ボストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的な金属技術ソリューション企業であるボストン・メタルは、ブラジルで採鉱廃棄物から高価値金属を回収する溶融酸化物電解(MOE)技術プラットフォームの最初の施設の落成を喜びと共に発表します。ボストン・メタルは、2026年のグリーン・スチール用MOEの商業化に向けて取り組んでおり、今回の展開は、ボストン・メタルの技術と事業にとって大きなマイルストーンとなります。
ボストン・メタル・ブラジル(Boston Metal do Brasil)の落成式典の開催には、ミナスジェライス州知事、地元当局、そして当社の投資家シンジケートから複数の代表者が出席します。
「この最初の商業的展開は、持続可能な金属生産を前進させる上で進路を導くものとなります」と、ボストン・メタルのCEOであるタデウ・カルネイロは述べています。「これは当社の誇りとするものですが、まだ始まりに過ぎません。グリーン・スチールに対する世界的な需要の高まりへの対応に向けてMOEプラットフォームを評価していくことで、当社の高価値金属事業は急速に拡大し当社を支えるものとなるでしょう」
ブラジルでボストン・メタルは、金属業界の循環経済を推進しながら、鉱業会社がマイナス材料から価値を回収できるよう支援します。グリーン・スティール・ソリューションの商業展開で最終的に使用されるのと同じプラットフォームである当社のMOE技術は電気を利用することで、現在廃棄物とみなされている複雑で低濃度の材料から貴重な金属を選択的に抽出します。これにより鉱業会社がスラグの財政的・環境的不利を軽減できるよう、金属生産におけるこの天然の副産物を活用して新たな収益源を創出します。
「この施設は、当社の素晴らしいチームの献身と専門知識の証です」と、ボストン・メタル・ブラジルの社長であるイタマール・レゼンデは述べています。「私たちは卓越性を追求していきながら、高価値金属事業による冶金生産の未来を変革することを楽しみにしています」
当社はすでに、ブラジルにおける次の段階の事業構築に向けて動き出しています。これには、今後数年間で従業員80人の現地チームを250人以上に増やすことも含まれます。さらに、ボストン・メタルは米国エネルギー省からの選定を受け、航空宇宙、化学処理、原子力産業にとって重要な材料のオンショア生産を行うためウェストバージニア州ウィアトンにクロム金属製造工場設立を予定しています。
ボストン・メタルの高価値金属事業の詳細については、https://www.bostonmetal.com/high-value-metals/。ボストン・メタル・ブラジルの詳細については、https://br.bostonmetal.com/。
ボストン・メタルについて
ボストン・メタルは、電力を動力源とするトン単位の金属技術プラットフォームである溶融酸化物電解(MOE)を商業化し、製鉄の脱炭素化と金属の製造方法の変革を目指しています。MOEは、多様な種類の原料や様々な品位の鉄鉱石から鉄鋼や高付加価値金属を製造するための、拡張可能でコスト競争力のある、環境に優しいソリューションを金属業界に提供します。先見性のある投資家に支えられ、世界一流のチームが率いるボストン・メタルは、マサチューセッツ州ウォバーンに本社を置き、ブラジルに全額出資の子会社を置いています。事業についての詳細は、公式ウェブサイト bostonmetal.com .
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