東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 株式会社ファインデックス(東証一部:3649 本社:東京 代表取締役:相原輝夫、以下ファインデックス)は、「視線分析型視野計ゲイズアナライジングペリメーターGAP(以下、GAP)」を開発し、2019年1月16日に医薬品医療機器総合機構(通称PMDA)への届け出が受理されました。
GAPはヘッドマウント型の自動視野計で、現在主流となっている自動視野計に比べて軽量化、小型化を実現しました。検査に暗室や大きな設置スペースを必要としない為、医療機関ではこれまでよりも手軽に多くの検査を行うことができます。また、視野検査を行う量産型医療機器としては初めて、アイトラッキングとAIを使った分析を行っており、検査中に被検者がボタンなどを押すことなく自動で両眼同時に検査が行えます。
視野検査では、視神経の障害や緑内障などの眼疾患ばかりでなく脳などの疾患も発見することができますが、医療機関へ行かなければ検査を受けられず自覚症状も乏しいことから、かなり進行した状態で医療機関を受診するというケースも少なくありません。早期発見、早期治療が重要で、その為には定期的な視野検査の実施が必要不可欠です。当社は、健診や人間ドックでの疾病の早期発見や高齢者の空間認識による運転技能の確認など、医療機関以外での様々なシーンでGAPの利用を促進し健康寿命の延長に貢献していきます。また、海外市場においても同様の製品はないことから、国内だけでなく世界に向けて積極的に展開していきます。
GAPは、2019年2月中旬頃から国内の医療機関や健診施設へ医療機器ディーラーを通じて販売を開始します。正確な発売開始時期、価格、業績に及ぼす影響などは、詳細が明確になり次第改めてお知らせします。
販売名 | 視線分析型視野計 ゲイズ アナライジング ペリメーター GAP | |
届出番号 | 38B2X10003000002 | |
株式会社ファインデックスについて
ファインデックスは、医療システムのスペシャリストとして常に革新的なソリューションを創り出し、診療の効率化やデータ活用による研究や病院経営を支援してきました。国立大学病院の70%以上、大規模病院の50%以上という高いシェアを獲得しています。近年は、これまで培ったノウハウと技術を活かしてウェアラブルデバイスやAIを活用したヘルステック事業の開発にも精力的に取り組んできました。今年度以降、本格的に国内・世界に向けてヘルステック事業の新領域を切り拓き新たな価値を創造してまいります。