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グラコが2K素材用電動式可変比率メーターを開発

EVR™ では装置を交換せずに配合比率が変更可能に

米ミネソタ州ミネアポリス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 流体処理装置の大手メーカー、グラコ(NYSE:GGG)は、電動式可変比率(EVR)メーターシステムを発表します。今回カスタマイズが可能となったEVR™ は、2種類の成分(2K)を含む素材の混合、計測、投入時に同じ装置を使用して配合比率を変更できます。

グラコのグローバル・ストラテジスト兼産業部門エレクトロ・モビリティ担当プロダクトマネージャーを務めるロバート・デルガドは、「多くの産業メーカーでは、特定素材の配合比率を微調整する場合、生産ラインを中断して、ハードウェアやポンプを交換しなければなりません。こうした中断は、プロセス要件と技術仕様が頻繁に変更する電気自動車(EV)用電池の組み立てなどの工程では特に問題となります」と述べています。

グラコではEVR技術の開発中に、素材サプライヤーと共同で、研究開発に役立てるためにさまざまな配合比率と粘度を試しました。それらの結果は、例えば設計エンジニアが記述する製品仕様に役立てることができます。

デルガドはさらに、「熱伝導素材、エポキシ樹脂、シリコン、ウレタン、アクリルなど、2種類の成分の使用量と要件は常に変化します。メーカーとサプライヤーはこうした変化に対応するために、設備投資ができるだけ不要な形で、その場の判断で調整を図る必要があります」と述べています。

高流動タイプのEVRでは、投入比率を1:1~5:1、または2:1~10:1の範囲で変化させながら、毎分最大6400立方センチメートル(ccs)を移送可能です。

別の素材を試すときには、EVRの基盤浄化機能によって一方の素材が個別に、脇に寄せられるため、システム洗浄用の溶剤の量が少なくて済みます。また、古い素材の硬化も防止するため、速硬化型の素材や断続的な生産工程によりスタティックまたはダイナミックミキサーを交換する必要がありません。

電動式可変比率システムの詳細は、 graco.com/EVRをご覧ください。

グラコについて

グラコは産業・商業用途での流体・コーティング管理技術とノウハウを持ち、液体と粉末素材の移送、計測、制御、投入、噴霧用システムと機器の設計、製造、販売を手掛けています。ミネアポリスに拠点を置き、専門分野で確固たる地位を築いている当社は、製造、加工、建設、保守セクターに従事する世界各地の顧客に製品・サービスを提供しています。グラコに関する詳細情報は、 graco.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

FOR FURTHER INFORMATION:
Carrie Cotch, 612-623-6460
ccotch@graco.com

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