ESIグループのIC.IDO Weaveが産業用メタバースにおける製品開発と企業の意思決定を加速

設計・製造エンジニアリング向け没入型仮想プロトタイピングを活用したオールインクルーシブなワークフローソリューション

仏ランジス--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 規制関連ニュース：

産業向けのシミュレーション・仮想プロトタイピングソフトウエアの世界的な大手、ESIグループ（ISINコード：FR0004110310、シンボル：ESI）が、IC.IDO Weaveのリリースを発表しました。この革新的な提案は、企業が複雑な製品設計を人間中心の製造という観点からバーチャルに検討することを可能とし、結果的に試作品や物理的な試用が不要となります。IC.IDO Weaveは、ESIグループが提供している既存のIC.IDOの可能性を最大限に生かしながら、産業用メタバースにおける斬新なアプローチを構築します。

自動車、航空宇宙、重機の産業において、製品設計や組立工程を定義、評価、検証する部門横断的なエンジニアリング・製造チーム向けに設計されたIC.IDO Weaveは、業務に関わるチームをデジタルスレッドに織り込む、XRベースのコラボレーション型トライアウト環境を提供します。仮想ワークスペースを通じて、さまざまなバックグラウンドを持つチームが、開発プロセスの早い段階からプロセスや製品の将来像についてアイデアをリアルタイムで出し合い、連携、検証することが可能です。

IC.IDO Weaveには強力なインタラクティブ性が備わっており、関係する人々がバーチャルな製造環境の中で、デジタルトライアウトの体験を通じて複雑な組み立てやサービス計画を評価することができます。このアプローチは、没入型の製品統合にとどまらず、人間中心の組立工程の評価、組立ラインのレビュー、サービス工程検証も可能とし、結果的により高いレベルの信頼の獲得、開発プロセスの早い段階で行うことによる意思決定の強化、コストのかかる変更の遅れの回避が可能となります。

「ESIグループは、テクノロジーの力を利用して、限界を押し広げ進歩を促すことで、より良い未来作りにコミットしています。IC.IDO Weaveは、関係する人々が拡張現実の作業環境で緊密に連携することで、意思決定を加速させます。 当社は、産業用メタバースにおける製品組立レビューの分野で業界をリードし続けています。今回のリリースは、ESIグループがIC.IDOと共にお客様にお届けしたいと考えている付加価値『妥協なきイノベーションを推進するESI』に沿ったものです」と、エグゼクティブバイスプレジデント兼最高製品・技術責任者のエマニュエル・ルロワは話しています。

この「オールインクルーシブ」な新提案が提供する柔軟なアクセスは、以下のとおりです。

- IC.IDO Integrate：パッケージング、統合、組立設計、サービス要件設計など、製品の懸念事項を検証するための個人および共同作業による仮想モックアップ環境を提供する
- IC.IDO Build & Maintain：デジタル製品設計における人間中心の組立またはサービス手順や人間工学の可視化・検証を導入する
- IC.IDO CoLab：多人数参加型の人間中心の工程レビューを実現する、よりスリムな企業規模のコラボレーション仮想ワークスペースのための、仮想トライアウト環境のホスティング機能を強化する

ESIグループについて
1973年に設立されたESIグループは、環境への影響、消費者と労働者の安全と快適性、適応可能で持続可能なビジネスモデルなど、産業界が大きな課題に取り組み、大胆な成果を約束する世界を構想しています。ESIは、予測物理モデリングと仮想プロトタイピングの専門知識を軸に、信頼性の高いカスタマイズされたソリューションを提供し、産業界がその複雑さを管理しながら、適切なタイミングで正しい判断を下せるようにします。主に自動車・陸上輸送、航空宇宙、防衛・海洋軍事、重工業の分野で活動しているESIは、18カ国以上で事業を展開し、世界各国で1000人の従業員を擁し、2022年は1億3000万ユーロの売上高を記録しました。ESIはフランスに本社を置き、ユーロネクスト・パリのコンパートメントBに上場しています。

詳細情報については、www.esi-group.comをご覧ください。

https://www.esi-group.com/company/who-we-are

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