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キナクシス、コンポーザブルAIエージェントでより高度な意思決定を可能にする「Maestro Agent Studio」を発表

現実のサプライチェーン運用に即したコンポーザブルAIエージェント

オンタリオ州オタワ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Kinaxis® Inc.(TSX:KXS)は、サプライチェーン・オーケストレーションのリーダーとして、事前構築済みMaestro Agentsの立ち上げを受け、AIエージェント戦略の次のフェーズとして「Maestro Agent Studio」を顧客向けに提供開始すると発表しました。Maestro Agent Studioは、プランナーがすでに利用しているデータ、ワークフロー、ツールを活用しながら、実際の運用状況に根差したAIエージェントをノーコードで構成できるようにし、実務上の成果創出を支援します。

Kinaxis Maestro®プラットフォームに組み込まれたMaestro Agent Studioにより、サプライチェーンのチームやリーダーは、手作業の繰り返し作業やカスタムコード開発に頼ることなく、日常の意思決定から重要度の高い意思決定まで専門知見を活用できます。Maestro Agent Studioは、OpenAIのGPTやGoogle Geminiを含む主要な大規模言語モデルと連携できるよう設計されており、同時にエージェントの挙動をMaestroの信頼できるデータ、インテリジェンス、ガバナンスに確実に連動させます。

サプライチェーン・リーダーが直面する現実

サプライチェーン・チームは、すべての行動を事前に定義できるとは限らない環境で意思決定を行っています。行動の中には、簡易なルールベース自動化が最適なものもあれば、事業意図に沿った整合性を保ちながら、条件の変化に合わせて推論・判断して適応すべきものもあります。

AI導入が広がる一方で、調査によると、AIをリアルタイムの意思決定支援に活用できる組織は、約5分の1の組織にとどまります。Maestro Agent Studioは、多様な条件下で推論でき、必要に応じて自動化ワークフローを呼び出してアクションを実行するインテリジェント・エージェントを、キナクシスの既存の意思決定自動化機能に追加することで、このギャップの解消を支援します。自動化とエージェントを組み合わせることで、より自律的なサプライチェーン運用の実用的な基盤が整い、自信を損なうことなく、より速く、より良い意思決定を実現します。

キナクシスの最高製品責任者であるアンドリュー・ベルは、次のように述べています。「AIがサプライチェーンにもたらす真の価値は、人々が意思決定の在り方を形づくり、条件が変化してもその整合を保てるときに生まれます。Maestro Agent Studioにより、顧客は自社独自のエージェントを作成でき、AIを自社のサプライチェーンの動き方に合わせられます。これらのエージェントは、チームが日々頼っている同じプラットフォーム、データ、インテリジェンス上に構築されるため、顧客はAIの利用前にデータを作り直したり準備したりする必要がなく、条件の変化に応じて、自信を持って意思決定を調整できます。」

コンカレント・オーケストレーション(同時並列)での運用

Maestro Agent Studioで作成したエージェントは、Maestroのコンカレント・サプライチェーン環境で動作し、事業環境が変化する中でも、チームがトレードオフを評価し、意思決定とアクションを調整できるよう支援します。主な機能は次のとおりです。

  • 意思決定の整合を保つための優先事項・制約・トレードオフの評価
  • 現在の運用状況に基づくアクションの推奨と調整による対応・実行の迅速化
  • 人が介在するレビュー(human-in-the-loop)を伴う明確な推論とガードレールで信頼と統制を維持

例えば、組織は、予測精度と需要シグナルを事業部門横断で分析し、追加注文の機会を特定するとともに、予測手法の改善を推奨するエージェントを構成しています。別のエージェントは需要の遅れを分析し、その遅れが生産と配送に与える影響をプランナーが把握できるようにして、緩和策を決定できるよう支援します。

ISG Researchのエグゼクティブ・ディレクターであるロバート・クーゲル氏は次のように述べています。「成熟したエンタープライズ・ソフトウェアにエージェントを追加することで、それらのシステムが実行できることが大幅に広がります。これは、人、プロセス、複雑なデータをまたいだオーケストレーションを必要とする運用ユースケースで特に有用です。計画、実行、日々の意思決定のバランスが求められるサプライチェーンでは、エージェントベースのアプローチが、チームの一貫性と自信を高めた行動につながります。」

今後の展望:エージェントを活用したオーケストレーションの拡大

Maestro全体で利用可能なエージェント対応ツールの幅広いライブラリを基盤に、Maestro Agent Studioは、顧客がプラットフォーム・ネイティブのエージェントを通じて構成・運用できる範囲を拡大します。キナクシスは2026年後半、サプライチェーン全体でエージェントを活用したオーケストレーションをさらに深化させるため、次のようなイノベーションにより機能を拡張する計画です。

  • コンカレント・サプライチェーン・ワークフロー全体で複数のエージェントを調整し、順序付けするオーケストレーター・エージェント
  • 共有コンテキスト、ガバナンス、人による監督を維持しつつ、Maestro Agentsと外部エージェント/システムを安全に接続
  • 共有データのコンテキストとセマンティクスを拡張し、プラットフォームの規模拡大に伴う、より大規模なデータセットや分析環境全体でのエージェントの一貫した推論の実現

これらの機能は、個々のエージェントを超えて、連携し相互運用可能なシステムへと進化させ、統制や信頼を損なうことなく確信を持ってより迅速に行動できるようにするという、キナクシスのエージェントを活用したAIに関する長期的ビジョンを反映しています。

Maestro Agent Studioがサプライチェーンの加速にどのように貢献できるかについては、www.kinaxis.com/en/maestro-agent-studio をご覧ください。

キナクシスについて

キナクシスは、最新のサプライチェーン・オーケストレーションにおけるグローバルリーダーとして、複雑な世界規模のサプライチェーンを稼働させ、それを管理する人々を支援しています。当社のAIを組み込んだ強力なサプライチェーン・オーケストレーション・プラットフォーム「 Maestro 」は、独自の技術と手法を組み合わせ、複数年にわたる戦略的計画から最終配送に至るまで、サプライチェーン全体にわたる完全な透明性と高いアジリティを提供します。キナクシスは、今日の不確実性や混乱に対応するために必要なアジリティと予測可能性を提供する、信頼できるパートナーとして著名なグローバルブランドに採用されています。ニュースや情報の詳細は、 kinaxis.com をご覧いただくか、 LinkedIn でフォローしてください。

出典:キナクシス

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