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Pony.aiが北京で無人運転のロボタクシーサービスの免許を取得

北京で一般大衆が初めて無人運転のロボタクシーを体験可能に

無人運転ロボタクシーの大規模な商業化への道のりにおいて重要な節目となる成果

米カリフォルニア州フリーモント--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 自律走行技術の世界一流企業であるPony.ai(小馬智行)は本日、中国・北京で一般市民が初めて無人運転のロボタクシーを体験できるようになると発表しました。Pony.aiは、北京市当局から北京市南東部で無人運転サービスを提供する許可を得たロボタクシー事業者2社のうちの1社です。(Pony.aiは2021年10月から無人運転試験の許可を得ていますが、一般市民は乗っていませんでした。)このパイロットプログラムでは、安全性を確保するため、助手席にPony.aiの安全監督者が座ります。乗客が自由に利用できるこの新しいプログラムは、既存の試験プログラムに追加されるものです。既存プログラムでは、一般大衆向けに有料ロボタクシーサービスを提供でき、安全確保のための運転手が乗車してモニタリングを行います。

Pony.aiは、北京市亦荘のパイロットゾーンにおいて、60平方キロメートル(23.1平方マイル)のエリアで一般向け無人運転ロボタクシーサービスが認められました。これは、これまでの20平方キロの無人運転試験エリアから3倍の運行面積となります。この地域の約30万人の住民は、午前9時から午後5時まで、PonyPilot+アプリを使ってPony.aiの無人運転ロボタクシーを配車できるようになりました。乗降場所は、地下鉄の駅、公園、スタジアムなどの公共施設に加え、中心部のビジネス街や住宅街など、数百カ所に及びます。

Pony.aiの共同創立者で最高経営責任者(CEO)のジェームス・ペンは、次のように述べています。「Pony.aiが北京での無人運転ロボタクシーの運行を許可されたことは、Pony.aiが社内で無人運転自律走行車の試験を行っていた段階から、一般乗客向けの無人運転ロボタクシーの提供へ移行するに当たって、極めて重要な成果となります。」

この無人運転許可を取得するために、Pony.aiは、信号なしの左折時、臨時工事区間、スモッグ、大雨、雪といった状況における無人運転車の操縦や、走行距離、オーダー件数など、厳しい安全試験の要件と基準をクリアしました。

Pony.aiの共同創立者で最高技術責任者(CTO)のTiancheng Louは、次のように述べています。「無人運転試験の開始以来、Pony.aiは極端かつ複雑な種々のシナリオにうまく対処することで、当社システムの技術的な質を実証してきました。その目的で、無人運転のシナリオについて何度も技術検証や反復作業を行い、システムの冗長性設計、遠隔支援プラットフォームの開発、車両群の運行管理を改善しました。」

Pony.aiは、2021年10月に北京で乗客無しの無人運転試験を行う認可を受け、2021年11月には北京でロボタクシーサービスの料金徴収を開始した最初の自律走行車企業2社のうちの1社となりました。Pony.aiは広州において、2021年6月に無人運転試験を開始し、最近はタクシー免許を取得した中国の自律走行車企業として初にして唯一の存在となりました。この広州での免許は、Pony.aiの自律走行車がタクシーとして運行することを正式に許可するもので、中国におけるロボタクシーの商業化における画期的な出来事となります。2022年4月現在、Pony.aiの自律走行車は、20万km(12万4000マイル)以上の無人走行距離を含め、世界の実環境で1100万km(680万マイル)以上の自律走行距離を記録しています。

Pony.aiについて

自律走行技術の世界的な一流企業Pony.ai は、自律型移動の意欲的な構想を追求しています。当社は、安全性、持続可能性、利用しやすさを備えた移動手段を世界全体に提供することを目指しています。当社は、自律型技術により、移動者にとっての道路の安全性を飛躍的に高めることができると考えています。2016年末に設立されたPony.aiは自律型移動の技術とサービスの先駆的企業であり、世界各地の拠点で展開規模を急速に拡大させています。Pony.aiは、トヨタ、FAWグループ(中国第一汽車集団)、GACグループ(広州汽車集団)などの大手OEMと提携しています。

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Adam Steinberg
Media@pony.ai

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