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電池メーカーHithium、ESS開発企業パーフェクトパワーのサプライヤーに

中国、廈門--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 定置型電池メーカーのHithiumは、主にテキサス州とカリフォルニア州で事業を展開するエネルギー貯蔵プロジェクト開発企業のパーフェクトパワーLLCと、新たな協力協定を結んだことを発表しました。Hithiumが1GWhのバッテリー製品を供給する協定に署名したことで、パーフェクトパワーはこれらの製品を同社のマーケット全体に展開する見通しです。両社は中国・厦門のHithium本社にて基本合意書(MOU)に署名しました。

アンソニー・マセリ氏と経験豊富なチームが率い、米国全域で2,000MWh相当の電力貯蔵システム(ESS)プロジェクトを展開するパーフェクトパワーは、地域のユーティリティーネットワークとの統合を意図して設計された先進的なエネルギー貯蔵・発電技術により事業を強化する予定です。

パーフェクトパワーは、米国の州の中で2番目に太陽光発電の設置容量が大きいテキサス州を中心に、持続可能で信頼性の高い、再生可能でクリーンな発電とエネルギー貯蔵に注力しています。

パーフェクトパワーCEOのアンソニー・マセリ氏は、次のようにコメントしています。「当社はプロジェクトにおいてサービス提供の対象となる近隣地区や地域で、より柔軟な送電網と信頼できるクリーンエネルギーの実現を推進することに力を入れていることから、バッテリーの性能と耐久性は極めて重要です。Hithiumのようなサプライヤーを持つことで、当社の投資家と最終消費者の両方に、当社のプロジェクトは信頼できるという確信を与えられます」

Hithium会長のジェフ・ウーは、次のように付け加えました。「パーフェクトパワーとの協力は、当社にとって米国におけるエキサイティングな一歩であり、これにより、米国屈指の電力市場であるカリフォルニアとテキサスの両州でプロジェクトを支援できるようになります。この協調的な取り組みを通して、ネットゼロへの移行を進める米国に、先進的なエネルギー貯蔵製品の浸透と展開をさらに進めていくことを目指します」

2019年の創業以来11GWhのバッテリー製品を出荷してきたHithiumは、定置型エネルギー貯蔵に特化した数少ない大規模メーカーの1つです。当社の314Ahセルは、サイクル寿命11,000回を特徴とし、革新的な設計で必要設置面積を20%削減した新しい5MWh∞ブロックコンテナシステムの基盤となっています。

パーフェクトパワーについて

パーフェクトパワーLLCは、テキサス州で有数の分散型エネルギー貯蔵開発企業で、テキサス電気信頼性評議会(ERCOT)の対応地域およびカリフォルニア州の地域でプロジェクトを開発・運営してきました。パーフェクトパワーは発電、再生可能エネルギー、エネルギー貯蔵の専門知識を有しています。再生可能なソリューションの提供にコミットし、持続可能なエネルギーの未来への移行をリードしています。

Hithiumについて

2019年に設立されたHithiumは、ユーティリティスケールだけでなく、商業用および産業用アプリケーション向けの最高品質の定置型エネルギー貯蔵製品の大手メーカーです。4つの異なる研究開発センターと複数のインテリジェント生産施設を通じて、Hithiumはリチウムイオン電池の画期的な安全性向上とサイクル寿命の大幅な向上でイノベーションを起こしてきました。創業者と上級幹部がこの分野で数十年の経験を蓄積しているため、HithiumはBESSに特化して、パートナーやお客様にエネルギー貯蔵における比類なき進歩をもたらしています。同社は中国の廈門を拠点に、米国、オーストラリア、ドバイ、ヨーロッパで事業を展開しており、2023年末までに生産能力を70GWhに拡大する予定です。

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