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パトロン・キャピタルがファンドVIで8億4400万ユーロ(10億3800万ドル)を調達

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 不動産担保投資に取り組む汎欧州機関投資家のパトロン・キャピタルは、最新のファンドをクローズしました。この新ファンドのパトロン・キャピタルL.P. VI(ファンドVI)には、約1億2800万ユーロ(1億5700万ドル)の共同投資資本を含む8億4400万ユーロ(10億3800万ドル)が集まりました。

ファンドVIで調達された合計8億4400万ユーロのうち83%が、パトロンの既存の投資家と既存の関係先からのものであり、確約資金の大部分は北米からで、アジア太平洋、欧州、中東がそれに続きます。投資家には年金基金、政府系投資ファンド、基金、財団、資産運用者が含まれ、エバコアが主要募集代理人を務めました。

ファンドVIはパトロンの以前のファンドと同様の戦略を継続し、西欧で直接・間接的に不動産に関係したディストレスト案件や過小評価案件へ投資する機会をオポチュニスティックに追求します。ファンドはさまざまな分野の個別の不動産、ならびに不動産担保の企業投資や信用機会に投資を行います。最近数週間で、ファンドはすでに投資数件を完了しており、他の数件は完了までの最終段階にあり、ファンドの投資能力の約25%が活用されています。

パトロン・キャピタルの創立者でマネジングディレクターのキース・ブレスラウアーは、次のように述べています。

「これは当社の21年の歴史でクローズした7本目のファンドです。今回当社は、機会を特定して価値を最大化する実績を確立し、非常に強力な関係を築き、最終的にどのような経済環境においても魅力的な利益を提供できることを証明しています。これが、既存の投資家と関係先の皆さまが高い割合を占める形で最新のファンドをクローズできたこと、およびCOVID-19パンデミックに起因する極度の不確実性がある中で最後のトランシェの資本を集めることができたことの理由です。」

「パンデミックは、欧州の多様な不動産分野を横断した数々の既存のトレンドを加速させ、基本的には健全でありながら経営管理を誤った資産を魅力的な価格で獲得する機会を生み出しました。当社の経験豊かなチーム、きめ細やかなアプローチ、30億ユーロを超える資金は、当社がこうした機会を最大限に活用できる優位な立場にあること、そして積極的に資本を展開する検討を行っていることを意味します。」

パトロン・キャピタルについて

パトロンは、不動産、主に不動産資産により価値が担保されている事業会社、ディストレスト債務および信用関連事業に投資を行う複数のファンドと関連共同投資において、約43億ユーロの資本を代理しています。

パトロンは1999年の設立以来、16カ国で6500万平方フィート(600万平方メートル)以上に関連する84件の投資とプログラムにわたる170件以上の取引を引き受け、こうした投資の多くをエグジットしました。

投資家には北米、欧州、アジア、中東に所在する多様な政府系投資ファンド、著名な大学、大手機関、民間財団、富裕層が含まれます。ファンドの主要投資アドバイザーはロンドンのパトロン・キャピタル・アドバイザーズで、さらにパトロンはバルセロナやルクセンブルクを含む欧州各地に他のオフィスを構えています。グループは投資チーム40人を含む71人で構成されています。

www.patroncapital.com

原文はbusinesswire.comでご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20210111005227/en/

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