Menlo Security と Google Chrome Enterprise が、管理対象および管理対象外のデバイスとユーザーに対するエンタープライズレベルのゼロトラストアクセスの簡素化を実現へ

マウンテンビュー発--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ブラウザセキュリティの業界リーダーであるMenlo SecurityとGoogleは、管理対象および管理対象外のデバイスの両方をサポートする必要がある組織向けに、ゼロトラストアクセスをより簡素化するソリューションを提供するための提携を拡大しました。 この提携により、組織は既存のGoogle Chrome Enterpriseを使用して、管理対象ユーザーおよび、個人所有のデバイスを業務で利用するBYOD（Bring Your Own Device）ユーザー、請負業者や契約者社員などの管理対象外ユーザーに対し、業務アプリケーションへのより安全なアクセスを提供できるようになります。

Menlo Security の Secure Application Access (SAA)を活用することで、組織はセキュリティポスチャを大幅に強化しながら、複数の重いクライアントソフトウェアや代替ブラウザを導入する必要がなくなります。 Menlo Security の Secure Cloud Browser は、ユーザーのデバイスと業務アプリケーションを物理的に分離し、マルウェアやフィッシングのような Web が媒介する脅威がエンドポイントに到達するのを防御します。 Google Chrome Enterprise の既存のセキュリティおよび管理機能が Menlo Security のエアギャップ対策を組み合わせることで、組織は包括的な多層防御ソリューションを手に入れることができます。 使い慣れた Google Chromeの使用感に変更はなく、ユーザーの生産性への影響を最小限に抑えながらスムーズに導入することができます。

組織は従来のリモートアクセスソリューションでは、管理対象ユーザーと管理対象外ユーザーの両方をサポートするニーズを満たすことができないことを認識しています。 管理対象外のユーザーは、VPN や ZTNA クライアントなど、管理対象ユーザー向けとして設計された重いクライアントソフトウェアをインストールすることを望んでいません。 複数の顧客にサービスを提供する請負業者や契約社員の場合、複数のクライアントソフトウェアをインストールすることは不可能であり、現実的ではありません。

Menlo Security の CEO 兼 共同創業者であるAmir Ben-Efraimは、次のように述べています。「現代の業務環境とは、従業員が自分のデバイスを開く場所であり、どこであってもそれが彼らにとっての職場となります。そして、それはいつもブラウザと共にあります。 この変化を認識し、当社は Google と提携して Menlo Security の Secure Application Access を Google Chrome Enterpriseと統合し、現代の業務環境と同じくらい柔軟で適応性の高いシームレスな ZTNA 環境を提供します。 管理しやすく、どんなデバイスに対しても有効で、データとアプリケーションに対する安全なアクセスを迅速に実現することで、組織を強化することができます。 この提携は、ブラウザセキュリティを大きく前進させ、すべての人にとってより安全で生産性の高い業務環境を実現します。」

Menlo SecurityのSecure Application Accessは、Google Chrome Enterpriseとの統合により、任意のクライアントソフトウェアをインストールすることなく、管理対象デバイスと管理対象外デバイスの両方でエンドポイントのセキュリティポスチャを検証します。 Menlo SecurityとChrome Enterprise は共に 、従来のクライアントレスZTNAソリューションを改善し、組織のデータが安全でセキュリティ要件に準拠したエンドポイントからのみアクセスされることを保証します。 Google Cloudとの連携により、Menlo Securityのエンタープライズブラウザソリューションは、管理対象デバイス、管理対象外デバイスの両方のブラウザセキュリティにおける大きな課題を解決することができます。 新機能と Menlo Security と Google の幅広いコラボレーションにより、安全性が向上すると共に、システムの設計初期段階からセキュリティを考慮することが容易となり、ゼロトラストの原則を実現することができます。

Google Chrome Enterprise の プロダクトマネージャーである Kiran Nairは、次のように述べています。「現代の脅威ランドスケープは、セキュリティに対してより適応力のあるアプローチを必要としています。 そのため、Chrome EnterpriseとMenlo Securityは、ユーザーとデバイスのリスクにリアルタイムで対応するエージェントレスソリューションを提供しようと提携を拡大しました。 この提携により、組織はChrome Enterpriseのブラウザ内セキュリティ管理機能をMenlo Securityのブラウザセキュリティ製品群で拡張することができます。 セキュリティポスチャ確認の結果に基づき、必要な追加のセキュリティ対策が施され、トラフィックを正しくコントロールすることで、ユーザーがどこで作業していても、機密データが確実に安全性を保つようになっています。」

多くの組織は、SaaS/クラウドで提供されブラウザ経由でアクセスされる最新のアプリケーションを採用しており、この機能提携により Google Chrome Enterprise をゼロトラストエンドポイントとして使用できるようになりました。 クラウドベースのゼロトラストアクセスソリューションであるMenlo SecurityのSecure Application Accessと組み合わせることで、Chrome Enterpriseは組織に次のようなメリットをもたらします。

- 使いやすい管理機能と使い慣れたユーザーエクスペリエンス
- 複数のデバイスやデバイスタイプにわたる柔軟性
- すぐに導入展開可能なアプリケーションとデータへの安全なアクセス

Menlo Security エンタープライズブラウザソリューションは、Google Marketplaceで入手することができます。 https://cloud.google.com/solutions/menlo-security Menlo SecurityとGoogleのパートナーシップの詳細については、こちらの資料をご覧ください。

Menlo Security について

Menlo Securityは、Webブラウザを攻撃するサイバー脅威から組織を守ります。 Menlo Security の特許技術であるクラウドブラウザセキュリティプラットフォームは、エンドポイントソフトウェアを必要とせず、エンドユーザーエクスペリエンスに影響を与えることなく、あらゆる規模の企業に対して包括的な保護を提供するためにスケールします。 Menlo Securityは、フォーチュン500企業、世界の10大金融サービス機関のうちの8社、そして大規模な政府機関を含む大手グローバル企業に信頼されています。 Menlo Security は Vista Equity Partners、Neuberger Berman、General Catalyst、American Express Ventures、Ericsson Ventures、HSBC、JPMorgan Chase の支援を受けています。 日本法人であるメンロ・セキュリティ・ジャパン株式会社は、2016年に設立されました。 詳細は www.menlosecurity.com/ja-jp をご覧ください。