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レノボ・グループ:2021/22年第3四半期業績

レノボが過去最高の四半期業績を達成、戦略と革新への投資が収益性の持続可能な成長を引き続き推進

香港--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- レノボ・グループ(HKSE:992)(ADR:LNVGY)は本日、グループが記録的な四半期業績を達成し、利益と売上高の両方が過去最高となり、グループとして初めて200億米ドルを達成したと発表しました。当社の業務上の卓越性に支えられて革新と収益性に焦点を当てたことが奏功し、業界全体が直面する供給面での課題に対処することができ、すべての主要な事業グループおよび地域で急成長と収益性の向上が実現しました。

レノボの業績は前年同期比で著しく改善しています。純利益は6四半期連続で50%以上増加し、当四半期には前年同期比62%増の6億4000万米ドルとなり、過去最高を記録しました。純利益率はほぼ1ポイント改善し、3年間で倍増というグループの目標に向けて順調に進んでいます。税引前利益は前年同期比45%増で過去最高の8億5500万米ドルとなり、グループの売上高も力強い成長傾向が続き、前年同期比17%増で過去最高の201億米ドルとなりました。

レノボは革新への大規模な投資を継続的に行っており、当四半期の研究開発費は前年同期比で38%増加しました。これは、今後3年間で研究開発投資を倍増させる全社的な取り組みの一環です。こうした投資は、「クライアント-エッジ-クラウド-ネットワーク-インテリジェンス」の「ニューIT」フルスタック・アーキテクチャーに焦点を当てた技術を開発することによってソリューション&サービス企業となるためのレノボの継続的な変革の推進と合致しています。今後については、当社は事業のすべての分野で持続可能な成長と収益性改善の継続的な機会を見いだし、3S戦略(スマートデバイス/IoT、スマートインフラ、スマートバーティカル)に引き続き注力して2023/2024年度末までに純利益率を倍増させる取り組みを着実に続けていきます。

ハンセン・インデックス・カンパニーは先週、2022年3月7日付けでレノボが香港株式市場の代表的指標であるハンセン指数の構成銘柄に加わると発表しました。

財務ハイライト:

 

21/22年度第3四半期
(100万米ドル)

20/21年度第3四半期
(100万米ドル)

変化率

 

グループ売上高

20,127

17,245

17%

税引き前利益

855

591

45%

純利益(株主帰属利益)

640

395

62%

 

 

 

 

基本1株当たり利益(米セント)

5.50

3.31

2.19

 

楊元慶会長兼最高経営責任者(CEO)の発言:

レノボの楊元慶会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「レノボは、加速されたデジタルおよびインテリジェントな変革により生まれる機会を活かし続け、ニューITアーキテクチャーにより『クライアント-エッジ-クラウド-ネットワーク-インテリジェンス』の能力を確立しました。当四半期の業績も過去最高となり、純利益が6四半期連続で前年同期比50%以上増加し、四半期の売上高が当社の歴史上初めて200億米ドルに達しました。当社は純利益率と研究開発投資を3年間で20/21年度の水準から倍増させるという目標に向けて順調に進んでいます。私たちは、レノボの革新、変革戦略、および強力な実行力により、将来にわたって持続可能な収益性の向上を一貫して実現できることを再び実証しました。」

ソリューション&サービス・グループ(SSG):力強い成長と高い利益率を実現し、グループの全体的な収益性の向上をけん引

機会:

ソリューション&サービス・グループは、急拡大する市場で、堅調な収益性と成長をけん引し続けています。技術アーキテクチャーの複雑性が増すにつれ、顧客はより高度なITサービスを求めるようになっており、同市場は2025年までに1兆米ドル規模以上に成長する見通しです。これには、半数近くが現在リモートで働いている知識労働者からの最高のサポートとカスタマイズされたフルフィルメントに対する需要の高まりが含まれます。

第3四半期の業績:

  • 第3四半期は売上高が大幅に伸び(前年同期比25%増の15億米ドル)、グループ全体の売上高の7.1%を占め、営業利益率は前年同期比でほぼ3ポイント改善して22%を超えました。
  • サポート・サービスの売上高は前年同期比で21%増加しました。
  • マネージド・サービスの売上高は、前四半期に発表されたLenovo TruScale as-a-Service製品にけん引され、前年同期比で50%増加しました。スマートリテールの飛躍的進歩により、プロジェクト・サービスおよびソリューションの売上高は前年同期比で23%の成長率を達成しました。

今後の展望:

  • レノボは引き続き大規模な市場機会を捉え、売上高と収益性双方の拡大を追求していきます。その起爆剤となるものはリモートワーカーの増加であり、レノボは自社の世界的なサービス網を活用し、最高のサポート、as-a-Service、デジタル・ワークプレイス・ソリューションを通じて労働者の生産性向上を支援します。
  • マネージド・サービスでは、レノボはLenovo TruScale製品、ハイブリッド・クラウド・ソリューションおよび独自のIPに基づいた付加的なソフトウェアとサービスへの投資を継続します。
  • 当社はまた、アセット・リカバリー・サービスや最近拡大されたカーボン・オフセット・サービスなどの顧客向けサステナビリティー・ソリューションを拡充します。

インフラストラクチャー・ソリューション・グループ(ISG):市場をはるかに上回るペースで成長し、黒字化

機会:

世界中でICTインフラの最新化が進む中、ISGの機会も拡大し続けています。ICTインフラ市場は2025年までに2500億米ドル規模になると予想されます。それと同時に、エッジ・インフラストラクチャー市場だけでも410億米ドルを超える規模になる見込みです。

第3四半期の業績:

  • ISGは記録的な業績を上げ、2014年にIBM x86を買収して以来、初めて利益を確保するという節目に達しました。売上高は前年同期比19%増の19億米ドルとなりました。売上高が市場を2桁凌ぐ高率成長は、これで4四半期連続です。
  • 同事業は、ほぼすべてのセグメントで市場の成長を上回りました。クラウド・サービス・プロバイダーは、売上高が前年同期比で38%の成長を遂げ、エンタープライズ・SMBの売上高は前年同期比で7%増加しました。

今後の展望:

  • レノボは、すべての顧客セグメント(様々な規模のCSP、エンタープライズ、SMB)をカバーすることを独自の利点として活かし、規模と収益性、およびセキュリティー/信頼性とアジリティー/柔軟性に対する顧客の需要のバランスを取ります。
  • 今後も、エッジ・コンピューティングなど急速な成長と拡大を続けている分野を対象に投資を行います。

インテリジェント・デバイス・グループ(IDG):堅調な売上高増加とさらに力強い収益性で、非PC事業の貢献度が拡大

機会:

スマートデバイス市場は、混合型の勤務形態というニューノーマルの恩恵を引き続き受けており、PC市場は堅調さと安定性を維持し、商用およびプレミアムセグメントにシフトすると予想されます。スマートフォン分野では、市場再編によってレノボにより多くの成長機会がもたらされ、5Gの普及と「エッジ - クラウド - ネットワーク - インテリジェンス」のニューITの開発により、組み込みコンピューティング/IoT、メタバースにより推進されるAR/VR、スマートホームとスマート協業ソリューションなどの新たなスマートデバイスの成長性が高まることになります。

第3四半期の業績:

  • 売上高が前年同期比16%増の176億米ドルとなったほか、すでに高水準にある収益性が前年同期比21%増の14億米ドルとさらに堅調で、素晴らしい業績を達成しました。
  • 高級PCセグメントは、ワークステーションとゲーミングの売上高がそれぞれ前年同期比40%増、27%増となり、高い成長を遂げました。
  • スマートフォンは7四半期連続で高水準の利益を維持し、売上高が前年同期比46%と大幅に増加した結果、最も急速に成長している主要ベンダーとなりました。利益は過去最高だった前四半期の8900万米ドルと並びました。当社は強固な拠点を持つ主な地域で急成長を実現し、中南米の売上高は前年同期比25%、北米の売上高は前年同期比で2倍以上(133%)増加しました。
  • 新たなスマートデバイスの分野では、スマート協業ソリューションの売上高が前年同期比でほぼ倍増しました。

今後の展望:

  • レノボは革新、高級セグメント、コアコンポーネントへの一段の投資を続け、収益性と平均販売価格の向上を目指します。モバイル分野ではポートフォリオをさらに強化し、欧州とアジア太平洋の新規市場への投資を拡大します。また、IoT、メタバース、スマートホーム、スマート協業ソリューションなどの非PC製品への投資も継続し、新たな機会を捉えて非PC事業の多様性をさらに高めます。

業務のハイライトと未来への投資

レノボについて

レノボ(HKSE:992)(ADR: LNVGY )は、フォーチュン・グローバル500社に選ばれている売上高600億米ドルの企業であり、世界の180市場で事業を展開しています。当社は、すべての人によりスマートな技術を提供するという大胆なビジョンに基づき、世界を変える技術を開発しています。その技術は、毎日、何百万人ものお客さまに(デバイスとインフラストラクチャーを通して)力を与え、(ソリューション、サービス、ソフトウエアを通して)能力を提供しています。当社は、すべての人のためにあらゆる場所で、より包摂的で信頼できる持続可能なデジタル社会を共に作り上げています。詳細は、https://www.lenovo.comをご覧ください。また、ストーリーハブで当社の最新のニュースをご覧ください。

 

レノボ・グループ

 

財務概要

2021年12月31日締め第3四半期

(単位:百万米ドル、1株当たりデータを除く)

 

 

 


21/22年度第3四半期


20/21年度第3四半期


前年同期比変化率

売上高

 

20,127

17,245

17%

粗利益

 

3,355

2,786

20%

粗利益率

 

16.7%

16.2%

0.5 pts

営業費用

 

(2,423)

(2,085)

16%

研究開発費

 

(549)

(398)

38%

(営業費用に含まれる)

 

 

 

売上高費用比率

 

12.0%

12.1%

(0.1) pts

営業利益

 

932

701

33%

その他の営業外利益/(費用) - 純額

 

(77)

(110)

(30)%

税引き前利益

 

855

591

45%

税金

 

(173)

(160)

8%

当期間の利益

 

682

431

58%

非支配持分

 

(42)

(36)

16%

株主帰属利益

 

640

395

62%

1株当たり利益(米セント)

 

 

 

 

基本

5.50

3.31

2.19

希薄化後

4.92

3.08

1.84

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