ネクサインとメガフォンがデジタル変革を促進すべく統一課金システムを導入

新しい統一課金システムの導入により、メガフォンはコスト削減と市場投入期間の短縮（最短で1/5）を実現

露サンクトペテルブルク--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- （ビジネスワイヤ） -- ビジネス・サポート・システム（BSS）とモノのインターネット（IoT）のソリューションを提供する有力企業であるネクサイン（ICSホールディング傘下）と、ロシア全土にデジタル化の機会を提供する通信事業者のメガフォンは、メガフォンの子会社8社すべての課金システムを単一のBSSプラットフォームに統合するプロジェクトを完了しました。また両社は、顧客に影響を与えることなく加入者データを新しい環境に移行しました。

メガフォンは従来の通信サービスを超える必要に迫られ、デジタル変革を促進すべく、課金中核システムの変革と統一課金システムの開発に着手しました。このプロジェクトの戦略的目標の中には、総所有コスト（TCO）の20～30%削減、そして新商品投入期間の短縮が含まれていました。

このプロジェクトを進める中で、メガフォンが使用していた7つの課金システムは単一のソリューションで置き換えられました。このプロセスは顧客にとってスムーズなもので、B2Xセグメントを移行する際には個々の組織の仕様や勤務形態が考慮されました。

メガフォンが達成した成果は下記の通りです。

• すべての子会社のプロセスを統一
• 地域ごとのオペレーションサービスから1つの共通オペレーションサービスに転換し、効率向上をもたらす
• この通信事業者の全子会社で商品ラインアップを整合させながら、地域ごとの柔軟な価格決定方針も維持
• 同じサービスKPI（重要業績評価指標）の共同コールセンターを導入し、電話対応のプロセスを標準化
• この通信事業者の通信エリアにおける顧客サービスの質を向上
• さまざまなカテゴリーの商品の市場投入期間（TTM）を1/2～1/5に短縮

メガフォンPJSCのデジタルサービス担当ディレクターであるSergey Nikiforetsは、次のように語っています。「ネクサインとの協業は、効率的で上出来なものであると証明されました。当社は大企業が従来から追求してきた数多くの目標を追求しました。TCOの最適化や新サービスの市場投入期間の短縮に加え、当社は顧客体験の改善と、その結果としてのデジタル変革と事業変革の促進を目指しました。当社は何とか8社の子会社すべてを統一課金プロセスに移行し、単一のオペレーションサービスに切り替えました。それによりサポートコストが最小限に抑えられ、また社外のパートナーをシームレスに統合するエコシステムを創出できました。」

統一課金システムを実際に導入したこととは別に、いくつもの関連プロジェクトが下記のように完了しています。

• 更新の実行プロセスを自動化するためのファストトラック手法を統合。その結果として、更新担当のチームはシステムコアのわずかな変更には2週間以上費やさないことを決定（従来はこのプロセスを約1年にわたり継続）。
• マイクロサービス・ファクトリーの開発。その目標はパートナーエコシステムの構築を加速することです。このツールを使用することで、メガフォンは既に100件以上の新しいビジネスプロジェクトを開始しています。
• 商品カタログの導入。これはメガフォンの商品やサービスの開発や変更をお知らせする単一窓口として機能します。

ネクサインのIgor Gorkov最高経営責任者（CEO）は、次のように語っています。「メガフォンとの共同プロジェクトはまとまりの取れた情報交換の点でも達成された成果の点でも、通信市場では独特のものです。ネクサインのチームはメガフォンのシステムの包括的変革を実行し、それによりメガフォンは事業効率の改善や新しい開発フェーズへの移行ができたのみならず、すべての地域で顧客忠誠心を確保しながら高いレベルのサービスを維持できました。メガフォンは統一課金システムのアップグレードで短期・長期の事業課題に対応できるようになりますが、ネクサインのスケーラブルな専門力はデジタルサービスの開発を目指す通信事業者に恩恵をもたらすはずです。」

ネクサインについて

インテレクチュアル・コンピューター・システムズ・ホールディング（ICSホールディング）傘下でビジネス・サポート・システム（BSS）とモノのインターネット（IoT）のソリューションを提供する有力企業のネクサインは、1992年から価値重視の高性能製品ソリューションを提供しています。サンクトペテルブルク に本社を置くネクサインは、1800人を超える従業員を擁しています。当社は広くロシア、独立国家共同体、中東、アフリカ、ラテンアメリカに事業所および子会社を持っています。

詳細情報については、ウェブサイトをご覧になり、またツイッター、フェイスブック、リンクトインでネクサインの最新ニュースをフォローしてください。

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