GPRが元ダイムラー・トラックス・ノース・アメリカ社長兼CEOのロジャー・ニールセンを諮問委員会委員に任命

業界ベテランでのニールセンは、特に自律走行トラックのアプリケーションにおいて、GPRの製品開発・製造・販売に洞察的知見をもたらす

米マサチューセッツ州サマービル--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- (ビジネスワイヤ) -- 正確な車両位置特定のためのグラウンド・ポジショニング・レーダー（GPR：Ground Positioning Radar™）を世界で唯一提供しているGPRは本日、ダイムラー・トラックス・ノース・アメリカの元社長兼最高経営責任者（CEO）のロジャー・ニールセンが、当社の諮問委員会に加わったと発表しました。当社がその専有的なグラウンド・ポジショニング・レーダーを自律走行トラックで商業化するための取り組みを行い、その実現に近づく中で、ニールセンは商用車の製品開発、高品質製造、販売における40年近くの経験をGPRにもたらします。

ニールセンは次のように述べています。「私たちはダイムラーで商用トラックを自動化するための活動を主導し、安定した製品を投入する際に足りない部分を直接見てきました。GPRの画期的な技術は、実現可能な商用の自律走行トラック製品を投入するための方法で残っていた最も重大な不足部分を幾つか解決するものです。」

GPRの共同設立者でCEOのタリク・ボラットは、次のように述べています。「商用トラックの自律走行は急速に進んでいますが、その価値提案は常に正確な運用ができるかどうかにかかっています。自律走行トラック会社は天候状況やその他の一般的な障害物に関係なく、24時間365日体制で貨物を運ぶ製品を提供しようとしていますが、当社ではそういった企業との連携が急増しています。ニールセンは世界レベルの経験をGPRのチームにもたらし、大型商用車向けに先進運転支援システム（ADAS）とAVの性能を提供する当社の取り組みの成長を差配してくれることに貢献するでしょう。」

ニールセンは世界有数の商用車メーカーであるダイムラー・トラックスで35年の長きにわたり、キャリアを成功させましたが、このダイムラーを引退した後、GPRの諮問委員会に加わります。ニールセンはダイムラーで働いていた期間、北米の商用車業界で自律走行の導入に取り組んでいる企業のトルク・ロボティクスの買収など、自律走行トラック技術の進歩を導いてきました。ニールセンのリーダーシップの下、ダイムラーのADASは、2019年コンシューマー・エレクトロニクス・ショーで最優秀輸送技術に選ばれました。

GPRは車両の下にある道路の下部構造をマッピングし、マッピングされたエリアを走行する車両は自分の位置を知ることができます。この下部構造は完全に独自性を持っており、長期間にわたって安定しているものです。GPR機能を搭載した車両は、悪天候、明瞭な車線区分線や目印のない場所、駐車場内など、車両を取り巻く条件に左右されることなく、並外れた精度と信頼性で位置を把握することができます。

GPRの取締役や顧問には、元フォード・モーター・カンパニー社長のジョー・ヒンリックス、元ゼネラル・モーターズ最高財務責任者（CFO）のチャールズ・「チャック」・スティーブンス、元コンチネンタル最高技術責任者（CTO）のカート・レーマン、ラプソディ・ベンチャー・パートナーズの設立者でゼネラルパートナーのカーステン・ボアーズを含め、業界の著名な関係者がすでに名を連ねています。

GPRについて

旧称ウェーブセンスのGPRは、そのグラウンド・ポジショニング・レーダー（GPR：Ground Positioning Radar™）を通じて、最も安全で最高性能の運転支援機能と自律機能を開拓しています。GPRは世界で最も正確で信頼性の高い車両位置決定システムとして、道路状況がいかに厳しくなろうと、車両がセンチメートル・レベルの精度で正確な位置を特定できるようにします。標識のない道路や悪天候、都市ビルの谷間などの厳しい条件下でのオンロード、オフロード、さらには地下でも、グラウンド・ポジショニング・レーダーを搭載した車両は、ほかのセンサーでは実現できない体験、すなわちより安定・充実して質の高い運転支援や自律運転の体験を実現できます。GPRは、ライダーやカメラベースのシステムを含む現在のADASセンサーでは不十分な状況で自動車が安全に走行できるように、OEMやティア1サプライヤーと緊密に協力しています。詳細情報については、www.GPR.comをご覧ください。

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