-

キオクシア:令和三年度全国発明表彰において発明賞を受賞

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- キオクシア株式会社は、令和三年度全国発明表彰(主催:公益社団法人発明協会)において、「半導体フラッシュメモリ長寿命化技術の発明」(特許第4461170号)が「発明賞」を受賞しました。全国発明表彰は、日本の科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に、多大な功績を挙げた発明、考案、または意匠、あるいは、その優秀性から今後大きな功績を挙げることが期待される発明等を表彰するものです。

受賞内容
発明賞

キオクシア株式会社

SSD事業部

eSSD技術部 主務

 

橘内 和也

キオクシア株式会社

SSD事業部

フラッシュストレージ事業戦略部 主幹

 

菅野 伸一

キオクシア株式会社

SSD事業部

cSSD技術部 グループ長

 

矢野 浩邦

キオクシア株式会社

SSD事業部

SSD要素技術部 参事

 

檜田 敏克

キオクシア株式会社

SSD事業部

SSD信頼性技術・品質保証部 主幹

 

矢野 純二

受賞した発明の概要
SSDで利用されているフラッシュメモリの長寿命化に関する本発明は、データセンターや大容量・高信頼性のストレージへのニーズが高まるフラッシュメモリを搭載したSSD製品への応用が期待できるものです。

各メモリセルにおけるデータの消去回数を平準化する従来のウェアレベリング技術と異なり、フラッシュメモリの寿命が消去の間隔に影響を受けることに着目し、消去の時期が古い領域を選択してデータを書き込むことで、特定領域に対する負荷を防ぎ、各メモリセルに対して一定の消去間隔を確保します。さらに、書き込みから時間が経過した領域のデータを書き換えが起こりにくい性質のデータ(Coldデータ)と判断し、相対的に消去回数が進んだ空き領域に移動し、特定の領域に、短期間に書き換えが集中することを防ぎます。

本発明は、関東地方における優秀な発明に対して贈呈される令和二年度関東地方発明表彰においても、「発明奨励賞」を受賞しました。また、全国発明表彰において今回の当社の受賞は、令和二年度全国発明表彰の最高賞である「恩賜発明賞」に続くものです。

当社は今後も、「『記憶』で世界をおもしろくする」というミッションのもと、世界の人々に価値をもたらす研究・技術開発を続けていきます。

Contacts

本資料に関するお問い合わせ先:
キオクシアホールディングス株式会社
広報部
山路 航太
Tel: 03-6478-2319
kioxia-hd-pr@kioxia.com

Kioxia Corporation



Contacts

本資料に関するお問い合わせ先:
キオクシアホールディングス株式会社
広報部
山路 航太
Tel: 03-6478-2319
kioxia-hd-pr@kioxia.com

More News From Kioxia Corporation

キオクシア: Googleとのクリーン電力の利用促進に向けた取り組みについて

四日市--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- キオクシア株式会社は、Google LLC(以下、Google)との、中部地方の水力発電所で発電されたクリーン電力の利用を促進する取り組みについて発表しました。この取り組みは、中部電力グループが所有する既存の発電所を活用しており、クリーン電力の発電量を増加させるとともに、脱炭素社会の実現に貢献し、当社及びGoogleの温室効果ガス排出量のネットゼロ化への取り組みに貢献することが見込まれています。 当社は、この取り組みの対象となる水力発電所(以下、本発電所)によって発電されるクリーン電力の購入を開始しています。その電力量は、年間160ギガワット時(GWh)程度を見込んでおり、これは日本の一般家庭約4万軒分に相当します。当社は、2040年度までに再生可能エネルギーの使用比率を100%にし、2050年度までに事業活動による温室効果ガスネットゼロを目標に掲げており、このクリーン電力の利用は、当社の目標達成に貢献する見込みです。また、24時間体制で稼働している本発電所から、当社がクリーン電力を購入し利用することは、Googl...

キオクシア:物流システムの効率化やコスト削減に貢献するAIソリューションを開発

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- キオクシア株式会社は、株式会社椿本チエインおよびEAGLYS株式会社と共同で、物流工程における商品を自動判別する画像認識システム(以下、システム)」を開発しました。このシステムに、キオクシア独自のAI回答精度向上技術「KIOXIA AiSAQ™(キオクシア アイザック)」注1を初めて提供し、これまで課題となっていた新商品追加時のAI再学習に掛かる作業を不要とし、多品種かつ大量の商品を効率的に仕分けできる仕組みを実現しました。 12月3日から6日まで東京ビッグサイトで開催される「2025国際ロボット展」の椿本チエインブース(E6-23)で共同開発技術の成果である物品判別機のデモ展示を行います。このシステムは、椿本チエインのハードウェア設計開発、EAGLYSのソフトウェアAIアルゴリズム、キオクシアの大容量ストレージを使ったAI技術とソフトウェアによって構築され、商品の種類が増加し多様化する中で求められる拡張性のあるAI導入を実現します。 eコマース拡大に伴い、流通する商品の種類や量は増加しています。また、労働力不足の影...

キオクシア:PCIe®4.0に対応した、エントリーモデルのパーソナル向けSSDの発売について

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- キオクシア株式会社は「キオクシア(KIOXIA)」ブランドのパーソナル向けSSDの新製品として、「EXCERIA BASIC SSDシリーズ」を12月上旬から順次販売を開始します[注1]。 「EXCERIA BASIC SSDシリーズ」は、SATA/PCIe® 3.0対応のストレージからアップグレードしたいと感じているユーザーにおすすめで、最大シーケンシャルリード速度7,300MB/s [注2]、最大シーケンシャルライト速度6,800MB/sを実現。日常の作業において、お手頃なPCIe® 4.0のパフォーマンスを望む方に向けて開発したエントリーモデルSSDです。最大2TB[注3]の容量で、M.2 2280 片面実装を採用し、デスクトップPCのみならず、スペースが限られる小型PCやノートPCでの活用にも適しています。 新製品「EXCERIA BASIC SSDシリーズ」の詳細は下記製品ページをご覧ください。 https://www.kioxia.com/ja-jp/personal/ssd/exceria-basic....
Back to Newsroom