-

Effissimo Capital Management: 株式会社東芝の臨時株主総会の結果について

シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- Effissimo Capital Management Pte Ltd(以下、「弊社」)は、本日開催の株式会社東芝(以下、「東芝」)の臨時株主総会において、会社法第316条第2項に定める調査者選任議案(以下、「本議案」)を提案しておりましたが、多くの株主の皆様から支持をいただき、本議案は可決されました。株主にとって最も基本的な権利である議決権行使を守ることにつながる弊社の主張にご賛同いただいたことに深謝申し上げます。

残念ながら、東芝経営陣からは、本議案に賛同いただくことはできませんでしたが、多くの株主は、昨年の第181期定時株主総会が公正に運営されたか否かについて不透明な状況が生じており、監査委員会による調査ではその実態が明らかにされていないことに関して懸念を抱いているからこそ、実態解明に向けて独立した調査者を選任する本議案に賛成票を投じたものと考えられます。
今後、3名の調査者が、東芝の第181期定時株主総会が公正に運営されたか否かについて調査を行うこととなります。調査者は、調査を行うために必要な一切の行為を行う権限を有するものとされており、東芝の役員は、株主総会決議に基づき選任された会社の機関である調査者に対し、法的に調査協力義務を負うこととなります。
東芝経営陣においては、株式会社の最高意思決定機関である株主総会において、独立した調査者により調査を行うべきということが決議されたという事実を尊重し、今後、不透明な状況を解消するための調査に全面的に協力することで、株主との信頼関係の再構築に努めていただきたいと思います。

弊社は、引き続き、東芝の大株主として、コンプライアンス及びコーポレートガバナンスの改善を支援し、東芝の企業価値向上に貢献してまいる所存です。

Contacts

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
ボックスグローバル・ジャパン株式会社
担当:越田稔・杉山理恵・人見綾子
TEL: 080-2208-9698/080-2042-2852/070-3624-3081

Effissimo Capital Management Pte Ltd


Release Versions

Contacts

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
ボックスグローバル・ジャパン株式会社
担当:越田稔・杉山理恵・人見綾子
TEL: 080-2208-9698/080-2042-2852/070-3624-3081

More News From Effissimo Capital Management Pte Ltd

Effissimo Capital Management:株式会社東芝の臨時株主総会第3号議案に対する弊社の考え

シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 本年3月24日開催予定の株式会社東芝(以下、「東芝」)の臨時株主総会において、第3号議案「戦略委員会及び取締役会における戦略の再検討の件」が付議されています。本議案に対する、Effissimo Capital Management Pte Ltd(以下、「弊社」)の考えは以下のとおりです。 弊社は、2022年3月10日付プレスリリースにおいて、現在の東芝の経営は混乱した状態にあり、不可逆的かつ重大な影響を及ぼす意思決定を付託することが困難な経営体制であると考え、第1号議案に賛成できない旨を公表しました。 東芝においては、一日も早くステークホルダーから信頼される盤石な経営体制を構築することが、喫緊の経営課題となっております。弊社は、現在の分散した株主にかわり特定少数の戦略投資家・金融投資家を株主とすることで安定的な経営基盤を得て、ガバナンス体制の再構築を行い、時間的猶予を十分に確保した上で経営戦略を策定し執行していくという選択肢は、信頼される盤石な経営体制構築のための有力な選択肢の一つであり、東芝の中長期的な企...

Effissimo Capital Management: 株式会社東芝の臨時株主総会第1号議案に対する弊社の考え

シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 株式会社東芝(以下、「東芝」)は、本年3月24日開催予定の臨時株主総会において、第1号議案「戦略的再編の検討を進めることに関する株主の皆様のご意見確認の件」を付議しています。本議案に対する、Effissimo Capital Management Pte Ltd(以下、「弊社」)の考えは以下のとおりです。 記 1. 概要の説明 東芝が提案する戦略的再編(以下、「本分割」)は、東芝の企業価値および企業としての将来にとって大きな分岐点となり、また、不可逆的であるため、判断の誤りは取り返しがつかないものとなります。 本分割は、東芝の中長期的な企業価値を本当に高めるのかという点において大きな懸念があり、むしろ、中長期的な企業価値の毀損に繋がる可能性もあるのではないかと考えられます。 現在の東芝の経営体制は、本分割のように不可逆的かつ重大な影響を及ぼす経営戦略を適切に策定し、執行していくという重責を付託するに足る体制ではありません。不可逆的かつ重大な経営戦略については、信頼される経営体制が構築されたうえで、当該経営体制...

Effissimo Capital Management: 一部報道について

シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 2021年11月12日に、一部の報道機関において、私どもの関係者の発言として、株式会社東芝(以下、「東芝」)の分社化の計画に関して私どもが見解を示したかのような報道がされましたが、このように私どもの見解を示したという事実はありません。 同計画、すなわち同日に東芝が発表した東芝グループを3つの独立した会社とする旨の戦略的再編については、私どもはまだ賛否を決定しておりませんが、東芝から開示された情報を分析するとともに、東芝とのエンゲージメントの内容を踏まえ、真摯に検討を進め、来年に予定されている臨時株主総会までに賛否を判断いたします。...
Back to Newsroom