SLB、2024年第4四半期と通期業績、および増配と23億ドルの加速型自社株買いを発表
SLB、2024年第4四半期と通期業績、および増配と23億ドルの加速型自社株買いを発表
- 第4四半期の売上高は92億8,000万ドル(前四半期比1%増、前年同期比3%増)
- 第4四半期のGAAP 1株当たり利益は0.77ドル(前四半期比7%減、前年同期比横ばい)
- 第4四半期の特別費用・利益を除く1株当たり利益は0.92ドル(前四半期比3%増、前年同期比7%増)
- 第4四半期のSLBに帰属する純利益は11億ドル(前四半期比8%減、前年同期比2%減)
- 第4四半期の調整EBITDAは23億8,000万ドル(前四半期比2%増、前年同期比5%増)
- 第4四半期の営業活動によるキャッシュフローは23億9,000万ドル、フリーキャッシュフローは16億3,000万ドル
-
取締役会は3.6%の増配を承認し、1株当たり0.285ドルの四半期現金配当を実施
- 通期の売上高は362億9,000万ドル(前年比10%増)
- 通期のGAAP 1株当たり利益は3.11ドル(前年比7%増)
- 通期の特別費用・利益を除く1株当たり利益は3.41ドル(前年比14%増)
- 通期のSLBに帰属する純利益は44億6,000万ドル(前年比6%増)
- 通期の調整EBITDAは90億7,000万ドル(前年比12%増)
- 通期の営業活動によるキャッシュフローは66億ドル、フリーキャッシュフローは39億9,000万ドル
ヒューストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- SLB(NYSE:SLB)は、2024年第4四半期と通期の業績を発表しました。
第4四半期業績
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く) | ||||||||||
四半期 | 変化率 | |||||||||
2024年 12月31日締め |
2024年 9月30日締め |
2023年 12月31日締め |
前四半期比 | 前年同期比 | ||||||
売上高 | $9,284 |
$9,158 |
$8,990 |
1% |
|
3% |
||||
税引き前利益 - GAAPベース | $1,387 |
$1,507 |
$1,433 |
-8% |
|
-3% |
||||
税引き前利益率 - GAAPベース | 14.9% |
16.5% |
15.9% |
-151 bps |
|
-100 bps |
||||
SLBに帰属する純利益 - GAAPベース | $1,095 |
$1,186 |
$1,113 |
-8% |
|
-2% |
||||
$0.77 |
$0.83 |
$0.77 |
-7% |
|
- |
|||||
|
|
|
||||||||
調整EBITDA* | $2,382 |
$2,343 |
$2,277 |
2% |
|
5% |
||||
調整EBITDA利益率* | 25.7% |
25.6% |
25.3% |
8 bps |
|
33 bps |
||||
税引き前セグメント営業利益* | $1,918 |
$1,902 |
$1,868 |
1% |
|
3% |
||||
税引き前セグメント営業利益率* | 20.7% |
20.8% |
20.8% |
-11 bps |
|
-12 bps |
||||
SLBに帰属する純利益(特別費用・利益を除く)* | $1,311 |
$1,271 |
$1,242 |
3% |
|
6% |
||||
希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)* | $0.92 |
$0.89 |
$0.86 |
3% |
|
7% |
||||
|
|
|
||||||||
地域別売上高 |
|
|
|
|||||||
海外部門 | $7,483 |
$7,425 |
$7,293 |
1% |
|
3% |
||||
北米部門 | 1,752 |
1,687 |
1,641 |
4% |
|
7% |
||||
その他 | 49 |
47 |
56 |
n/m |
|
n/m |
||||
$9,284 |
$9,159 |
$8,990 |
1% |
|
3% |
|||||
(単位:100万) | ||||||||||
四半期 | 変化率 | |||||||||
2024年 12月31日締め |
2024年 9月30日締め |
2023年 12月31日締め |
前四半期比 | 前年同期比 | ||||||
部門別売上高 | ||||||||||
デジタル&統合 | $1,156 |
$1,088 |
$1,049 |
6% |
|
10% |
||||
貯留層挙動 | 1,810 |
1,823 |
1,735 |
-1% |
|
4% |
||||
坑井建設 | 3,267 |
3,312 |
3,426 |
-1% |
|
-5% |
||||
生産システム | 3,197 |
3,103 |
2,944 |
3% |
|
9% |
||||
その他 | (146) |
(167) |
(164) |
n/m |
|
n/m |
||||
$9,284 |
$9,158 |
$8,990 |
1% |
|
3% |
|||||
|
|
|
||||||||
部門別税引き前営業利益 |
|
|
|
|||||||
デジタル&統合 | $442 |
$386 |
$356 |
14% |
|
24% |
||||
貯留層挙動 | 370 |
367 |
371 |
1% |
|
- |
||||
坑井建設 | 681 |
714 |
770 |
-5% |
|
-12% |
||||
生産システム | 506 |
519 |
442 |
-3% |
|
14% |
||||
その他 | (81) |
(84) |
(71) |
n/m |
|
n/m |
||||
$1,918 |
$1,902 |
$1,868 |
1% |
|
3% |
|||||
|
|
|
||||||||
部門別税引き前営業利益率 |
|
|
|
|||||||
デジタル&統合 | 38.3% |
35.5% |
34.0% |
274 bps |
|
430 bps |
||||
貯留層挙動 | 20.5% |
20.1% |
21.4% |
35 bps |
|
-90 bps |
||||
坑井建設 | 20.8% |
21.5% |
22.5% |
-70 bps |
|
-162 bps |
||||
生産システム | 15.8% |
16.7% |
15.0% |
-93 bps |
|
79 bps |
||||
その他 | n/m |
n/m |
n/m |
n/m |
|
n/m |
||||
20.7% |
20.8% |
20.8% |
-11 bps |
|
-12 bps |
|||||
* これらは非GAAP財務指標です。詳細は「特別費用・利益」、「部門別」、「補足情報」の項をご覧ください。 | ||||||||||
n/m = not meaningful(非適用) |
通期業績
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く) | ||||||
通期 | ||||||
2024年12月31日締め | 2023年12月31日締め | 変化率 | ||||
売上高 | $36,289 |
$33,135 |
10% |
|||
税引き前利益 - GAAPベース | $5,672 |
$5,282 |
7% |
|||
税引き前利益率 - GAAPベース | 15.6% |
15.9% |
-31 bps |
|||
SLBに帰属する純利益 - GAAPベース | $4,461 |
$4,203 |
6% |
|||
希薄化後1株当たり利益 - GAAPベース | $3.11 |
$2.91 |
7% |
|||
|
||||||
調整EBITDA* | $9,070 |
$8,107 |
12% |
|||
調整EBITDA利益率* | 25.0% |
24.5% |
52 bps |
|||
税引き前セグメント営業利益* | $7,321 |
$6,523 |
12% |
|||
税引き前セグメント営業利益率* | 20.2% |
19.7% |
49 bps |
|||
SLBに帰属する純利益(特別費用・利益を除く)* | $4,888 |
$4,305 |
14% |
|||
希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)* | $3.41 |
$2.98 |
14% |
|||
|
||||||
地域別売上高 |
|
|||||
海外部門 | $29,415 |
$26,188 |
12% |
|||
北米部門 | 6,680 |
6,727 |
-1% |
|||
その他 | 194 |
220 |
n/m |
|||
$36,289 |
$33,135 |
10% |
||||
|
|
|
|
|
|
|
SLBは、OneSubsea™合弁事業の設立に関連して、2023年第4四半期にAkerのサブシ―事業を買収しました。買収された事業は、2024年通期に19億3,000万ドル、2023年第4四半期で4億8,400万ドルの売上高をそれぞれ生み出しました。この買収の影響を除くと、SLBの2024年通期の売上高は前年比5%増、北米部門の2024年通期の売上高は前年比1%減、海外部門の2024年通年の売上高は前年比7%増となります。 | ||||||
* これらは非GAAP財務指標です。詳細は「特別費用・利益」、「部門別」、「補足情報」の項をご覧ください。 | ||||||
n/m = not meaningful(非適用) |
(単位:100万) | ||||||
通期 | ||||||
2024年12月31日締め | 2023年12月31日締め | 変化率 | ||||
部門別売上高 | ||||||
デジタル&統合 | $4,247 |
$3,871 |
10% |
|||
貯留層挙動 | 7,177 |
6,561 |
9% |
|||
坑井建設 | 13,357 |
13,478 |
-1% |
|||
生産システム | 12,143 |
9,831 |
24% |
|||
その他 | (635) |
(606) |
n/m |
|||
$36,289 |
$33,135 |
10% |
||||
|
||||||
税引き前セグメント営業利益 |
|
|||||
デジタル&統合 | $1,408 |
$1,257 |
12% |
|||
貯留層挙動 | 1,452 |
1,263 |
15% |
|||
坑井建設 | 2,826 |
2,932 |
-4% |
|||
生産システム | 1,898 |
1,245 |
52% |
|||
その他 | (263) |
(174) |
n/m |
|||
$7,321 |
$6,523 |
12% |
||||
|
||||||
税引き前セグメント営業利益率 |
|
|||||
デジタル&統合 | 33.1% |
32.5% |
67 bps |
|||
貯留層挙動 | 20.2% |
19.2% |
99 bps |
|||
坑井建設 | 21.2% |
21.8% |
-59 bps |
|||
生産システム | 15.6% |
12.7% |
297 bps |
|||
その他 | n/m |
n/m |
n/m |
|||
20.2% |
19.7% |
49 bps |
||||
|
||||||
調整EBITDA |
|
|||||
デジタル&統合 | $2,074 |
$1,847 |
12% |
|||
貯留層挙動 | 1,841 |
1,646 |
12% |
|||
坑井建設 | 3,461 |
3,514 |
-1% |
|||
生産システム | 2,242 |
1,569 |
43% |
|||
その他 | 18 |
102 |
n/m |
|||
$9,636 |
$8,678 |
11% |
||||
全社など | (566) |
(571) |
n/m |
|||
$9,070 |
$8,107 |
12% |
||||
|
||||||
調整EBITDA利益率 |
|
|||||
デジタル&統合 | 48.8% |
47.7% |
111 bps |
|||
貯留層挙動 | 25.7% |
25.1% |
57 bps |
|||
坑井建設 | 25.9% |
26.1% |
-16 bps |
|||
生産システム | 18.5% |
16.0% |
251 bps |
|||
その他 | n/m |
n/m |
n/m |
|||
26.6% |
26.2% |
37 bps |
||||
全社など | n/m |
n/m |
n/m |
|||
25.0% |
24.5% |
52 bps |
||||
SLBは、OneSubsea合弁事業の設立に関連して、2023年第4四半期にAkerのサブシ―事業を買収しました。買収された事業は、2024年通期に19億3,000万ドル、2023年第4四半期で4億8,400万ドルの売上高をそれぞれ生み出しました。この買収の影響を除くと、SLBの2024年通期の売上高は前年比で5%増加し、生産システムの2024年通期の売上高は前年比で9%増となります。 | ||||||
n/m = not meaningful(非適用) |
(単位:100万) | ||||||
通期 | ||||||
2024年12月31日締め | 2023年12月31日締め | 変化率 | ||||
地域別売上高 | ||||||
北米部門 | $6,680 |
$6,727 |
-1% |
|||
中南米 | 6,719 |
6,645 |
1% |
|||
欧州・アフリカ* | 9,671 |
8,525 |
13% |
|||
中東・アジア | 13,026 |
11,019 |
18% |
|||
その他 | 193 |
219 |
n/m |
|||
$36,289 |
$33,135 |
10% |
||||
|
||||||
海外部門 | $29,415 |
$26,188 |
12% |
|||
北米部門 | 6,680 |
6,727 |
-1% |
|||
その他 | 194 |
220 |
n/m |
|||
$36,289 |
$33,135 |
10% |
||||
|
||||||
税引き前セグメント営業利益 |
|
|||||
海外部門 | $6,291 |
$5,486 |
15% |
|||
北米部門 | 1,134 |
1,157 |
-2% |
|||
その他 | (104) |
(120) |
n/m |
|||
$7,321 |
$6,523 |
12% |
||||
|
||||||
税引き前セグメント営業利益率 |
|
|||||
海外部門 | 21.4% |
20.9% |
44 bps |
|||
北米部門 | 17.0% |
17.2% |
-23 bps |
|||
その他 | n/m |
n/m |
n/m |
|||
20.2% |
19.7% |
49 bps |
||||
|
||||||
調整EBITDA |
|
|||||
海外部門 | $7,900 |
$6,988 |
13% |
|||
北米部門 | 1,592 |
1,559 |
2% |
|||
その他 | 144 |
131 |
n/m |
|||
$9,636 |
$8,678 |
11% |
||||
全社など | (566) |
(571) |
n/m |
|||
$9,070 |
$8,107 |
12% |
||||
|
||||||
調整EBITDA利益率 |
|
|||||
海外部門 | 26.9% |
26.7% |
17 bps |
|||
北米部門 | 23.8% |
23.2% |
66 bps |
|||
その他 | n/m |
n/m |
n/m |
|||
26.6% |
26.2% |
37 bps |
||||
全社など | n/m |
n/m |
n/m |
|||
25.0% |
24.5% |
52 bps |
||||
* ロシアおよびカスピ海地域を含みます | ||||||
n/m = not meaningful(非適用) |
マクロ経済環境の逆風のなか、第4四半期および通期業績は堅調に推移
「2024年はSLBにとって好調な年となりました。市場環境の変化に対応し、収益およびEBITDAの成長、マージン拡大、そして堅調なフリーキャッシュフローを実現しました」と、SLBのオリビエ・ル・プェッシュ最高経営責任者(CEO)は述べています。
「前年比でみると、売上高は10%増、調整後EBITDAは12%増となりました。また、39億9,000万ドルのフリーキャッシュフローを創出し、これにより32億7,000万ドルの株主還元と5億7,100万ドルの純有利子負債の削減が可能となりました。これらの結果は、SLBが、世界規模で比類のないデジタルサービスを提供し、コスト最適化に継続的に取り組んでいることにより、上流部門への投資が鈍化するなかでも、安定した財務業績を達成できる能力があることを示しています。
「通期業績については、海外売上高が12%増加したことが際立っています。中東・アジアと欧州・アフリカが牽引し、それぞれ18%増と13%増を記録しています。中東・アジアでは過去最高の売上高を記録し、欧州・アフリカでは買収したAkerのサブシー事業が成長を後押ししました。この買収した事業を除いた海外売上高は前年比で7%増となり、前年同期を上回るリグカウントを記録しています。
「続いて第4四半期の売上高は、北米におけるデジタル販売と中東、欧州、北アフリカにおける活発な活動によりわずかに増加しました。部門別でみると、デジタル製品およびソリューションに対する需要の増加により、デジタル&統合が売上高を牽引しました。一方、生産システムはお客様が既存の資産からの最大限の回収を目的とした投資に継続的に取り組んだことで、バックログの収益転換の恩恵を享受しています」と、ル・プェッシュは述べています。
生産および回収が長期的な優れた業績を達成するための鍵に
「通期ベースでは、当社の中核事業である貯留層挙動、坑井建設、生産システムの3部門が、9%の増収となりました。これは主に、サブシー事業の買収を主因に生産システムが24%の増収となったことによるものです。生産システムは、地上生産システム、坑井仕上げ、人工リフトの2桁増収により、9%のオーガニックグロースを達成しました。貯留層挙動も、生産分野における坑井刺激および介入活動の好調を背景に、9%の成長を達成しました。
「当社の盆地適合型アプローチ、専門知識、そして統合に関する能力により、お客様の資産のライフサイクル全体を通じて直面する業務上の課題に対処するうえで最適なパフォーマンスパートナーとしての地位を確立しています。業界全体で生産および回収がますます重要視されるなか、当社の強みはこれまで以上にその重要性を増しているといえます。
「既に発表しているChampionXの買収完了が予定されており、当社の生産および回収機能はさらに強化され、お客様に対してより優れた価値を提供できるようになります。この戦略的買収は、SLBポートフォリオのレジリエンスを高め、今後数年にわたるサイクルに備え、安定性を提供することにもつながります。
勢いを増すAIおよび自律的オペレーションにより、デジタルは大幅な成長を継続
「デジタル&統合の売上高は、デジタル部門の20%成長を主因に前年比10%増となり、年間売上高は24億4,000万ドルとなりました。他業界のリーダー企業との戦略的提携、Lumi™データ&AIプラットフォームの立ち上げ、遠隔操作を可能にする新しいPerformance Live™センター、完全自律型の掘削作業の実現など、当社のデジタル技術の採用が加速した節目の年となりました。
「当社の業界においてAIはXファクター(成功のために不可欠な要素)であり、SLBがこの分野のリーダー企業であり続けることで、お客様、パートナー、株主のために優れた業績を持続的に実現できると確信しています」と、ル・プェッシュは述べています。
長期的なファンダメンタルズが石油・ガス投資を下支え
「世界的な供給過剰により、上流部門への投資の伸びは短期的に低調な状態が続くとみられますが、石油の供給の不均衡は徐々に解消に向かうと予想しています。世界経済の成長とエネルギー安全保障への関心の高まり、そしてAIおよびデータセンターからのエネルギー需要の高まりと相まって、今後10年間を通じて石油・ガス業界の投資を下支えすることになるでしょう。
「中核事業において、当社は石油・ガスの埋蔵量の発見、開発、抽出に比類なき貢献を果たし、世界のエネルギー供給を支えています。デジタル部門では業界をリードするサービスを提供しています。また、ニュー・エナジーおよび脱炭素の部門でも意義のある機会を追い求めており、差別化された市場ポジションを確立しています。これらにより、当社はその事業基盤を強固なものとしています。SLBはお客様と株主の皆様に永続的な価値を生み出す体制を整えています」と、ル・プェッシュは述べています。
2025年の株主還元は総額40億ドルに増加
「SLBは、EBITDA利益率の拡大、強固なキャッシュフローの創出、株主還元の増加に引き続き取り組んでいます。当社の事業見通しに対する自信と、強固なキャッシュフローを生み出す能力を踏まえ、取締役会の承認を経て四半期配当を3.6%増配することを決定しました。さらに、当社の力強いビジネスに対して株価が過小評価されていると判断し、23億ドル相当の普通株式を買い戻すASR(加速型自社株買い)取引を締結しました。これにより、株主還元は2024年の総額33億ドルから、2025年には最低でも総額40億ドルに増額する見通しです」と、ル・プェッシュは述べています。
その他の出来事
当四半期中、SLBは普通株式1,180万株を5億100万ドルで買い戻し、今年度通期においては合計3,840万株を総額17億4,000万ドルで買い戻しました。
2024年12月20日、SLBは普通株式を23億ドルで買い戻すためのASR取引を締結しました。ASR取引に関する契約条件に基づき、2025年1月13日、SLBは前日の普通株式の終値を基準とする、買い戻し予定の株式の約80%に相当する初回株式交付を受けました。SLBは、2025年5月末までに残りの株式を取得すると見込んでいます。一定の状況下において、SLBはASR取引に関する契約の決済時に、同社の選択により株式を交付するか、または現金を支払うことが求められる場合があります。ASR契約に基づき最終的に買い戻される株式の総数は、最終的な決済額によって決まり、ASR取引期間中のSLBの普通株式の売買高加重平均価格からディスカウント分を差し引いた額を基準に決定します。
2025年1月16日、SLBの取締役会は、SLBの四半期現金配当を流通普通株式1株当たり0.275ドルから0.285ドルに3.6%増額することを承認しました。この増配は、2025年2月5日現在の登録株主に対して2025年4月3日に支払われる配当金から開始されます。
第4四半期の地域別売上高
(単位:100万) | ||||||||||
四半期 | 変化率 | |||||||||
2024年 12月31日締め |
2024年 9月30日締め |
2023年 12月31日締め |
前四半期比 | 前年同期比 | ||||||
北米部門 | $1,752 |
$1,687 |
$1,641 |
4% |
|
7% |
||||
中南米 | 1,634 |
1,689 |
1,722 |
-3% |
|
-5% |
||||
欧州・アフリカ* | 2,472 |
2,434 |
2,429 |
2% |
|
2% |
||||
中東・アジア | 3,376 |
3,302 |
3,141 |
2% |
|
7% |
||||
消去など | 49 |
47 |
56 |
n/m |
|
n/m |
||||
$9,284 |
$9,159 |
$8,990 |
1% |
|
3% |
|||||
|
|
|
||||||||
海外部門 | $7,483 |
$7,425 |
$7,293 |
1% |
|
3% |
||||
北米部門 | $1,752 |
$1,687 |
$1,641 |
4% |
|
7% |
||||
* ロシアおよびカスピ海地域を含みます | ||||||||||
n/m = not meaningful(非適用) |
海外部門
中南米の売上高は16億3,000万ドルで、前四半期比3%減となりました。メキシコにおける掘削活動の減少を主因に減少しましたが、ブラジルにおける生産システムの販売増加により一部相殺されました。前年同期比では、アルゼンチンでの堅調な活動とブラジルでの生産システムの販売増加により一部相殺されたものの、メキシコでの掘削活動の減少により5%減となりました。
欧州・アフリカの売上高は24億7,000万ドルで、前四半期比2%増となりました。スカンジナビアでの海底生産システムの販売が減少した一方、欧州および北アフリカでの活動が増加したことによるものです。前年同期比でも、西アフリカでの業績の低迷を北アフリカおよび欧州での好調な業績が相殺し、2%増となりました。
中東・アジアの売上高は33億8,000万ドルで、前四半期比2%増となりました。これは、アラブ首長国連邦での堅調な活動、エジプトでの掘削の増加、カタールでの坑井刺激、介入、評価活動の増加が、サウジアラビアとオーストラリアでの不振を相殺したことによるものです。前年同期比では、アラブ首長国連邦、イラク、クウェート、東アジア、中国、インドネシアでの活発な活動による増加を、インドでの掘削の減少が一部相殺する形で、7%増となりました。
北米部門
北米の売上高は17億5,000万ドルで、前四半期比4%増となりました。これは、デジタル販売の増加と米国メキシコ湾での生産システムの販売増、そして米国の陸上とカナダにおけるデジタル販売および掘削活動の増加によるものです。前年同期比では、米国の陸上での掘削活動は減少した一方、米国メキシコ湾でのオフショア活動の成長とカナダでのアセット・パフォーマンス・ソリューション(APS)の増収が牽引し、売上高は7%増となりました。
第4四半期の部門別業績
デジタル&統合
(単位:100万) | |||||||||
四半期 | 変化率 | ||||||||
2024年 12月31日締め |
2024年 9月30日締め |
2023年 12月31日締め |
前四半期比 | 前年同期比 | |||||
売上高 | |||||||||
海外部門 | $824 |
$830 |
$790 |
-1% |
|
4% |
|||
北米部門 | 331 |
258 |
257 |
28% |
|
29% |
|||
その他 | 1 |
- |
2 |
n/m |
|
n/m |
|||
$1,156 |
$1,088 |
$1,049 |
6% |
|
10% |
||||
|
|
|
|||||||
税引き前営業利益 | $442 |
$386 |
$356 |
14% |
|
24% |
|||
税引き前営業利益率 | 38.3% |
35.5% |
34.0% |
274 bps |
|
430 bps |
|||
n/m = not meaningful(非適用) |
デジタル&統合の売上高は11億6,000万ドルで、前四半期比6%増となりました。これはデジタル技術の採用拡大と、特に米国メキシコ湾における探査データの販売増加を背景に、デジタル収入が10%増加したことによるものです。APS収入は前四半期比横ばいとなりました。前年同期比では、APS収入が2%減少した一方、デジタル収入が21%増加し、売上高は10%増となりました。
デジタル&統合の税引き前営業利益率は38%で、前四半期比2.74ポイント拡大しました。これはおもに、売上増加とコスト効率の向上によりデジタル部門の収益性が改善したことによるものです。前年同期比では、APS償却費の増加およびガス価格の下落によるAPS事業の収益性低下により一部相殺されたものの、デジタル部門の業績が好調だったことにより、税引き前営業利益率は4.30ポイント拡大しました。
貯留層挙動
(単位:100万) | |||||||||
四半期 | 変化率 | ||||||||
2024年 12月31日締め |
2024年 9月30日締め |
2023年 12月31日締め |
前四半期比 | 前年同期比 | |||||
売上高 | |||||||||
海外部門 | $1,669 |
$1,676 |
$1,611 |
- |
|
4% |
|||
北米部門 | 139 |
145 |
123 |
-4% |
|
13% |
|||
その他 | 2 |
2 |
1 |
n/m |
|
n/m |
|||
$1,810 |
$1,823 |
$1,735 |
-1% |
|
4% |
||||
|
|
|
|||||||
税引き前営業利益 | $370 |
$367 |
$371 |
1% |
|
- |
|||
税引き前営業利益率 | 20.5% |
20.1% |
21.4% |
35 bps |
|
-90 bps |
|||
n/m = not meaningful(非適用) |
貯留層挙動の売上高は18億1,000万ドルで、前四半期比1%減となりました。介入および坑井刺激活動の減少を評価活動の増加が一部相殺する格好となりました。売上高は、サウジアラビアでの坑井刺激および介入活動の減少による影響を受けましたが、その他の中東・アジア地域と北米での活動の増加により相殺されました。前年同期比では、評価活動による収入が減少した一方、介入および坑井刺激活動の増加により売上高は4%増となりました。
貯留層挙動の税引き前営業利益率は20%で、前四半期比0.35ポイント拡大しました。これは、評価サービスの収益性が改善した一方、介入の不振により一部相殺されたことによるものです。前年同期比では、テクノロジーミックスの悪化により、税引き前営業利益率は0.90ポイント縮小しました。
坑井建設
(単位:100万) | |||||||||
四半期 | 変化率 | ||||||||
2024年 12月31日締め |
2024年 9月30日締め |
2023年 12月31日締め |
前四半期比 | 前年同期比 | |||||
売上高 | |||||||||
海外部門 | $2,625 |
$2,675 |
$2,748 |
-2% |
|
-4% |
|||
北米部門 | 583 |
581 |
614 |
- |
|
-5% |
|||
その他 | 59 |
56 |
64 |
n/m |
|
n/m |
|||
$3,267 |
$3,312 |
$3,426 |
-1% |
|
-5% |
||||
|
|
|
|||||||
税引き前営業利益 | $681 |
$714 |
$770 |
-5% |
|
-12% |
|||
税引き前営業利益率 | 20.8% |
21.5% |
22.5% |
-70 bps |
|
-162 bps |
|||
n/m = not meaningful(非適用) |
坑井建設の売上高は32億7,000万ドルで、前四半期比1%減となりました。これは、メキシコとサウジアラビアでの掘削活動の減少が、その他の中東・アジア地域での活動の増加により一部相殺されたことによるものです。前年同期比では、売上高は5%減となりました。メキシコ、サウジアラビア、米国の陸上での掘削活動の減少が、中東・アジアのその他の地域での業績改善により一部相殺されました。
坑井建設の税引き前営業利益率は21%で、前期比0.70ポイント、前年同期比1.62ポイント縮小しました。これは北米および海外での活動の減少によるものです。
生産システム
(単位:100万) | |||||||||
四半期 | 変化率 | ||||||||
2024年 12月31日締め |
2024年 9月30日締め |
2023年 12月31日締め |
前四半期比 | 前年同期比 | |||||
売上高 | |||||||||
海外部門 | $2,471 |
$2,373 |
$2,276 |
4% |
|
9% |
|||
北米部門 | 716 |
723 |
666 |
-1% |
|
7% |
|||
その他 | 10 |
7 |
2 |
n/m |
|
n/m |
|||
$3,197 |
$3,103 |
$2,944 |
3% |
|
9% |
||||
|
|
|
|||||||
税引き前営業利益 | $506 |
$519 |
$442 |
-3% |
|
14% |
|||
税引き前営業利益率 | 15.8% |
16.7% |
15.0% |
-93 bps |
|
79 bps |
|||
n/m = not meaningful(非適用) |
生産システムの売上高は32億ドルで、前四半期比3%増となりました。これは、海底生産システムの販売減少により一部相殺されたものの、人工リフト、中流生産システム、坑井仕上げの海外販売が好調に推移したことによるものです。前年同期比では、北米、海外ともに大半のポートフォリオにおける販売が好調だったことを主因として、売上高は9%増となりました。
生産システムの税引き前営業利益率は16%で、前四半期比0.93ポイント縮小しました。これは人工リフトおよび中流生産システムの収益性改善により一部相殺されたものの、海底生産システムの収益性が低下したことによるものです。前年同期比では、大半の事業ラインの収益性が改善したことにより、税引前き営業利益率は0.79ポイント拡大しています。
四半期ハイライト
中核事業
契約獲得
SLBは、特に海外部門およびオフショア盆地において、SLBの中核的な強みと一致する新たな契約の獲得を続けています。注目すべき契約は以下の通りです。
- SLBは、イギリス北海、トリニダード・トバゴ、メキシコ湾などにおける深海および超深海の資産全体にわたる資本効率の高いエネルギー開発を支援する一連の主要な掘削契約をシェル社から受注しました。3年間にわたって実施するこれらのプロジェクトでは、SLBのAI対応デジタル掘削能力と超深海環境における専門知識が組み合わさったプロジェクトになります。契約の範囲には、デジタル方向性制御掘削サービスおよびハードウェア、掘削同時検層(LWD)、地表検層、セメンチング、掘削および仕上げ流体、仕上げ、ワイヤーラインサービスが含まれます。各プロジェクトは、SLBのPerformance Liveセンターで管理されます。
- SLB OneSubseaは、サブシー・インテグレーション・アライアンス・パートナーであるSubsea7とともに、bpと世界的枠組み合意を締結しました。これにより、今後のプロジェクトのポートフォリオ全体にわたって、サブシー事業の専門知識をより効果的に組み合わせるためのプラットフォームを構築します。この提携により、初期のコンセプトの開発から現場でのライフサイクル全体まで、あらゆるプロジェクト段階における能力を結集し、より優れた海底プロジェクトのパフォーマンスを実現します。SLB OneSubseaと提携パートナーは、早期の関与と新たな作業方法を通じて、bpがプロジェクトの迅速な納品、標準化、簡素化、総所有コストの削減を実現できるようサポートします。そして最終的には海底プロジェクトの経済性を改善しながら、海底フィールド業務における品質の確保と持続可能な成果の実現を目指します。
- SLBは、競争入札の結果、ペトロブラスからブラジルでペトロブラスが運営する全沖合油田にわたる統合サービスの新規契約を締結したことを発表しました。SLBは、最大9基の超深海掘削装置で高度な掘削、セメンチングを行い、掘削流体技術を活用し、100を超える深海油井の構築を監督します。
- ブラジル沖では、SLB OneSubseaがペトロブラスから複数の契約を受注しました。競争入札の結果、SLB OneSubseaはRoncadorプロジェクト向けに海底生産マニホールド2基と電気油圧分配ユニット1基、その他の関連サービスを提供する契約を受注しました。さらに、SLB OneSubseaはブジオス鉱区からの回収量を増やすために、海底未処理海水注入(RWI)システム2基の契約を受注しました。この契約に基づき、SLB OneSubseaはペトロブラスのFPSO P-74およびP-75をサポートする海底RWIシステム2基を提供します。各システムは、海底海水注入ポンプ、海底ケーブルシステム、および上部可変速電動機駆動で構成されています。
- イタリアでは、トタルエナジーズがSLBに対し、推定埋蔵量2億バレル、日量5万バレルを超える目標生産量を誇る欧州最大級の陸上油田であるテンパロッサ油田において、坑井仕上げ、人工リフト装置とサービスの提供に関する4年契約を発注しました。この油田には、生産および回収を最大化するためのいくつかの技術的課題があり、カスタム設計された技術が求められています。SLBが選定されたのは、同社のグローバルな事業展開と現地チームの専門知識を活用し、盆地適合型ソリューションを提供できる能力が評価されたことによるものです。
- オマーンでは、Petroleum Development OmanがSLBに、ブロック6の権益における坑井配置サービスに関する5年契約を発注しました。SLBは、さまざまなガス田や油田において、PowerDrive Orbit™システムやPeriScope HD™サービスを含む複数の主要技術を、開発井および試掘井の両方に提供します。
- また、オマーンでは、Daleel Petroleum LLCがSLBに、ブロック5の権益における先進的な掘削中測定(MWD)および方向掘削サービスに関する5年契約を発注しました。この契約では、250以上の坑井の掘削が予定されています。SLBは、市場をリードする盆地適合型のMWD、LWD、ロータリーステアラブル掘削システム技術により、この契約を獲得することができました。これらの技術は、坑井のデリバリー効率とサービスの質に対する信頼性を向上させるものです。
テクノロジーとイノベーション
当四半期における注目すべきテクノロジーの導入と展開には次のようなものが含まれます。
- SLBは、は、Neuro™自律ジオステアリングをリリースしました。これは地下の複雑さにダイナミックに対応して効率的な掘削と高性能な坑井を実現しながら、掘削作業におけるカーボンフットプリントを削減するソリューションです。Neuro自律ジオステアリングはAIを使用して、複雑なリアルタイム地下情報を統合・解釈し、ドリルビットを貯留層における最も生産的な層( 「スイート・スポット」 )へと自律的にガイドします。
- SLBは、複雑な坑井の掘削における信頼と性能を向上させるStream™高速インテリジェント遠隔測定システムを発表しました。従来のマッドパルスにおけるボトルネックと限界を克服すべく設計されたStream遠隔測定システムは、SLBのダイナミック・サーベイ・ホワイル・ドリリングサービスの決定版であるTruLink™と独自のAIアルゴリズムを組み合わせたものです。これにより、最も困難な条件下でも、深度に関係なく、データの制限なく、途切れることなく、高速で高忠実度のリアルタイムの地下測定が可能になります。Stream遠隔測定システムはすでに14カ国で導入されており、370回以上使用され、150万フィート以上の掘削が行われています。
- 米国沖では、SLBはメキシコ湾の高圧深海エリアにおけるシェブロンの資源へのアクセスを支援しました。導入された新技術には、20,000psiを誇るツリー、マニフォールド、接続部品、制御機器、高度なブーストシステムなどがあり、高圧環境における資源採取に新たな可能性をもたらしました。
- クウェートでは、SLBとクウェート石油会社が、高度な裸坑多段階仕上げ設計とOpenPath Flex™ 酸刺激サービスを使用して、成熟したバハラ油田における重大な課題に取り組みました。このプロジェクトでは、最大3段階の酸フラクチャリングを毎日実施し、29段階の処理を組み込むことで、クウェート最長を誇る1万3,800フィートのラテラル坑井を実現しました。Kinetix™ソフトウェアは障害分離を強化し、DataFRAC™サービスは包括的な試掘エリア評価を提供し、ジオメカニカル・アース・モデルを改善しました。断層分離のためのフラックツリーの使用をはじめとするこれらの革新的な手法は、障分離ツールに関連するHSEリスクを排除し、酸フラクチャリング作業における作業効率と安全性の新たな基準を打ち立てました。
- マレーシアでは、SLBとHibiscus Oil and Gas Malaysiaが、SLBスミスビットとPowerDrive X6™ロータリーステアラブル掘削システムを使用した方向掘削ソリューションをブンガ・オーキッド・プロジェクトに統合し、マレーシア最長を誇る拡張された掘削坑井(深さ6,970メートル)を実現しました。SLBは、掘削、測定、ジオサービス、掘削液を提供したほか、当社のK&Mテクノロジーグループを使用した掘削およびトリップ中のプロアクティブなリアルタイムモニタリングと坑井介入も行いました。類似のオフセット坑井に基づいて、ボトムホール・アセンブリーの最適化と実証済みの技術が実施されました。
- また、マレーシアでは、SLBとペトロナス・チャリガリがデュラン油田の2つの油層において、効率的でリスクの低い砂岩刺激ソリューションであるOneSTEP EF™を使用したマトリックス刺激処理を滞りなく実施しました。この革新的なアプローチにより、ウォーターカットを増やすことなく石油生産量を400%増加させるという業務効率化を実現しました。この成功は、問題の特定と盆地適合型ソリューションの開発におけるペトロナス・チャリガリとSLBの優れた協力関係を裏付けるものです。
- 西オーストラリア州では、SLBはストライク・エナジーに掘削サービスを提供し、パース盆地にあるキンギア・ハイクリフ砂岩で、これまでで最も東に位置し、最も深い坑井の掘削に成功しました。これにより、2つの重要なガス資源の発見が可能になりました。深さ5,225メートルという記録は、オーストラリア国内の陸上坑井としては最も深いものです。
デジタル
SLBは、大規模なデジタルテクノロジーを導入して、お客様との連携でテクノロジーとワークフローをクラウドに移行し、AI対応の新機能を採用するとともに、インサイトを活用してパフォーマンスを向上させています。当期の注目すべきハイライトは以下のとおりです。
- 米国では、SLB、Equinor、センシアが協力して、メキシコ湾にあるEquinorの営業外資産のひとつを対象に、Equinorの地下および地上のモデリングワークフローを強化しました。改善されたモデルは地質学、地球物理学、工学を結びつけ、手作業のプロセスを自動化されたライブアップデートに置き換えました。これは、Petrel™サブサーフェスソフトウェア、Intersect™高解像度貯留層シミュレータ、Pipesim™定常多相流シミュレータを接続することで実現しました。また、OFM™坑井および貯留層解析ソフトウェアの生産データベースへのリンクにより、貯留層の動的モデルへの生産履歴のアップデートが可能になりました。テストでは、地下モデルのアップデートにかかる期間が数ヶ月から数週間または数日間に短縮され、シミュレーションの実行時間が9時間から36分に短縮されました。
- スリナムでは、Staatsolie Maatschappij SurinameがSLBに、同国のオフショアチームの効率性を高めるために、Delfi™デジタルプラットフォームの4年契約を発注しました。Delfiプラットフォームは、データとアプリケーションの両方をクラウドに集約し、コラボレーションを促進し、さらなるインサイトを引き出すことを可能にします。SLBがスリナムから以前受注したナショナル・データ・レポジトリの契約と併せて、このプラットフォームはスリナムの炭化水素資源の価値を最大限に引き出すことを目的として設立されたスリナムのセンター・オブ・エクセレンスのデジタル基盤となります。
- エジプトでは、Khalda Petroleum CompanyはSLBに、Petrelサブサーフェスソフトウェア技術に関する複数年にわたるデジタル契約と、西カラブシャおよび Shushanの権益における地震イメージングおよび処理に関する長期契約を発注しました。完全整合処理の範囲は、デブレンディングからフルウェーブフォームインバージョン(FWI)までです。デブレンディングは、同時に発生する複数のソースからの重複した地震信号を分離し、解析により適したクリーンなデータを作成します。FWIは、フルウェーブフォームデータを使用して反復的に地下の速度モデルを改良し、複雑な地質構造に関する非常に正確で高解像度の画像を作成します。この貯留層キャラクタリゼーションにより、Khalda Petroleum Companyは地下の特徴をより深く理解し、炭化水素を含む可能性のある地帯を特定し、探査、掘削、生産に関する情報に基づいた意思決定を行うことができます。
- マレーシアでは、AI、機械学習、生成AI技術における技術的能力の向上のために、ペトロナスがMalaysia Petroleum Management(MPM)を通じてSLBと基本合意書を締結しました。この提携は、MPMのデータプラットフォームにAI主導の最先端ソリューションを活用し、地下データの管理と解釈に革命をもたらすことを目的としています。
- オーストラリアでは、アローエナジーがSLBに、地下アプリケーションをサードパーティのクラウドホストからSLBのDelfiプラットフォームに移行し、企業規模の高度なデジタルソリューションを導入する契約を締結しました。この探査・生産に関する共同プラットフォームをデジタル戦略に組み込むことで、アローエナジーはスケーラブルで高度なワークフローを迅速に導入し、総所有コストの削減、効率性向上を図ることができます。
ニュー・エナジー
SLBは、以下の活動を含む革新的技術と戦略的提携を通じて、低炭素エネルギーシステムへの世界的な移行に引き続き取り組みます。
- SLBは、サウジアラビアのジュバイル地区に世界最大級となることが期待される炭素回収・貯留(CCS)ハブの開発に向け、アラムコおよびリンデとの契約を締結しました。このプロジェクトの第1フェーズでは、2027年末までに建設が完了し、年間最大900万トンのCO2を回収・貯留することが期待されています。その後のフェーズでは、さらにその能力を拡大することが期待されています。
- SLB Capturi™ は、ノルウェーのブレヴィクにあるハイデルベルク・マテリアルズのセメント施設において、炭素回収プラントのメカニカル・コンプリーションという重要なマイルストーンを達成しました。炭素回収プラントは、セメント施設から年間最大40万トンのCO2を回収するように設計されています。この世界初のセメント施設における商業規模の炭素回収プラントにより、稼働時には製品の強度や品質を損なうことなく、ネットゼロのセメントの生産が可能になります。
- ノルウェーでは、SLB CapturiがWACKERのシリコン生産施設でテストキャンペーンを実施しました。これはマイクロチップ、ソーラーモジュール、シリコンのに欠かせない原材料である金属グレードシリコンを生産する際に発生するCO2を回収するものです。テストキャンペーン期間中、移動式のテストユニットがWACKERの生産施設に隣接して設置され、CO2の回収プロセスを小規模で再現しました。パイロット試験は7月下旬に無事終了し、回収率95%以上を達成しました。さらに、WACKERとSLB Capturiは、年間18万トンのCO2を回収するプラントを設計するためのエンジニアリングに関するフィージビリティスタディを実施しました。
- 台湾では、台湾中油 (CPC) がSLBに対し、サブサーフェス・サイト・キャラクタリゼーション、貯留層開発計画、および戦略的な海岸線CCSプロジェクトの測定、モニタリング、検証計画に関する3年間の契約を発注しました。このプロジェクトの目的は、CCSのパフォーマンスを向上させ、運用リスクを低減することです。これにより、CPCは2030年に商業用のCCS事業を開始するという目標の達成を目指します。
財務諸表
要約連結損益計算書
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く) |
|||||||
第4四半期 | 通期 | ||||||
12月31日締め | 2024 |
|
2023 |
|
2024 |
|
2023 |
売上高 | $9,284 |
$8,990 |
$36,289 |
$33,135 |
|||
利息およびその他の収入(1) | 115 |
95 |
380 |
342 |
|||
経費 | |||||||
売上原価(1) | 7,322 |
7,194 |
28,829 |
26,572 |
|||
研究・エンジニアリング | 192 |
187 |
749 |
711 |
|||
一般管理費 | 81 |
96 |
385 |
364 |
|||
合併および統合(1) | 63 |
45 |
123 |
45 |
|||
リストラクチャリングなど(1) | 223 |
- |
399 |
- |
|||
利息 | 131 |
130 |
512 |
503 |
|||
税引き前利益(1) | $1,387 |
$1,433 |
$5,672 |
$5,282 |
|||
税金費用(1) | 269 |
284 |
1,093 |
1,007 |
|||
純利益(1) | $1,118 |
$1,149 |
$4,579 |
$4,275 |
|||
非支配持分に帰属する純利益(1) | 23 |
36 |
118 |
72 |
|||
SLBに帰属する純利益(1) | $1,095 |
$1,113 |
$4,461 |
$4,203 |
|||
SLBの希薄化後1株当たり利益(1) | $0.77 |
$0.77 |
$3.11 |
$2.91 |
|||
平均流通株式数 | 1,406 |
1,429 |
1,421 |
1,425 |
|||
希薄化後平均流通株式数 | 1,420 |
1,446 |
1,436 |
1,443 |
|||
経費に含まれる減価償却費(2) | $648 |
$609 |
$2,519 |
$2,312 |
(1) | 詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。 |
|
(2) | 有形固定資産の償却および無形資産の償却、探査データ費用、APS投資を含みます。 |
要約連結貸借対照表
(単位:100万) | |||
2024年 | 2023年 | ||
資産の部 | 12月31日 |
12月31日 |
|
流動資産 | |||
現金および短期投資 | $4,669 |
$3,989 |
|
売掛金 | 8,011 |
7,812 |
|
棚卸資産 | 4,375 |
4,387 |
|
その他の流動資産 | 1,515 |
1,530 |
|
18,570 |
17,718 |
||
関連会社への投資 | 1,635 |
1,624 |
|
固定資産 | 7,359 |
7,240 |
|
のれん | 14,593 |
14,084 |
|
無形資産 | 3,012 |
3,239 |
|
その他の資産 | 3,766 |
4,052 |
|
$48,935 |
$47,957 |
||
負債および株主資本の部 | |||
流動負債 | |||
買掛金・未払負債 | $10,375 |
$10,904 |
|
概算所得税債務 | 982 |
994 |
|
短期借入金・長期債務の1年以内返済分 | 1,051 |
1,123 |
|
未払配当金 | 403 |
374 |
|
12,811 |
13,395 |
||
長期債務 | 11,023 |
10,842 |
|
その他の負債 | 2,751 |
2,361 |
|
26,585 |
26,598 |
||
株主資本 | 22,350 |
21,359 |
|
$48,935 |
$47,957 |
流動性
(単位:100万) | |||||
流動性内訳 | 2024年 12月31日 |
2024年 9月30日 |
2023年 12月31日 |
||
現金および短期投資 | $4,669 |
$4,462 |
$3,989 |
||
短期借入金・長期債務の1年以内返済分 | (1,051) |
(1,059) |
(1,123) |
||
長期債務 | (11,023) |
(11,864) |
(10,842) |
||
純負債(1) | $(7,405) |
$(8,461) |
$(7,976) |
||
流動性増減の詳細を以下に示します。 | |||||
通期 | 第4四半期 | 通期 | |||
12月31日締め | 2024 |
2024 |
2023 |
||
純利益 | $4,579 |
$1,118 |
$4,275 |
||
特別利益・費用(税引き後)(2) | 454 |
223 |
110 |
||
5,033 |
1,341 |
4,385 |
|||
減価償却(3) | 2,519 |
648 |
2,312 |
||
株式報酬費用 | 316 |
72 |
293 |
||
運転資金の増減 | (1,379) |
352 |
(215) |
||
米国連邦税還付金 | - |
- |
85 |
||
その他 | 113 |
(23) |
(223) |
||
営業活動によるキャッシュフロー | 6,602 |
2,390 |
6,637 |
||
設備投資 | (1,931) |
(609) |
(1,939) |
||
APS投資 | (483) |
(93) |
(507) |
||
資産計上された探査データ | (198) |
(57) |
(153) |
||
フリーキャッシュフロー(4) | 3,990 |
1,631 |
4,038 |
||
支払配当金 | (1,533) |
(389) |
(1,317) |
||
株式買い戻し | (1,737) |
(501) |
(694) |
||
従業員持株制度による受取金 | 248 |
4 |
281 |
||
事業買収・投資(取得した現金と負担した負債を控除) | (553) |
(1) |
(330) |
||
ブルーチップ・スワップ証券の購入 | (207) |
(71) |
(185) |
||
ブルーチップ・スワップ証券の売却による受取金 | 152 |
60 |
97 |
||
リバティーの株式売却による受取金 | - |
- |
137 |
||
株式報酬の決済純額にかかる税金 | (90) |
(4) |
(169) |
||
その他 | 53 |
26 |
(195) |
||
為替レートの変動の影響を除く純負債の減少 | 323 |
755 |
1,663 |
||
為替レートの変動が純負債に及ぼす影響 | 248 |
301 |
(307) |
||
純負債の減少 | 571 |
1,056 |
1,356 |
||
純負債(期首) | (7,976) |
(8,461) |
(9,332) |
||
純負債(期末) | $(7,405) |
$(7,405) |
$(7,976) |
(1) | 「純負債」は、負債総額から現金と短期投資を差し引いた額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、SLBの負債水準に関する有益な情報を提供すると経営陣は考えています。純負債は非GAAP財務指標であり、総負債と併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。 |
|
(2) | 詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。 |
|
(3) | 有形固定資産の償却および無形資産の償却、探査データ費用、APS投資を含みます。 |
|
(4) | 「フリーキャッシュフロー」とは、営業活動によるキャッシュフローから、設備投資、APS投資、資産計上された探査データ費用を控除した金額です。フリーキャッシュフローは当社にとって重要な流動性指標であり、投資家ならびに経営陣にとって、現金を創出するSLBの事業能力の指標として有益であると経営陣は考えています。事業の必要性を満たし債務を果たせば、この現金を用いて当社の将来の成長に再投資したり、配当金支払いや自社株買い戻しにより株主に還元することができます。フリーキャッシュフローは、裁量的費用で使用できる残余キャッシュフローではありません。フリーキャッシュフローは非GAAP財務指標であり、営業活動によるキャッシュフローと併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。 |
特別費用・利益
2024年第4四半期および通期業績発表では、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gに基づく)を提示しています。「流動性」の項目に示された非GAAP財務指標に加え、特別費用・利益を除く純利益、ならびにこれに基づく指標(特別費用・利益を除く希薄化後EPS、SLBに帰属するSLBの純利益(特別費用・利益を除く)、特別費用・利益を除く実効税率、調整EBITDAおよび調整EBITDA利益率)は非GAAP財務指標です。経営陣は、これらの財務指標から特別費用・利益を除外することで、SLBの基本的な業績と営業動向についての有用な視点が得られ、期間ごとのSLBの業務を評価する手段になると考えています。これらの指標はまた、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経営陣が用います。上記の非GAAP財務指標は、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、これらの指標の代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。一部のそのような非GAAP財務指標と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。調整EBITDAと対応するGAAP指標の差異調整は、「補足情報」の項(質問11)をご覧ください。
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く) |
|||||
2024年第4四半期 | |||||
税引き前 | 税金 | 非支配 持分 |
純額 | 希薄化後 EPS * |
|
SLBに帰属する純利益(GAAPベース) | $1,387 |
$269 |
$23 |
$1,095 |
$0.77 |
減損(1) | 162 |
23 |
- |
139 |
0.10 |
合併および統合 | 63 |
6 |
7 |
50 |
0.04 |
リストラクチャリング(1) | 61 |
10 |
- |
51 |
0.04 |
投資の売却による利益(2) | (24) |
- |
- |
(24) |
(0.02) |
SLBに帰属する純利益(特別費用・利益を除く) | $1,649 |
$308 |
$30 |
$1,311 |
$0.92 |
|
|||||
2024年第3四半期 |
|||||
税引き | 税金 | 非支配 持分 |
純額 |
希薄化後
|
|
SLBに帰属する純利益(GAAPベース) | $1,507 |
$289 |
$32 |
$1,186 |
$0.83 |
リストラクチャリング(1) | 65 |
10 |
- |
55 |
0.04 |
合併および統合(3) | 47 |
10 |
7 |
30 |
0.02 |
SLBに帰属する純利益(特別費用・利益を除く) | $1,619 |
$309 |
$39 |
$1,271 |
$0.89 |
|
|||||
2023年第4四半期 |
|||||
税引き前 | 税金 | 非支配 持分 |
純額 |
希薄化後
|
|
SLBに帰属する純利益(GAAPベース) | $1,433 |
$284 |
$36 |
$1,113 |
$0.77 |
合併および統合(3) | 56 |
8 |
8 |
40 |
0.03 |
アルゼンチン通貨切り下げ(4) | 90 |
- |
- |
90 |
0.06 |
SLBに帰属する純利益(特別費用・利益を除く) | $1,579 |
$292 |
$44 |
$1,243 |
$0.86 |
*端数処理の関係で合計数値が合わない場合があります。 |
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く) |
|||||
2024年通期 | |||||
税引き前 | 税金 | 非支配 持分 |
純額 | 希薄化後 EPS |
|
SLBに帰属する純利益(GAAPベース) | $5,672 |
$1,093 |
$118 |
$4,461 |
$3.11 |
人員削減(1) | 237 |
37 |
- |
200 |
0.14 |
合併および統合(5) | 166 |
27 |
27 |
112 |
0.08 |
減損(1) | 162 |
23 |
- |
139 |
0.10 |
投資の売却による利益(2) | (24) |
- |
- |
(24) |
(0.02) |
SLBに帰属する純利益(特別費用・利益を除く) | $6,213 |
$1,180 |
$145 |
$4,888 |
$3.41 |
|
|||||
2023年通期 |
|||||
税引き前 | 税金 | 非支配 持分 |
純額 |
希薄化後
|
|
SLBに帰属する純利益(GAAPベース) | $5,282 |
$1,007 |
$72 |
$4,203 |
$2.91 |
アルゼンチン通貨切り下げ(4) | 90 |
- |
- |
90 |
0.06 |
合併および統合(6) | 56 |
8 |
8 |
40 |
0.03 |
リバティー株式の売却による利益(2) | (36) |
(8) |
- |
(28) |
(0.02) |
SLBに帰属する純利益(特別費用・利益を除く) | $5,392 |
$1,007 |
$80 |
$4,305 |
$2.98 |
(1) | 要約連結損益計算書のリストラクチャリングなどに分類されています。 |
|
(2) | 要約連結損益計算書の利息およびその他の収入に分類されています。 |
|
(3) | 2024年第3四半期には、これらの費用のうち1,400万ドルが要約連結損益計算書の売上原価に分類され、残りの3,300万ドルは合併および統合に分類されています。2023年第4四半期には、これらの費用のうち1,100万ドルが売上原価に分類され、残りの4,500万ドルは合併および統合に分類されています。 |
|
(4) | 要約連結損益計算書の売上原価に分類されています。 |
|
(5) | 2024年度通期において、これらの費用のうち4,300万ドルは要約連結損益計算書の売上原価 に分類され、残りの1億2,300万ドルは合併および統合に分類されています。 |
|
(6) | 2023年度通期において、これらの費用のうち1,100万ドルは要約連結損益計算書の 売上原価に分類され、残りの4,500万ドルは合併および統合に分類されています。 |
部門別
(単位:100万) | |||||||||||
四半期 | |||||||||||
2024年12月31日締め | 2024年9月30日締め | 2023年12月31日締め | |||||||||
売上高 | 税引き 前利益 |
売上高 | 税引き 前利益 |
売上高 | 税引き 前利益 |
||||||
デジタル&統合 | $1,156 |
$442 |
$1,088 |
$386 |
$1,049 |
$356 |
|||||
貯留層挙動 | 1,810 |
370 |
1,823 |
367 |
1,735 |
371 |
|||||
坑井建設 | 3,267 |
681 |
3,312 |
714 |
3,426 |
770 |
|||||
生産システム | 3,197 |
506 |
3,103 |
519 |
2,944 |
442 |
|||||
消去など | (146) |
(81) |
(167) |
(84) |
(164) |
(71) |
|||||
税引き前セグメント営業利益 | 1,918 |
1,902 |
1,868 |
||||||||
全社など | (177) |
(187) |
(193) |
||||||||
受取利息(1) | 36 |
36 |
30 |
||||||||
支払利息(1) | (128) |
(132) |
(126) |
||||||||
特別費用・利益(2) | (262) |
(112) |
(146) |
||||||||
$9,284 |
$1,387 |
$9,159 |
$1,507 |
$8,990 |
$1,433 |
(単位:100万) |
|||||||||||
2024年通期 | |||||||||||
売上高 | 税引き 前利益 |
減価 償却(3) |
純受取 利息(4) |
調整 EBITDA(5) |
資本 投資(6) |
||||||
デジタル&統合 | $4,247 |
$1,408 |
$654 |
$12 |
$2,074 |
$682 |
|||||
貯留層挙動 | 7,177 |
1,452 |
403 |
(14) |
1,841 |
624 |
|||||
坑井建設 | 13,357 |
2,826 |
649 |
(14) |
3,461 |
745 |
|||||
生産システム | 12,143 |
1,898 |
348 |
(4) |
2,242 |
418 |
|||||
消去など | (635) |
(263) |
287 |
(6) |
18 |
143 |
|||||
7,321 |
2,341 |
(26) |
9,636 |
2,612 |
|||||||
全社など | (744) |
178 |
(566) |
||||||||
受取利息(1) | 134 |
||||||||||
支払利息(1) | (498) |
||||||||||
特別費用・利益(2) | (541) |
||||||||||
$36,289 |
$5,672 |
$2,519 |
$(26) |
$9,070 |
$2,612 |
(単位:100万) |
|||||||||||
2023年通期 | |||||||||||
売上高 | 税引き 前利益 |
減価 償却(3) |
純受取 利息(4) |
調整 EBITDA(5) |
資本 投資(6) |
||||||
デジタル&統合 | $3,871 |
$1,257 |
$578 |
$12 |
$1,847 |
$660 |
|||||
貯留層挙動 | 6,561 |
1,263 |
387 |
(4) |
1,646 |
514 |
|||||
坑井建設 | 13,478 |
2,932 |
587 |
(5) |
3,514 |
908 |
|||||
生産システム | 9,831 |
1,245 |
325 |
(1) |
1,569 |
384 |
|||||
消去など | (606) |
(174) |
277 |
(1) |
102 |
133 |
|||||
6,523 |
2,154 |
1 |
8,678 |
2,599 |
|||||||
全社など | (729) |
158 |
(571) |
||||||||
受取利息(1) | 87 |
||||||||||
支払利息(1) | (489) |
||||||||||
特別費用・利益(2) | (110) |
||||||||||
$33,135 |
$5,282 |
$2,312 |
$1 |
$8,107 |
$2,599 |
(1) | セグメントの業績に含まれる額を除きます。 |
|
(2) | 詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。 |
|
(3) | 有形固定資産の償却および無形資産の償却、APS、探査データ費用を含みます。 |
|
(4) | 全社レベルで計上された受取利息と支払利息を除きます。 |
|
(5) | 調整EBITDAは、減価償却、受取利息、支払利息、特別費用・利益を除いた税引き前利益です。 |
|
(6) | 資本投資には、資本支出、APS投資、資産計上された探査データ費用が含まれます。 |
地域別
(単位:100万) |
|||||||||
2024年通期 | |||||||||
売上高 | 税引き前 利益 |
減価 償却(3) |
純受取 利息(4) |
調整 EBITDA(5) |
|||||
海外部門 | $29,415 |
$6,291 |
$1,648 |
($39) |
$7,900 |
||||
北米部門 | 6,680 |
1,134 |
445 |
13 |
1,592 |
||||
消去など | 194 |
(104) |
248 |
- |
144 |
||||
7,321 |
2,341 |
(26) |
9,636 |
||||||
全社など | (744) |
178 |
(566) |
||||||
受取利息(1) | 134 |
||||||||
支払利息(1) | (498) |
||||||||
特別費用・利益(2) | (541) |
||||||||
$36,289 |
$5,672 |
$2,519 |
$(26) |
$9,070 |
(単位:100万) |
|||||||||
2023年通期 | |||||||||
売上高 | 税引き前 利益 |
減価 償却(3) |
純受取 利息(4) |
調整 EBITDA(5) |
|||||
海外部門 | $26,188 |
$5,486 |
$1,513 |
($11) |
$6,988 |
||||
北米部門 | 6,727 |
1,157 |
389 |
13 |
1,559 |
||||
消去など | 220 |
(120) |
252 |
(1) |
131 |
||||
6,523 |
2,154 |
1 |
8,678 |
||||||
全社など | (729) |
158 |
(571) |
||||||
受取利息(1) | 87 |
||||||||
支払利息(1) | (489) |
||||||||
特別費用・利益(2) | (110) |
||||||||
$33,135 |
$5,282 |
$2,312 |
$1 |
$8,107 |
(1) | セグメントの業績に含まれる額を除きます。 |
|
(2) | 詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。 |
|
(3) | 有形固定資産の償却および無形資産の償却、APS、探査データ費用を含みます。 |
|
(4) | 全社レベルで計上された受取利息と支払利息を除きます。 |
|
(5) | 調整EBITDAは、減価償却、受取利息、支払利息、特別費用・利益を除いた税引き前利益です。 |
補足情報
よくある質問
1) | 2025年通期の資本投資の指針はどうなっていますか? |
|
2025年度通期の資本投資(設備投資、探査データ費用、APS投資)は、約23億ドルと予想しています。この金額は、既に発表されているChampionX買収が予定どおり完了した場合における影響を除いています。2024年度通期の資本投資額は26億ドルでした。 |
||
|
||
2) |
|
2024年第4四半期の営業活動によるキャッシュフローとフリーキャッシュフローはどうなっていますか? |
|
|
2024年第4四半期の営業活動によるキャッシュフローは23億9,000万ドル、フリーキャッシュフローは16億3,000万ドルでした。 |
|
||
3) |
|
2024年通期の営業活動によるキャッシュフローとフリーキャッシュフローはどうなっていますか? |
|
|
2024年通期の営業活動によるキャッシュフローは66億ドル、フリーキャッシュフローは39億9,000万ドルでした。 |
|
||
4) |
|
2024年第4四半期の「利息およびその他の収入、純額」には何が含まれますか? |
|
|
2024年第4四半期の「利息およびその他の収入、純額」は1億1,500万ドルでした。内訳は以下の通りです。 |
(単位:100万) | |||||||
投資の売却による利益 | $24 |
||||||
受取利息 | 46 |
||||||
持分法投資利益 | 45 |
||||||
$115 |
5) | 2024年第4四半期に受取利息と支払利息はどのように変化しましたか? |
|
2024年第4四半期の受取利息は4,600万ドルで、前四半期比600万ドル減となりました。支払利息は1億3,100万ドルで、前四半期比500万ドル減となりました。 |
||
|
||
6) |
|
SLBの税引き前連結利益と税引き前セグメント営業利益の違いは何ですか? |
|
|
この違いは、セグメントに割り当てられていない社費、特別費用・利益、および受取利息・支払利息、ならびに株式報酬費用、一定の無形資産に関連する償却費用、一部の一元管理イニシアチブ、その他の営業外項目です。 |
|
||
7) |
|
2024年第4四半期の実効税率(ETR)は、どの程度でしたか? |
|
|
GAAPに基づく2024年第4四半期の実効税率は19.4%で、2024年第3四半期は19.2%でした。特別費用・利益を除く2024年第4四半期の実効税率は18.7%で、2024年第3四半期は19.1%でした。 |
|
||
8) |
|
2024年通期の実効税率(ETR)は、どの程度でしたか? |
|
|
GAAPに基づく2024年通期の実効税率は19.3%で、2023年通期は19.1%でした。特別費用・利益を除く2024年通期の実効税率は19.0%で、2023年通期は18.7%でした。 |
|
||
9) |
|
2024年12月31日時点での流通普通株式数はどれぐらいでしたか? また、この株式数は前四半期末からどの程度変化しましたか? |
|
|
2024年12月31日時点での流通普通株式数は14億100万株で、2024年9月30日時点では14億1,200万株でした。 |
(単位:100万) |
||||
2024年9月30日時点での流通株式数 | 1,412 |
|||
従業員株式購入制度に基づいて発行された株式 | - |
|||
オプション保有者に発行した株式(交換した株式を除く) | - |
|||
制限付き株式の付与 | 1 |
|||
自社株買い戻しプログラム | (12) |
|||
2024年12月31日時点での流通株式数 | 1,401 |
10) | 2024年第4四半期および2024年第3四半期の加重平均流通株式数はどれぐらいでしたか?また、希薄化後1株当たり利益の計算で用いた希薄化後平均流通株式数との差異調整はどのようになっていますか? |
|
2024年第4四半期の加重平均流通株式数は14億600万株で、2024年第3四半期は14億1,700万株でした。以下に、加重平均流通株式数と、希薄化後1株当たり利益の計算で用いた希薄化後平均流通株式数の差異調整を示します。 |
(単位:100万) | |||||||
2024年第4四半期 |
2024年第3四半期 |
||||||
加重平均流通株式数 | 1,406 |
1,417 |
|||||
権利未確定の制限付き株式 | 13 |
14 |
|||||
想定されるストックオプションの行使 | 1 |
1 |
|||||
希薄化後平均流通株式数 | 1,420 |
1,432 |
11) | 2024年第4四半期、2024年第3四半期、2023年第4四半期、2024年通期、2023年通期のSLBの調整EBITDAはどの程度でしたか?同期間のSLBの調整EBITDA利益率は、どの程度でしたか? |
|
2024年第4四半期のSLBの調整EBITDAは23億8,200万ドルで、2024年第3四半期は23億4,300万ドル、2023年第4四半期は22億7,700万ドルでした。 |
||
2024年第4四半期のSLBの調整EBITDA利益率は25.7%で、2024年第3四半期は25.6%、2023年第4四半期は25.3%でした。 |
(単位:100万) | |||||||||
2024年第4四半期 |
2024年第3四半期 |
2023年第4四半期 |
|||||||
SLBに帰属する純利益 | $1,095 |
$1,186 |
$1,113 |
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非支配持分に帰属する純利益 | 23 |
32 |
36 |
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税金費用 | 269 |
289 |
284 |
||||||
税引き前利益 | $1,387 |
$1,507 |
$1,433 |
||||||
特別費用・利益 | 262 |
112 |
146 |
||||||
減価償却 | 648 |
640 |
609 |
||||||
支払利息 | 131 |
136 |
130 |
||||||
受取利息 | (46) |
(52) |
(41) |
||||||
調整EBITDA | $2,382 |
$2,343 |
$2,277 |
||||||
売上高 | $9,284 |
$9,159 |
$8,990 |
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調整EBITDA利益率 | 25.7% |
25.6% |
25.3% |
SLBの2024年通期の調整EBITDAは90億7,000万ドルで、2023年通期は81億700万ドルでした。 |
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SLBの2024年通期の調整EBITDA利益率は25.0%で、2023年通期は24.5%でした。 |
(単位:100万) | |||||||||
2024 |
2023 |
変化率 |
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SLBに帰属する純利益 | $4,461 |
$4,203 |
|||||||
非支配持分に帰属する純利益 | 118 |
72 |
|||||||
税金費用 | 1,093 |
1,007 |
|||||||
税引き前利益 | $5,672 |
$5,282 |
|||||||
特別費用・利益 | 541 |
110 |
|||||||
減価償却 | 2,519 |
2,312 |
|||||||
支払利息 | 512 |
503 |
|||||||
受取利息 | (174) |
(100) |
|||||||
調整EBITDA | $9,070 |
$8,107 |
12% |
||||||
売上高 | $36,289 |
$33,135 |
10% |
||||||
調整EBITDA利益率 | 25.0% |
24.5% |
53 bps |
調整EBITDAは、特別費用・利益、減価償却、支払利息、受取利息を除く税引き前利益です。経営陣は、調整EBITDAをSLBの重要な利益性指標と見なしており、この指標によってSLBの基本的な業績と営業動向についての有用な視点が得られ、期間ごとのSLBの業務を評価する手段になると考えています。調整EBITDAはまた、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経営陣が用いています。調整EBITDAは、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、そのような指標の代替あるいはそのような指標に優先するものと見なさないようにしてください。 | ||
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12) |
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2024年第4四半期、2024年第3四半期、2023年第4四半期、2024年通期、2023年通期の償却費用の内訳はどうなっていますか? |
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2024年第4四半期、2024年第3四半期、2023年第4四半期の償却費用の内訳は次の通りです。 |
(単位:100万) | |||||||||
2024年第4四半期 |
2024年第3四半期 |
2023年第4四半期 |
|||||||
固定資産の償却 | $396 |
$394 |
$380 |
||||||
無形資産の償却 | 84 |
87 |
83 |
||||||
APS投資の償却 | 126 |
124 |
111 |
||||||
資産計上された探査データ費用の償却 | 42 |
35 |
35 |
||||||
$648 |
$640 |
$609 |
2024年通期、2023年通期の償却費用の内訳は次の通りです。 |
(単位:100万) | ||||||||
2024 |
2023 |
|||||||
固定資産の償却 | $1,551 |
$1,445 |
||||||
無形資産の償却 | 334 |
314 |
||||||
APS投資の償却 | 481 |
410 |
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資産計上された探査データ費用の償却 | 153 |
143 |
||||||
$2,519 |
$2,312 |
13) | SLBの中核事業部門は何ですか、そして2024年第4四半期、2024年第3四半期、2023年第4四半期、2024年通期、2023年通期の売上高と税引き前営業利益はどの程度ですか? |
|
SLBの中核事業には、貯留層挙動、坑井建設、生産システムが含まれます。2024年第4四半期、2024年第3四半期、2023年第4四半期のSLBの中核事業収益と税引き前営業利益は以下の通りです。 |
(単位:100万) | ||||||||||||
四半期 | 変化率 | |||||||||||
2024年 12月31日締め |
2024年 9月30日締め |
2023年 12月31日締め |
前四半期比 | 前年同期比 | ||||||||
売上高 | ||||||||||||
貯留層挙動 | $1,810 |
$1,823 |
$1,735 |
|||||||||
坑井建設 | 3,267 |
3,312 |
3,426 |
|||||||||
生産システム | 3,197 |
3,103 |
2,944 |
|||||||||
$8,274 |
$8,238 |
$8,105 |
- |
|
2% |
|||||||
|
|
|
||||||||||
税引き前営業利益 |
|
|
|
|||||||||
貯留層挙動 | $370 |
$367 |
$371 |
|
|
|
||||||
坑井建設 | 681 |
714 |
770 |
|
|
|
||||||
生産システム | 506 |
519 |
442 |
|
|
|
||||||
$1,557 |
$1,600 |
$1,583 |
-3% |
|
-2% |
|||||||
|
|
|
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税引き前営業利益率 |
|
|
|
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貯留層挙動 | 20.5% |
20.1% |
21.4% |
|
|
|
||||||
坑井建設 | 20.8% |
21.5% |
22.5% |
|
|
|
||||||
生産システム | 15.8% |
16.7% |
15.0% |
|
|
|
||||||
18.8% |
19.4% |
19.5% |
-60 bps |
|
-71 bps |
2024年通期および2023年通期のSLBの中核事業収益と税引き前営業利益は以下の通りです。 |
(単位:100万) |
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通期 | ||||||||
2024年 12月31日締め |
2023年 12月31日締め |
変化率 | ||||||
売上高 | ||||||||
貯留層挙動 | $7,177 |
$6,561 |
||||||
坑井建設 | 13,357 |
13,478 |
||||||
生産システム | 12,143 |
9,831 |
||||||
$32,677 |
$29,871 |
9% |
||||||
|
||||||||
税引き前営業利益 |
|
|||||||
貯留層挙動 | $1,452 |
$1,263 |
|
|||||
坑井建設 | 2,826 |
2,932 |
|
|||||
生産システム | 1,898 |
1,245 |
|
|||||
$6,176 |
$5,440 |
14% |
||||||
|
||||||||
税引き前営業利益率 |
|
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貯留層挙動 | 20.2% |
19.2% |
|
|||||
坑井建設 | 21.2% |
21.8% |
|
|||||
生産システム | 15.6% |
12.7% |
|
|||||
18.9% |
18.2% |
69 bps |
SLBについて
SLB(NYSE:SLB)は、バランスのとれた地球のためにエネルギー革新を推進するグローバル・テクノロジー企業です。世界100を超える国で事業を展開し、その約2倍の国籍の従業員を擁する当社は、石油・ガスの革新、大規模なデジタルの提供、産業の脱炭素化、エネルギー転換を加速する新たなエネルギーシステムの開発と拡大に日々取り組んでいます。詳しくはslb.comをご覧ください。
電話会議情報
SLBは2025年1月17日金曜日に電話会議を開催し、決算プレスリリースならびに事業見通しについて議論します。会議は、米国東部時間午前9時30分から開始します。一般公開されるこの会議に参加するには、開始予定時間の約10分前までに+1 (833) 470-1428(北米内)または+1 (404) 975-4839(北米以外)まで電話し、アクセスコード491926を伝えてください。この電話会議の終了後、2025年1月24日まで録音再生を聴取できます。ご希望の方は、 +1 (866) 813-9403 (北米)または+1 (929) 458-6194(北米以外)にダイヤルしてください。アクセスコードは808014です。電話会議は、https://events.q4inc.com/attendee/800374382からウェブキャストにて、聴取のみの方式で同時放送されます。ウェブキャストの録音再生は2025年1月24日まで同じウェブサイトで聴取できます。
将来の見通しに関する記述
2024年第4四半期および通期決算発表ならびに当社の他の見解には、連邦証券法の意味での「将来予想に関する記述」が含まれています。これには過去の事実ではない記述が含まれています。そうした記述の多くは、「予想する」、「かもしれない」、「できる」、「考える」、「予測する」、「計画する」、「潜在的」、「予測される」、「予測」、「先駆け」、「見込む」、「見通し」、「予想」、「見積もる」、「意図する」、「予見する」、「意欲」、「目的」、「目標」、「予定される」、「思う」、「するはずだ」、「あり得る」、「だろう」、「するつもりだ」、「見ている」、「可能性が高い」といった用語や類似の用語を含みます。将来見通しに関する記述は、程度の差こそあれ、不確実性のある事項を取り上げており、そうしたものには、当社の財務および業績目標に関する記述や当社の事業見通しに関するか、それに依存するその他の予測や予想、SLB全体および各部門(および各部門の特定の事業分野、地域、技術)の成長、石油・天然ガスの需要と生産の増加、石油・天然ガスの価格、エネルギー移行と世界的な気候変動に関する予測と予想、操業手順および技術の向上、SLBおよび石油・ガス業界の設備投資、当社の事業戦略(デジタルおよび「盆地適合型」を含む)および当社顧客企業の戦略、配当計画および自社株買いプログラムを含む資本配分計画、当社のAPSプロジェクト、合弁事業およびその他の提携、ウクライナで進行中の紛争が世界的エネルギー供給に及ぼす影響、原材料の入手可能性、将来の世界経済状況および地政的状況、将来の流動性、利益率水準などの将来の営業業績などが含まれます。これらの記述にはリスクと不確実性が伴い、それには、変化する世界経済状況と地政的状況、当社顧客企業による探鉱・生産支出の変化および石油・天然ガスの探鉱・開発レベルの変化、当社顧客企業とサプライヤーの営業業績と財務状況、当社が財務目標と業績目標およびその他の予測や予想を達成できないこと、当社の炭素排出ネットゼロ目標や暫定的排出削減目標を達成できないこと、世界の主要地域における一般的な経済状況、地政的状況および事業状況、ウクライナで進行中の紛争、外国通貨のリスク、インフレ、価格圧力、天候および季節要因、衛生パンデミックによる好ましくない影響、原材料の入手可能性と費用、操業の変更、遅延または中止、当社のサプライチェーンの問題、生産低下、将来の費用の程度、デジタルやニュー・エナジーといった当社の事業戦略およびイニシアチブから意図している効率やその他の利益を認識できないこと、当社のコスト削減戦略、政府規制および規制要件の変化(オフショア原油およびガス探鉱、放射線源、爆発物、化学物質、気候関係イニシアチブに関係するものを含む)、探鉱の新たな課題に技術が対応できないこと、代替エネルギー源や製品代替物の競争力などのリスクと不確実性や、そして本プレスリリースおよび証券取引委員会(SEC)に提出または提供された当社の最新のフォーム10-K、10-Q、8-Kで詳述されているその他のリスクや不確実性が含まれます。
また、本プレスリリースの将来の見通しに関する記述には、SLBとChampionXとの間の取引案に関連する記述(取引の利益および取引の予想時期に関する記述を含む)が含まれます。将来の業績や結果に影響を及ぼす可能性のある要因やリスクには、SLBおよびChampionXの各社が本取引案の結果として受ける可能性のあるもの、すなわち、ChampionXの株主が本取引案に関する合併契約を承認しない可能性を含む、SLBとChampionXの間の本取引案の最終的な結果、本取引案の発表による影響などが含まれますが、これらに限定されるものではありません。事業の中断を含むSLBとChampionXそれぞれの事業を運営する能力、主要な人材や従業員の維持および雇用の難しさ、顧客、供給業者、その他のビジネス・パートナーとの良好な取引関係を維持する能力、提案されている取引の条件および時期、提案されている取引の終了の原因となりうる事象、変更、その他の状況の発生、提案されている取引に関する予想または実際の税務上の取り扱い、提案されている取引の完了条件(提案されている取引に関する合併契約のChampionX株主による採択を含む)を満たす能力、提案された取引の完了およびそれに関連する行為に関連するその他のリスク、SLBとChampionXが事業の統合を成功させ、提案された取引から期待されるシナジー効果および価値創造を達成する能力、政府の規制当局の承認を期待される条件で、すべてまたは適時に確保する能力、訴訟および規制上の手続き(提案された取引に関連してSLBまたはChampionXに対して提起される可能性のある手続きを含む)、SLBおよびChampionXがSECに提出または提供された最新のフォーム10-K、10-Q、8-Kに記載されているリスク要因も対象となります。
これらのリスクや不確実性の1つまたは複数あるいは他のリスクや不確実性が実際に起こった場合(またはこのような状況の変化の結果)、あるいは基礎となる前提が誤りであった場合、実際の結果や成果は将来予想に関する記述に示されたものとは大きく異なる場合があります。当社の環境、社会、その他の持続可能性に関する計画や目標について本プレスリリースに記載されている将来予想に関する記述やその他の記述は、それらの記述が必ずしも投資家にとって重要であることやSECへの提出物の中で開示が求められていることを示すものではありません。また、過去、現在、将来の環境、社会、持続可能性に関連する記述は、進展中の進捗を測定する際の基準、進化し続ける内部統制とプロセス、将来変化する可能性のある前提に基づいている可能性があります。本プレスリリースの記述は、本リリース発表時点での内容であり、SLBは新たな情報、将来の出来事、その他の理由にかかわらず、そのような記述を公式に更新または改訂する一切の意図および義務を否認します。
ChampionXとの取引に関する追加情報とその入手先
ChampionXとの提案された取引に関連して、SLBは2024年4月29日にSECにフォームS-4の登録声明を提出しました(修正後「フォームS-4」)。この登録声明には、ChampionXの委任状説明書が含まれており、提案された取引に関して発行されるSLBの株式に関する目論見書も構成されています(「委任状説明書/目論見書」)。フォームS-4は、2024年5月15日にSECによって有効と宣言されました。SLBとChampionXは、2024年5月15日に最終版の委任状説明書/目論見書をSECに提出しました(https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/87347/000119312524139403/d818663d424b3.htm)。また、同書類がChampionXの株主に最初に郵送されたのは、2024年5月15日頃となっています。SLBおよびChampionXのそれぞれが、提案された取引に関してSECに他の関連書類を提出することもあります。この文書は、フォームS-4または委任状説明書/目論見書、あるいはSLBまたはChampionXがSECに提出する可能性のあるその他の書類の代わりとなるものではありません。投資家および証券保有者は、登録届出書、委任状/目論見書、および証券取引委員会に提出される可能性のあるその他の関連文書、ならびにこれらの文書の修正または補足が入手可能になった場合には、提案されている取引に関する重要な情報が含まれているか、または含まれる予定であるため、これらの文書を注意深く、かつその全文を読むことが強く推奨されます。投資家および証券保有者は、フォームS-4、委任状/目論見書、およびSLB、ChampionX、および本取引に関する重要な情報を含むその他の文書(入手可能な場合)がSECに提出された時点から、SECが管理するhttp://www.sec.govを通じて無料で入手できます。SLBがSECに提出した、またはSECに提出した書類のコピーは、SLBのウェブサイトhttps://investorcenter.slb.comで無料で入手できます。ChampionXがSECに提出した、または提出された書類のコピーは、ChampionXのウェブサイトhttps://investors.championx.comで無料で入手できます。SLBまたはChampionXのウェブサイトに含まれる、またはウェブサイトを通じてアクセスできる情報は、参照により本プレスリリースに組み込まれるものではありません。
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Contacts
Investors
James R. McDonald – SVP, Investor Relations & Industry Affairs, SLB
Joy V. Domingo – Director of Investor Relations, SLB
Tel: +1 (713) 375-3535
Email: investor-relations@slb.com
Media
Josh Byerly – SVP of Communications, SLB
Moira Duff – Director of External Communications, SLB
Tel: +1 (713) 375-3407
Email: media@slb.com