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エコラボ・ライフサイエンス、製造工程の生産性を高める新しいバイオプロセシング精製樹脂を発売

ピュロライト™ AP+50 樹脂、抗体製造におけるコスト効率向上を実現

ミネソタ州セントポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- エコラボ・ライフサイエンスは、抗体製造プロセス全体のコスト節減と業務最適化を実現する画期的な新しい樹脂を発売したと発表しました。ピュロライト™ AP+50 は、ビーズサイズが50ミクロンのアフィニティクロマトグラフィー用樹脂で、モノクローナル抗体の捕捉に適した優れた耐久性を備え、AP樹脂プラットフォームの中で最も高い動的結合容量を実現します。さらにロット間の一貫性とリードタイムの短縮を可能にする革新的なアプローチとされる、エコラボの特許取得済み噴射樹脂ビーズ製造技術も用いられています。これは、バイオ製薬会社や開発・製造受託機関が複雑な精製上の課題の解決に利用する、エコラボの頑健なピュロライト樹脂アフィニティ・ツールボックスに加わる新製品です。

エコラボ・バイオプロセシングの上級副社長兼ゼネラルマネジャー、ミータ・グルヤニは、「純度を維持しながらプロセスの経済性を効果的に改善する能力は、樹脂精製の黄金律です。製薬会社やバイオテクノロジー企業は、経費節減と事業継続性を目指すなか、製造の加速とリスク排除のための革新的なソリューションを求めています」とし、「当社の樹脂は、顧客が製品開発プラットフォームを改善し、次世代の製造プロセス導入を支援するとともに、調達先の二重化によるコスト削減と供給体制の強化にも貢献します」と述べました。

ピュロライト™ AP+50が加わる、エコラボの精製樹脂の一式には、最近販売を開始した、樹脂の寿命を延ばす製品ピュロライトDurA Cycle ™ A50や、ピュロライト70 CH1という複雑な抗体断片を標的とする製品が含まれます。これらは共に、開発後期の大規模製造において不可欠な製造プロセスの高度化戦略と商品コスト削減をサポートします。

エコラボの最新の技術革新は、2025年6月16日から19日までマサチューセッツ州ボストンで開催される「2025 BIO International Convention in Boston」で正式に紹介されます。参加者はエコラボのブース(#1971)や、6月17日(火)午後2時40分(東部夏時間)から行われるBPIシアターでのテクニカル・プレゼンテーションを通じて、ピュロライトAP+50樹脂についてさらに詳しく知ることができます。

今回のエコラボの最新樹脂の発表は、同社の最新のバイオプロセシング応用ラボが、ペンシルベニア州キング・オブ・プルシアに新設されたという最近の発表に続くものです。この新しいラボは英国を拠点とする施設を補完するもので、樹脂のスクリーニングや開発アプリケーションなど、世界中で高まる顧客需要に呼応するための二大陸での技術サポート能力を提供しています。

エコラボについて

数百万の顧客に信頼されるパートナーであるエコラボ(NYSE:ECL)は、人々とその生活に欠かせない資源を守る水・衛生・感染予防ソリューションとサービスを提供している世界的なサステナビリティのリーダーです。同社は100年以上にわたる革新を基盤とし、年間売上160億ドルを売り上げ、約4万8000人の従業員を擁し、世界170か国以上で事業を展開しています。また、科学に基づく包括的なソリューション、データドリブン型の洞察、世界トップクラスのサービスを提供し、食品安全の促進、清潔で安全な環境の維持、水とエネルギー使用の最適化を推進しています。エコラボの革新的なソリューションは、食品、医療、ハイテク、ライフサイエンス、ホスピタリティ、産業市場の顧客の業務効率とサステナビリティの向上を実現しています。

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(ECL-C)

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