-

グローバルな雇用・支払いプラットフォームのディールが1億5600万ドルを調達してユニコーン企業に

YCコンティニュイティ・ファンドが主導するシリーズCで、急成長中のディールの評価額が12億5000万ドルに

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 世界中で雇用の壁を打ち破る国際給与事務会社のディールは本日、YCコンティニュイティ・ファンドが主導するシリーズC資金調達で1億5600万ドルを調達し、アリ・ロウガニを取締役に迎えたと発表しました。このラウンドは、既存の投資家のアンドリーセン・ホロウィッツとスパーク・キャピタルが共同主導しました。このラウンドには、Dara Khosrowshahi、Lachy Groom、Jeffrey Katzenberg、Jeff Wilke、Anthony Schillerなども参加しました。評価額が12億5000万ドルとなったディールは、グローバルな給与事務とコンプライアンスの分野で市場のリーダー企業として浮上してきました。

ディールは、企業がさまざまな場所でさまざまな人をコンプライアンスを維持して雇用できるようにしています。海外の従業員や契約社員の雇用や新人研修は、現地法人を必要とせず、5分以内で完了します。120種類以上の通貨での給与支払いもワンクリックで行うことができます。

ディールは、MITを卒業したAlex BouazizとShuo Wangが2018年に共同で設立しました。パンデミックが発生した時、ディールはすでにこの問題に焦点を当てており、企業が働き方や採用基準の劇的な変化に適応できるように支援をする上で絶好の位置にいました。

ディールのAlex Bouaziz最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「私たちは、アルゼンチンからザンビアまで、世界中のどこでも採用活動を行いたいと考えている企業のためのソリューションとなるよう、ディールを立ち上げました。私たちは、多数の企業が本質的に困難だと感じている問題を解決することに乗り出しました。ディールは全てを信頼できる製品に統合し、雇用や給与支払いのほか、グローバル・チームのメンバーに最高の体験を提供するために活用されています。今回の3度目の大規模な投資により、世界中の企業、従業員、契約社員のためにさらに多くの扉を開くことができるようになります。」

2020年にディールは収益を20倍に伸ばし、現在では世界で1800社以上の企業を支えています。ディールは急激な成長により連続して資金調達ラウンドを行い、1年以内に総額2億600万ドルを調達しました。今回のシリーズC資金調達により、ディールは国際的な拡大を続け、2021年には新たな市場を開拓し、世界各地に自社所有の事業体80社を新たに設立する予定です。ディールは世界中で優秀な人材を採用し、チームを拡大する計画も持っています。ディールはさらに、従業員のエクイティやオープンAPIといった特性に重点を置き、提供製品を全面的に改善、構築、成長させていきます。

YCコンティニュイティのアリ・ロウガニは、次のように述べています。「人々の働き方は根本的に変化しており、ディールはその先頭に立っています。ディールはパンデミック前からリモートワークの最前線にいましたし、これからもずっとそうでしょう。このチームは、企業が近郊の優秀な人材だけでなく、世界中から最高の人材を採用できるよう、リモートワークの障害を取り除くための独自の能力を備えています。」

ウーバーのDara Khosrowshahi CEOは、「世界中の企業が、最も身近な人材ではなく、場所を問わず最高の人材を採用できるように、複雑で煩雑な給与支払いやコンプライアンスを合理化し、障害を取り除くプラットフォームであるディールに投資できることを嬉しく思います」と述べています。

ディール自体のチームは完全リモートで、7人だった従業員が、2020年1月以降、26カ国で120人以上に増えています。CBインサイツは、ディールのような技術プラットフォームが企業のリモート優先の働き方への移行を支援することで、バーチャル人事ソフトウェア業界は2026年までに430億ドルに成長すると予測しています。

ディールについて

ディールは、企業がさまざまな場所でさまざまな人を雇用できるようにするためのグローバルなコンプライアンスと給与事務のソリューションです。技術を駆使したセルフサービス・プロセスにより、企業は150カ国以上で独立の契約社員や正社員をコンプライアンスを維持しながら数分で雇用できるようになりました。ディールは250人以上の法律、会計、移動、税務の専門家をパートナーに持ち、企業がテンプレートのライブラリーからローカライズされた契約書をコンプライアンスに則って作成し、署名、送信することを可能にしています。ディールは、契約社員や従業員から税務書類などの国別の文書を収集するプロセスを自動化し、文書が正しく整っているようにします。このプラットフォームでは、企業は数回のクリックだけで120種類以上の通貨で海外の契約社員や従業員に給与を支払うこともできます。ディールの詳細については、こちらをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

More News From Deel

人材企業のDeelがペイグループの買収を完了

シドニー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Deelは、アジア太平洋に拠点を置くHCM企業ペイグループの1億2100万豪ドルでの買収を完了しました。ペイグループは、サンフランシスコの非公開の給与事務企業Deelの一部となり、オーストラリア証券取引所への上場は廃止されました。 2022年7月に開始された今回の買収が完了したことで、Deelは給与事務と人材管理(HCM)の分野における真の世界的リーダーとなります。これは、多くの人々が世界最高の企業で働けるように支援するというDeelの使命を推し進めるものです。 ペイグループは、オーストラリア、ニュージーランド、インド、フィリピン、シンガポール、マレーシア、日本といった国々で、3000社以上の企業のために年間約120億豪ドルの給与を処理し、強い存在感を示しています。同社は今年、年間経常収益3900万豪ドルを目標に着実に成長しており、EBITDAは黒字となっています。 ペイグループのHCMおよび社内給与事務ソフトウエアは、人材派遣会社や人材管理会社から、ナイキやサブウェイといった小売店やフランチャイズ企業まで、多数...

ディールがシリーズD資金調達で4億2500万ドルを調達し、仕事の未来の変革を継続

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界で雇用の壁を打ち破るリモート雇用企業のディールは本日、シリーズD資金調達で4億2500万ドルを調達し、調達総額が6億3000万ドルを超えたと発表しました。この最新の資金調達ラウンドにより、当社の評価額は55億ドルとなります。ディールは今回の投資により、グローバルな雇用・決済・コンプライアンス分野で最高の評価額を誇る企業となりました。 この新たな資金調達ラウンドは、米国のCoatueが主導し、パートナーのRahul Kishore氏とLucas Swisher氏が取引を進めました。また、本ラウンドにはAltimeter Capital、アンドリーセン・ホロウィッツ、YC Continuity Fund、スパーク・キャピタル、Greenbay Ventures、Neo、世界の主要な事業者40社以上を含む新規・既存の投資家が参加しました。 2019年にディールが設立されて以来、チームは従業員数が4人から400人に増え、リモートワークを世界のあらゆるチームや企業にとって身近なものにして、市場最良の従業員オンボ...

グローバルな雇用・支払いの主要プラットフォームのディールがZeitgoldを買収し、給与事務およびAIサービスを強化

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- グローバルな給与事務およびコンプライアンス分野の市場リーダーであるディールは本日、国際的な成長を後押して製品提供の深さと幅広さを向上させるために、Zeitgoldと統合したと発表しました。この買収はディールにとって重要な節目となるもので、当社は労働と雇用の慣行が急速に変化を続ける中で数千もの顧客を新たに得て、規模の拡大を継続しています。ディールはこの買収を通じて幅広い製品ラインを追加し、顧客体験をさらに向上させて、国際的に規模を拡大するための適切なソリューションを顧客に提供していきます。 ディールは、企業がさまざまな場所でさまざまな人を、コンプライアンスを維持して雇用できるようにしています。ディールにより、海外の従業員や契約社員の雇用と導入は、現地法人の必要なく、5分以内で完了します。企業はまた、スタッフに対して120種類以上の通貨で、ワンクリックで給与を支払うことができます。2021年4月に、ディールはシリーズC資金調達で1億5600万ドルを調達し、評価額は12億5000万ドルとなりました。新しい資金と...
Back to Newsroom