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MotiveとテレフォニカがGSMAオープン・ゲートウェイ・イニシアチブを推進、APIベースの電話番号検証による収益の可能性を共同提示

マドリッド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Motiveとテレフォニカは、GSMAオープン・ゲートウェイの電話番号検証APIを使用したシームレスな認証を確認する概念実証(PoC)に成功しました。モバイル・ワールド・コングレス・バルセロナ2025(Mobile World Congress Barcelona 2025)のGoogle Cloudブースで発表されたこのソリューションは、SMS-OTPを使用しない安全な認証を可能にし、詐欺リスクの低減とユーザー・エクスペリエンスの向上をもたらします。

今回の試行では、Motiveエンタイトルメント・サーバー(ES)とテレフォニカ・スペインのインフラを活用し、TS.43オペレーター・トークン認証メカニズムを備えたオープン・ゲートウェイ電話番号検証CAMARA APIを公開しました。このサービスはGoogleのFirebase電話番号検証サービスに統合され、セキュア・トークンによるSIMベースの認証を可能にしました。

「セキュリティーと扱いやすさは、当社のデジタル・トランスフォーメーションの中核をなすものです」と、テレフォニカのネットワーク部門責任者であるAlexandre Harmandは述べています。「認証のための電話番号検証を通じて、ユーザーの信頼向上と不正行為の低減を図り、顧客の全体的な認証エクスペリエンスの向上をもたらします」

「今回の共同の取り組みは、エンタイトルメント・サービスにおける当社のリーダーシップを強化するものです」と、Motiveの製品・研究開発担当副社長であるJeevithan Muttuは述べています。「事業者はシームレスなアプリ認証だけでなく、RCSの有効化や安全なビジネス・メッセージングを通じて、新たな収益源を生み出すことができます」

テレフォニカにとって今回の試行は、使いやすさの向上と同時に顧客認証のセキュリティー強化を図るという戦略をサポートするものです。

GSMAオープン・ゲートウェイ・イニシアチブに対する事業者の関心は高まり続けています。2025年2月現在、72の携帯電話事業者がGSMAオープン・ゲートウェイAPIへの取り組みを進めています。これらの事業者は接続数で見ると2024年6月の65%強から増加し、モバイル市場シェアの約80%を占めています。

モバイル事業者とそのパートナーがこれまでに導入したGSMAオープン・ゲートウェイAPIについて、最も関心を集めた分野はセキュリティー保護と不正行為の低減です。

Motive ESは大規模なデバイス・プロビジョニングを効率的に管理しながら、豊富なメッセージング機能をSIMベースで安全に有効化できます。また、最新のAppleやGSMA TS.43の仕様に加え自動車GSMA AiD.02を活用して、プライマリ・モバイル・デバイスやセカンダリ・モバイル・デバイスに対するビジネスニーズの進化に対応する包括的な機能を提供します。

Motiveについて

Motiveはエンタイトルメント機能で実績のあるプロバイダーであり、デバイスおよびサービス管理で定評のあるリーダー企業でもあります。Motiveは世界150か所以上で導入実績があり、10億台以上の端末を管理しています。

Motiveは通信事業者が固定、モバイル、IoTネットワーク全体のデバイスを管理できるように支援することで、インフラを最大限に活用して次世代の通信サービスを提供できるようにします。安全でスケーラブル、そしてイノベーティブなテクノロジーによって、MotiveはMNOがエンドユーザーのエクスペリエンスを向上させ運用を効率化して新しい収益機会を創出するのを支援します。

詳しくはwww.motive.comをご覧ください。

テレフォニカについて

テレフォニカは時価総額と顧客数で世界最大級の電気通信会社であり、世界最高レベルの固定・モバイル・ブロードバンドネットワークにより、包括的なサービスと高品質な接続性を提供しています。世界17か国に拠点を持ち、3億5600万人にアクセスを提供しながら企業として成長を続けており、誇りとする差別化されたエクスペリエンスの提供は、当社の企業価値と顧客利益擁護の公的立場の双方に基づいたものです。

テレフォニカの存在感は、当社が成長戦略の重要な分野に注力しているスペイン、ヨーロッパ、ラテンアメリカで顕著です。100%上場企業であり、直接株主は150万人を超えます。当社の株式はスペイン、ロンドン、ニューヨーク、リマ、ブエノスアイレスの株式市場で取引されています。

詳しくはwww.telefonica.comをご覧ください。

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