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アン・リーの「父親三部作」を、初めてオンラインで同時にストリーミング配信

台湾・台北--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 新しいグローバルな英語の動画ストリーミング配信サービスである台湾プラスが、台湾の文化、人々、歴史の多様性を実証する10本の映画を選んだ台湾シネマ・プログラムを開始しました。最も有名なコレクションは、アン・リーの「父親三部作」です。特に、この3作の映画がオンラインで同時にストリーミング配信されるのは、これが初めてです。この「推手」(1991)、「恋人たちの食卓」(1994)、「ウェディング・バンケット」(1993)の三部作の中では、家族を集め、緊張とやさしい笑いの瞬間を生み出すリー監督の手腕が光ります。

有名俳優のラン・シャンが、各キャストの家族をまとめようとする年老いた男性の楽しくもほろ苦い思いを感じさせる役で、完全に伝統的な台湾の父親を演じています。東洋の家族の力学の抑制のない描写が称賛されたこのコレクションは、2021年12月31日まで、米国、カナダ、メキシコ、ドイツ、フランスを除く世界中の視聴者に対し、TaiwanPlus.comのウェブサイトの新しいシネマ・セクションと、ダウンロード可能な台湾プラスのモバイル・アプリを介して無料で提供されます。

さらに、7本の他の映画が2021年12月31日まで公開され、台湾ニューシネマウェーブ以外の台湾の最も優れた映画のいくつかが、視聴者に改めて紹介されます。台湾プラスのジョアン・ツァイ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「映画は、文化と感情を伝える最良の方法です。これらのさまざまな時代とテーマの10本の映画を通じて、私たちは観客の皆さまに、台湾の文化と多様性を知る機会を提供します。」

このプログラムでは、アン・リーの有名な映画に加えて、今年の金馬奨にて「瀑布」(2021)で最優秀作品賞と最優秀脚本賞を受賞したばかりのチョン・モンホン監督による映画が紹介されています。「死後」二部作は、より暗鬱な物語にあえて入り込む、さらに先鋭的な現代の台湾映画へと観客を導きます。「4枚目の似顔絵」(2010)は、父親の死後に取り残された息子の物語を追い、「失魂」(2013)では、若い料理人の謎めいた昏倒が山奥での恐ろしい憑霊につながります。

修復された映画3作には、1960年代の台湾ハリウッド時代のカルト的な人気を誇る2本のモノクロ映画、「大俠梅花鹿」(1961)と「三鳳震武林」(1968)に加え、キン・フーが指揮したアンソロジーで、各話で同じこじれた愛の三角形の中に転生する3人の主人公を描いた「大輪廻」(1983)が含まれます。

シリーズを締めくくるのは、2本のドキュメンタリーです。ホアン・フイチェンの「日常対話」(2016)は、映画製作者がレズビアンで道士である自身の母親との苦しい過去の記憶に立ち向かい、和解しようとする20年越しで製作された映画です。一方で、「数電影的人」(2019)では、視聴者は、世界がまだ観ていない映画の傷んだリールの保存に取り組む台湾映画・メディア文化センターの映画保存スタッフのグループの姿を追います。

https://tw.plus/twxghから、無料でご視聴いただけます。

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