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革新的な設計がデータセンターのCO2排出量を削減

エジプト・シャルムエルシェイク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- ファーウェイの広報担当者によると、建設セクターの脱炭素化が世界中で勢いを増す中、よりエネルギー効率の高いデータセンターを構築するファーウェイの能力は、他の企業にとって模範となる可能性があります。

ファーウェイの政府業務担当バイスプレジデント兼経済顧問のアンドリュー・ウィリアムソンは、「スマート」なデジタル・インフラストラクチャーおよび建物は、中国の粤港澳大湾区(GBA)で特に普及しつつあると述べています。

「データセンター施設のモジュール化は、迅速で炭素フットプリントの少ない建設に向けた新たな可能性を生み出します」とウィリアムソンは述べ、鋼鉄プレハブ設計によって建設期間を18カ月から6カ月に短縮することができると強調しています。

ウィリアムソンは、次のように述べています。「このソリューションは、従来の建物よりもはるかに少ないコンクリートを使用し、建設段階の炭素排出量は90パーセント以上相殺される可能性があります。」

ウィリアムソンは、エジプトのシャルムエルシェイクで開催されている第27回締約国会議(COP27)において、建物と建設のためのグローバル・アライアンス(GlobalABC)とドイツ・エネルギー機関がビルディング・パビリオンで主催したセッションでスピーチを行った際に、これらの意見を述べました。このセッションには、ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)、中国建築科学研究院、世界資源研究所、ICLEI東アジア、深セン市建築科学研究院、JAソーラーからの講演者も参加しました。

国連環境計画の建物・建設ポートフォリオ責任者のジョナサン・デュウィンは、次のように述べています。「建物セクターの脱炭素化における協力を前進させるためには、プロセス自体が非常に重要です。本質的には、さまざまな関係者を集結させて、対話をし、共通のビジョンといくつかの目標に関して合意し、セクターを変革するために実施する必要がある行動に関して合意に至るように促すことが重要です。」

グリーンで環境にやさしいキャンパスの構築に関して、ファーウェイは、ファーウェイ東莞南工場を含む多くの自社施設に屋上太陽光発電(PV)を採用しています。当社はまた、再生可能エネルギー源からの電力の使用を一貫して増やしており、その量は2021年に42.3パーセント増加して3億kWhに達しました。

中国のGBA地域の深センと東莞にあるファーウェイの本社では、キャンパスはどちらも完全にクリーンエネルギーによって電力を供給されています。国内の他の場所では、成都研究センターが、当社にとって炭素ネットゼロ事業を達成したこの種で初の拠点となりました。

当社は、COP27にクリーンな太陽光エネルギーで電力を供給するための協調的な世界的努力にも貢献しています。パートナーであるインフィニティ・パワーと協力して、ファーウェイは、COP27の会議場を明るく照らしている6MWの太陽光プロジェクトに、すべてのストリング・インバーターを供給しました。

この太陽光発電所は、年間最大1万1723MWhのエネルギーを生成すると予想されています。これにより、5000世帯に電力を供給し、年間4000トン以上のCO2排出量を削減することができます。

「このプロジェクトはまた、シャルムエルシェイクに今後数年間グリーン電力を供給します」と、ウィリアムソンは述べています。

ファーウェイについて

1987年に設立されたファーウェイ(華為技術)は、情報通信技術(ICT)インフラとスマートデバイスを世界的に提供する大手企業です。19万5000人の従業員を擁し、170カ国・地域以上で事業を展開して、世界の30億人以上の人々にサービスを提供しています

当社のビジョンと使命は、完全に接続されたインテリジェントな世界に向けて、すべての人、家庭、組織にデジタルをもたらすことです。そのために、当社はユビキタス接続と包摂的なネットワーク・アクセスに取り組みながらインテリジェントな世界の基礎を築き、必要な時に必要な場所で多様なコンピューティング・パワーを提供して、世界各地にクラウドとインテリジェンスをもたらそうとしています。また、あらゆる産業と組織がより機敏で効率的かつダイナミックになれるようサポートするデジタル・プラットフォームを構築し、AIでユーザー体験を再定義して、自宅、移動中、オフィス、娯楽、トレーニングなど、生活のあらゆる場面の人々にとって、よりスマートでパーソナライズされたものにしようとしています。詳細情報については、ファーウェイのオンライン・サイト(www.huawei.com)をご覧いただき、以下で当社をフォローしてください。

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