、独自に開発したヘルスシグナルとひとり一人にカスタマイズしたアプローチを用いて、患者さんの健康管理のあらゆる局面において継続的な治療を行い、健康状態の改善を推進しています。2020年には、KLASアワードのバーチャルケア プラットフォーム部門において最優秀賞を受賞し、2021年のJ.D. Power米国テレヘルス満足度調査では、遠隔医療サービスを消費者に直接提供するプロバイダーの中で第1位の評価を獲得しました。Teladoc Healthは、10年以上にわたって蓄積した専門知識とデータに基づく分析力を活用し、消費者や医療従事者の間で高まるバーチャルケアのニーズに応えています。
www.teladochealth.com (英語ウェブサイト)

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【お問い合わせ先】
PHCホールディングス株式会社 コーポレートコミュニケーション部 岡田 昌代
電話:03-6778-5311

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