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AmadisがOLA決済処理規格を公開

業界初のL2およびL3トランザクションの標準的な通信方法を実現

モントリオール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- グローバル決済ソフトウエア・エディター企業のAmadisは本日、デバイス、オペレーティングシステム、地域に関係なくEMVレベル2スタックとEMVレベル3の決済アプリケーション間の標準インターフェースを実現する規格「OLA(オープンレベル2 API)」を発表しました。これは、EMVとNexoのドメイン間のインターフェースを正確に定義するものです。OLAのオープンで普遍的な特性により、小売企業やサードパーティー・プロバイダーは、あらゆるサプライヤーのEMVレベル2スタックにL3決済アプリケーションをシームレスに追加できるため、より柔軟で低コストの大規模な決済アプリケーションの迅速な製作を実現します。

OLAはAmadisが設計したオープンAPIで、決済アプリケーション(L3)が必要とするカード処理(L2)サービスを標準化することで、決済エコシステム全体をより効率的にする役割を担っています。OLAは、決済エコシステムに欠けている重要な要素であるEMVレベル2 APIをカバーすることを目的とした世界規模の取り組みです。OLAは、今日の断片化したグローバル決済エコシステムにおける障壁を取り除くことを目的とした世界的組織であるnexoによって評価中です。

Amadisの共同創立者で最高経営責任者(CEO)であるエマニュエル・エイドンは、次のように述べています。「Amadisの提案するOLA以前は、L2とL3が相互作用するための標準的な方法は存在しませんでした。標準的なインターフェースがないため、決済ソリューションを構築するにあたり、膨大なバリエーションが存在する可能性があり、カスタマイズの必要性が生じる可能性がありました。OLA標準は、技術的な依存関係を排除することで技術革新を促進し、小売企業のコスト削減と決済製品の早期市場投入を支援します。独自プロトコルから標準化へ移行することは、決済エコシステムのすべてのステークホルダーにとって有益なことです。」

OLAインターフェースは、アプリケーションの開発と決済プロセッサーへの統合を容易にします。新しいデジタルの非接触型タッチ決済手段が増えている中で、OLAは、L2とL3のアプリケーションの通信方法を標準化、合理化することができます。OLAは、必要なすべてのPOIサービス(L2カーネル、セキュリティー・サービス、OSサービス)をカバーしてL3決済アプリケーション統合に標準インターフェースを提供することにより、適応力の高い決済アーキテクチャーを実現し、EMV決済端末(POI)対応の汎用アプリケーション開発を大きく促進します。OLAの実現は、普遍的な決済承認の技術と標準を提供するというAmadisの構想の成果です。

Amadisについて

Amadisは、決済カード承認ソフトウエア技術のリーダー企業であり、そのソフトウエアは世界の5000万台を超えるデバイスで実行されています。Amadisは、普遍的でオープンなソリューション・アーキテクチャーを高め、独自で柔軟性に欠けるソリューションへの依存から脱却するというアプローチで、15年以上にわたり決済業界の進化と発展を牽引してきました。当社は、世界の小売企業、決済端末メーカー、決済処理事業者向けに、最先端のソフトウエア製品、フレームワーク、ソリューションを提供しています。Amadisは、ハードウエア、オペレーティングシステム、地域に関係なく、カスタムまたは市販の技術を使用して、業界で最も広範なEMVカード処理オプションを小売企業に提供しています。当社は、経験豊富な精鋭のソフトウエア・チームを業界にもたらし、23カ国以上の国際的な承認事業者に対応するソリューションを実現しています。詳しくはwww.amadis.caをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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