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マベニアとモビレジェックスがドイツテレコムとグローバルエッジ接続を実現

  • 4G/5Gプライベートネットワークを含む新登場のアプリケーションニーズで拍車のかかる5Gコアをクラウドネイティブな形で動的に導入

米テキサス州リチャードソン & カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- -- (ビジネスワイヤ) -- マベニアは、モビレジェックスおよびドイツテレコムと連携して、マルチアクセス・エッジ・コンピューティング(MEC)アプリケーション(近接性と性能を求める各使用例のニーズに適合化)をサポートするクラウドネイティブな5Gユーザープレーン機能(UPF)を導入するための参照設計のデモを行い、その有効性を確認しました。本参照設計は、完全にクラウドネイティブであり、基盤となるクラウドアーキテクチャー、インフラベンダー、オペレーティングオーナーから抽象化されています。

ドイツテレコムの戦略&技術革新担当シニアバイスプレジデントを務めるアレックス・チョイ氏は、次のように述べています。「私たちは、マベニアおよびモビレジェックスと提携し、ユーザーのために5GコアUPFを必要な場所にクラウドネイティブで動的に導入できることを実証できて大変うれしく思います。UPFは、事業者所有のネットワーク内、4G/5Gのプライベートネットワーク内、ローミングネットワーク内、パブリッククラウド内で動作できます。自社の施設と他社の施設の間でトラフィックを動的かつシームレスに調整する能力は、お客さまにとって新しい接続ソリューションの可能性を切り開くものです。」

本参照設計の中核となっているのが、サービスベースのクラウドネイティブなUPFです。3Gでモバイルパケットデータが導入されて以来、すべてのデータトラフィックは、送信元、送信先、要求アプリケーションに関係なく、モバイルネットワーク内の限られた数の固定(パケットゲートウェイ)アンカーポイントにトンネリングで戻されてきました。これは非効率性を増し、パフォーマンスが低く、ボトルネックに陥りがちです。5Gコア規格により、アプリケーションやネットワークのニーズに基づいて、アンカーポイント(UPF)の動的な配置が実現します。広く普及しているマベニアのクラウドネイティブな4G/5G Converged Packet Core(コンバージドパケットコア)ソリューションとMobiledgeX Edge-Cloud(エッジクラウド)プラットフォームを組み合わせることで、UPFをベンダーと所有者が異なる種々のクラウド上に配置することができます。サービスプロバイダーのコントロール、セキュリティー、プライバシーは、ローミング時でも顧客の所有するオペレーターによって常に維持されます。このアーキテクチャーは、アプリケーションのバックエンドサーバーの最適な配置に貢献するものです。これにより、データが処理されるまでの間に移動する必要のある距離を大幅に短縮することで、優れたユーザー体験とネットワーク効率の向上が実現します。

検証済みの参照設計

今回の試験検証では、ドイツテレコムのネットワーク上でマベニアの 5Gコアを動作させています。ネットワークやベンダーの違いに左右されない2つのクラウドレット(ドイツ国内)が、5Gコアのルーティングにおける有効なUPF配置として導入されています。例えば、ベルリンにあるドイツテレコムの5Gネットワークに接続された5G携帯電話で、ビデオアプリケーションを開始します。このリクエストは、ベルリンのクラウドレットにおけるUPF配置を選択する5Gコアに送信されます。トンネリングが確立します。このビデオリクエストは、ローカル側でエッジ配置されたビデオキャッシュに渡され、配信が開始されます。ハノーバーでも同じリクエストが行われます。トラフィックが確立してハノーバーのクラウドレットに渡され、そこでローカルフルフィルメントが行われます。MobiledgeX Edge-Cloud 3.0プラットフォームは、エッジベースUPFとビデオアプリケーションのセキュアな配置、ライフサイクル管理、ビデオトラフィックのルーティングを動的に制御します。

マベニアの最高戦略責任者(CSO)を務めるBejoy Pankajakshanは、次のように述べています。「これはクラウドネイティブな5Gコアトラフィックルーティングで成功した重要な成果であり、ドイツテレコムは世界のどこでも、どのクラウドでも、相互接続点やローカルブレークアウトを提供できる自由を手にします。5Gネットワーク機能のクラウドネイティブな設計にオーケストレーションツールを統合することで、ネットワーク機能の配置において新たなレベルの柔軟性を実現することが可能となります。自動化、俊敏性、柔軟性が本プロジェクトの中心にあります。」

モビレジェックスの最高技術責任者(CTO)兼エンジニアリング・製品担当エグゼクティブバイスプレジデントであるSunay Tripathiは、次のように述べています。「MobiledgeX Edge-Cloudプラットフォームにより、当社の通信事業者のお客さまは、ベンダーの違いに左右されない自社のクラウドインフラ、ローミングパートナーのモバイルネットワーク、4G/5Gプライベートネットワーク、パブリッククラウドにおいて、UPF機能を動的に管理して割り当てることができます。しかもすべてを一括管理方式で、信頼性とセキュリティーを備えた単一の業務として実行できるのです。クラウドネイティブなUPFの運用は、移動体通信事業者のネットワークのトラフィックパターンを変革します。これにより、この通信事業者は真のクラウドリーダーとなるために必要な自社のエッジクラウドサービスにとって最大の顧客となります。私たちはドイツテレコムが牽引役としてイニシアチブをとってくれたことに大変感激しています。」

マベニアについて:

マベニアは、あらゆるクラウドで動作するソフトウエアベースの自動化された単一ネットワークというビジョンに力点を置きながら、ネットワークの未来を築き、先進的技術を先駆的に切り開いています。エンドツーエンドのクラウドネイティブなネットワークソフトウエアを提供する業界唯一の企業として、マベニアは世界の接続方法を変革することに傾注しており、120カ国以上で世界の加入者の50%以上にサービスを提供する250社超の通信サービスプロバイダーのために、ソフトウエアネットワークの変革を推進しています。

www.mavenir.comをご覧ください。

モビレジェックスについて

モビレジェックスは、世界的な移動体通信事業者と協力して、マルチクラウド・エッジの導入事例における完全な制御を実現しています。当社のMobiledgeX Edge-Cloudプラットフォームは、基盤となるインフラから抽象化することで、アプリケーションワークロードをどこでも管理できる共通のインターフェースを提供し、データ、プライバシー、セキュリティーの管理を維持できるようにします。また、通信事業者やサードパーティーのアプリケーション開発者がエッジでのクラウドネイティブアプリケーションの性能と効率を最大化できるよう、デバイスネイティブなSDKとマッチングエンジンを提供しています。MobiledgeX Edge-Cloudは、世界の20社以上の通信事業者と多様な次世代アプリ開発者が参加した試験、概念実証、配備を通じ、今日の市場で実証済みです。

モビレジェックスはドイツテレコムが設立したエッジコンピューティング企業で、カリフォルニア州サンノゼに本社を置いています。https://mobiledgex.com

原文はbusinesswire.comでご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20210622005056/en/

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