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ライスート・モルディブ・セメントJVが発足、ラファージュホルシムの持ち分取得を完了

インド洋に浮かぶ島国で市場での存在感を高めるべく、ティラフシ島のセメント・ターミナルの75%を取得

オマーン・マスカット & モルディブ・マレ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- オマーン最大のセメント・メーカーのライスート・セメント・カンパニー(RCC)は、モルディブのティラフシ島にあるラファージュホルシムのセメント・ターミナルの75%を取得する契約の完了と、新たな合弁会社のライスート・モルディブ・セメントの設立を発表しました。

モルディブ国家貿易機構(STO、25%を所有)と協力するこの新たな事業体は、ターミナルの容量を現在の年間7万5000トンから将来的には100%以上拡大して年間20万トン以上にする計画を立てています。

今回の取得により、ライスート・セメントのようなセメント業界だけでなく、両国にメリットをもたらす他の分野についても、オマーンとモルディブの貿易ルートが開かれます。ライスート・セメントは、今回の新たな経済関係を開拓できて誇りに思います。

RCCグループ会長のシェイク・アフメド・ユーセフ・アラウィ・アル・イブラヒムは、次のように述べています。「このモルディブの買収により、ライスートの収益性と生産性が最大限に向上し、特にオマーン国サラーラ州の工場の能力が向上します。ライスート・セメント・カンパニーは今年、Covid-19の世界的流行に起因する経済状況を含む各種の経済状況に直面しました。」

ターミナルは今後、RCC-STO合弁会社が所有・運営します。

インド洋に浮かぶ島国のターミナルの取得は、世界的な戦略的投資計画に新しい地域を追加することになるため、マスカット株式市場に上場しているライスートにとって新たな展開となります。

RCCのGCEOのジョーイ・ゴーズは、次のように述べています。「モルディブ進出は、現在主に輸入市場であるモルディブで、セメントの自給自足を推進することに役立ちます。ライスートは、少なくとも40%の地元資材利用を確保すべく生産施設を設置することで、モルディブに地元の価値を追加したいと考えています。これにより、価格面でより競争力のある市場も実現し、この島国のインフラ開発にプラスの影響を与えるでしょう。」

副グループCEO代理のサリム・アフメド・アラウィ・アル・イブラヒムは、次のように述べています。「これはライスートにとって画期的な投資です。これにより、この大手セメント企業は現在南アジアの他の企業が供給する市場に参入できます。これは、オマーン南部のみを拠点とする企業から、セメント業界の世界的企業に成長するという多角化戦略を強化する重要な動きでもあります。モルディブのRCCは、インド、インドネシア、マレーシアのセメント企業と競争することになります。」

「今回の取得と、それに続く新たなJVの発足により、中東・東アフリカの市場で大規模な海外プレゼンスを持つ新興の世界的セメント企業としてのライスートの地位がさらに強固になります」と、RCCのGCEOのジョーイ・ゴーズは語りました。

ゴーズは、モルディブの投資について、その拠点を世界的に拡大し、開発途上国のパートナーとして確立された地元のパートナーと共に投資するというライスートの企業戦略に沿うものであると語りました。

*配信元:AETOSWire

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